この週末はフェラーリが速く、勝つためには注意深くレースしなければなりませんでした。リアウイングの上部フラップを削らなければならなかったので、DRSがいつものような効果を発揮できなかったと思います。第1コーナーへの進入がうまくいかず、カルロス・サインツ選手(フェラーリ)のミスを待つ状況になりました。彼のタイヤに消耗がみえたとき、ブレーキを遅らせようと仕掛けたら彼がロックアップしたので、第2コーナーの立ち上がりにかけて完ぺきなタイミングで追い抜くことができました。10連勝をマークできるなんて想像もしていませんでしたが、とてもうれしいですし、チームが成し遂げた偉業を誇りに思います。モンツァで1-2フィニッシュできたことは格別です。今のところすばらしいシーズンを過ごせています 

2位を獲得できて本当によかったですし、チームにとってすてきな日になりました。このサーキットはオーバーテイクしにくく、フェラーリはストレートでとても速かったので、ポジションを上げることが難しかったです。タフな戦いでしたが、全力を尽くして懸命に戦ったことが報われたレースになりました。昨日は力を発揮できませんでしたが、パフォーマンス面では好調な週末でした。やっと調子が戻ってきたと感じているので、シーズン終盤はより力強くレースをしたいです。チームがサスペンションとセットアップに大きな変更を施したおかげで、大きく改善することができました。表彰台では、メインストレートいっぱいの観客から祝福され、とてもいい雰囲気でした。フェルスタッペン選手が成し遂げた偉業は本当にすばらしいことです。彼を讃えたいです

今日は物事がうまくかみ合いませんでした。スタートはもう少しうまくできたはずですが、チャンスを逃してしまったので、見直す必要があると思います。ペースは悪くありませんでしたが、僕たちにとって追い風とはなりませんでした。まだやり方を学んでいる最中ですが、スタートは慣れてきたと思います。しかし、レースではポイント獲得も可能であったにもかかわらず、一歩届かず少し悔しい結果になりました。なにが原因だったかが確かではないので、調べる必要があります。僕が経験してきたレースよりも長い距離のレースに臨んでいますが、だんだん慣れていきますし、この週末は先週末よりも準備をして挑めたのでよかったです

フォーメーションラップ中に異常音がマシンから聞こえ、パワーを失ってしまいました。まだはっきりとした原因は分からないため、これから調べていきます。今年初めて起こったことなので、ポジティブな気持ちを忘れずに強くなって戻ってきたいです。ポイント圏内に近い位置からスタートできたはずなので、チームのホームレースとなるイタリアでレースがしたかったです。フリー走行(FP)ではいいペースで走れていたので残念ですが、この週末で得たものもたくさんありました。ここ数戦でのマシンのパフォーマンスは安定していて、苦戦する日があっても、次の日には調子を取り戻すことができています。最大限のパフォーマンスを引き出すことが僕たちの強みの一つなので、今後も心配せずに全力で戦えると思います