Oracle Red Bull Racingが1列目独占

マシンのバランスに苦労し、リズムをつかみきれない中で、ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。全体的に見れば、とてもいい予選でした。パフォーマンスもよくなっています。明日はチームの2台がフロントローからスタートできますし、チェコ(セルジオ・ペレス)が横にいてくれるととても心強いです。レース中はいろんなことが起こると思いますが、チーム一丸となり全力を尽くします

コンマ1秒差でポールポジションを逃すことになりました。もう少しがんばれたのではないか、ブレーキングひとつの差でポールを獲れたのではないかと思ってしまいます。Q2、Q3は接戦で、少しのミスで5番手だったかもしれません。明日のレースに向けて、予選では抑えた部分がありましたが、そのお陰で明日はいいペースで走れるはずです。このマシンはリアエンドがしっかりしているので、マシンとうまく向き合うことができます。レースでは、アストンマーチン、メルセデス、フェラーリとの混戦になると思います。特にフェラーリはまだ全力を出していないと思うので、不気味な存在です。シャルル(ルクレール)がもう1周走っていたら、ポールポジションを奪われていたかもしれません。明日はタイヤのデグラデーション管理が重要になると思うので、自分たちのレースだけに集中します

Q2に進出できるとは思っていなかっただけに、自分にとってもチームにとってもとてもポジティブな結果になりました。Q2でニュータイヤを履ければもっといい結果だったかもしれませんが、予定どおりのタイヤマネジメントでした。ロングランのテストはしていませんが、今夜はデータを分析し、明日に向けてグリップのある、競争力の高いマシンを用意したいです。今日の自分のパフォーマンスには満足していますが、最終的には明日の決勝でポイント獲得をすることが重要です。先週のテストからも分かるとおり、私たちにとって難しいレースになると思いますが、可能性がある限り全力を尽くします

今日はもっと上位で予選を終えたかったのですが、タイヤが思いどおりになりませんでした。Q1の最終ラップは非常に重要な1周でしたが、残念ながらリアを失ってしまい、タイムを落としました。ショートランよりもロングランのパフォーマンスが好調なので、明日はもっといい結果を狙えるはずです。中団は接戦が予想されますが、確実にポジションを上げていかなければなりません。今夜データを分析して、チャンスを見つけたいです