Sprint
F1 2023
Round 4

今季初実施のスプリントでセルジオ・ペレスが優勝

az Baku Street Circuit

第4戦アゼルバイジャンGPのスプリントがバクー・ストリート・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのセルジオ・ペレスが優勝、マックス・フェルスタッペンが3位でフィニッシュしました。

今季初実施のスプリントでセルジオ・ペレスが優勝

Scuderia AlphaTauriのニック・デ・フリースは14位、角田裕毅はリタイアに終わりました。


Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
ペースもリズムもよく、正しいタイミングでプッシュすることが優勝のキーとなったレースでした。最初からシャルル(ルクレール/フェラーリ)はペースもグリップもよさそうだったので、リスタート後は彼を追い抜くためによりプッシュしました。早いタイミングで仕掛けることができて、いい流れのレースになり、チームにとっていいレースウイークになっています。4週間の休みを経て、いきなり新しいフォーマットのレースウイークを迎えたのにも関わらず、すばらしい仕事をしてくれたチームを誇りに思います。明日は優勝争いができると信じていますが、バクーでは何が起こるかわからないので、その時の状況に合わせて的確に走りたいと思います。

Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
1周目でダメージを負ってしまい、その後は思ったように走ることができませんでした。ダメージがあったにも関わらず、3位を獲得できたことは十分な結果だと思います。ダメージがどれだけ今日のスプリントに影響があったのか、データを見ないと分かりませんが、マシンにダメージを負うことは決していいことではありません。チェコ(ペレス)のパフォーマンスを見ても分かるとおり、レースに強いマシンが用意できていると思います。明日はトラブルに巻き込まれないことが一番重要で、優勝は十分に狙えると信じています。

Nyck De Vries
Nyck De Vries 21
Scuderia AlphaTauri
皆も同じ状況だったとは思いますが、今日のSQ1はグリップが足りず、タイヤをうまく発動させられなかったので思うようにいきませんでした。路面はまだ出来上がっていなかったので、1周目はウォームアップラップにしたのですが、次の周でプッシュしようとしたところで邪魔されてしまいました。
スプリントについては、ポジティブなこともありました。ペースはよく、前向きなレースができていました。他の中団のマシンたちと比べて、タイヤにそこまで苦労していなかったことは明日の決勝に向けていい兆しだと思います。17周目には4つもポジションを上げられたので、明日もこの調子で走ることができればいい結果につながると信じています。今日、レースのコンディションで走れたので、明日のレース序盤をどう走ればよいかというヒントになりました。今までよりもトップスピードは高く、チームは最善を尽くしてくれています。明日はポイントを獲得できると信じています。

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Scuderia AlphaTauri
SQ2へ進出も可能だったはずですが、残念ながら最後のアタックラップを走ることができませんでした。今日の方が路面温度は高かったのですが、マシンのペースは昨日と変わりませんでした。スプリントシュートアウトの結果には満足していませんが、使用するタイヤが共通で指定されていて、おもしろい予選でした。
スプリントでは、ニック(デ・フリース)を抜こうとしたところ接触してしまいました。フロントウイングにダメージを負い、そのあとペースを取り戻すことができませんでした。そしてアンダーステアがでて壁にぶつかり、そこでレースが終わってしまいました。十分に走ることができず、とても残念です。明日はいいポジションからスタートができるので、多くのポイントを獲得できるように気持ちを切り替えて挑みます。僕たちのマシンはこのサーキットに合っているので、可能性は大いにあると思います。


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