Race
F1 2023
Round 14

フェルスタッペンが母国オランダGPで今シーズン11勝目

nl Zandvoort

第14戦オランダGP決勝がザントフォールト・サーキットで行われ、HondaがTeam PartnerとしてサポートしているOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが優勝し、今シーズン11勝目を挙げました。チームメートのセルジオ・ペレスは4位となりました。

フェルスタッペンが母国オランダGPで今シーズン11勝目

Scuderia AlphaTauriのダニエル・リカルドの代役として参戦するリアム・ローソンは13位、角田裕毅は15位でフィニッシュしました。


Max Verstappen
Max Verstappen 1
Oracle Red Bull Racing
オランダで勝って、想像もしていなかった9連勝という偉業を成し遂げることができ、とても誇りに思います。レースが始まる前にオランダ国歌を聞いて鳥肌が立ちました。レースは雨が降りあわただしい場面もたくさんあり、落ち着いて正しいタイミングに正しい判断をすることが重要でした。母国でのレースウイークはとてもすばらしい雰囲気に包まれ、ファンのおかげでこの勝利がより特別なものに感じました。土砂降りの雨で観客の皆さんはずぶ濡れだったはずですが、それでも音楽を聴いたり、それに合わせて踊ったりしてすばらしい時間を最後までサーキットで過ごしてくれたようで感謝しています

Sergio Perez
Sergio Perez 11
Oracle Red Bull Racing
残念な結果となってしまいました。最初のピットインはうまくいったのですが、その後突然の雨で急きょピットインしなくてはならず、ピットはインターミディエイトタイヤに替えるための準備が整っていませんでした。ピットレーンに入ったときは完全に水浸しだったので、マシンのトラクションを失って壁に衝突し、少しスライドして制限速度をオーバーしてしまいました。レース中の混乱を踏まえれば、まずまずの結果だったのではないかと思います。チームは広い視野でレース中の判断を下しますが、僕たちドライバーはすべての情報を把握できているわけではありません。そのために戦略があり、チームの合図で動けるのだと思います。よいペースで走れていたので表彰台も可能でしたが、かなえることができずとても残念です

Liam Lawson
Liam Lawson 40
Scuderia AlphaTauri
今日は72周を走りきることが目標でした。グリッドに着いた途端に雨が降り始め、嫌な予感がしました。その後ピットストップをせざるを得なくなりましたが、残念ながらペナルティーを受け、大幅にタイムロスをしてしまいました。後半にインターミディエイトタイヤに替えてからクリーンエアで走れたときは、ペースはそこまで悪くなかったと思います。課題はありますが、このレースでさまざまなコンディションやシナリオを経験して走りきることができ、次につなげることができたので満足しています

Yuki Tsunoda
Yuki Tsunoda 22
Scuderia AlphaTauri
レース序盤は速さもあり、何台かのマシンをかわしながらエキサイティングな展開をみせることができてよかったと思います。スタート前、ユーズドのソフトタイヤで走り続けるという戦略をチームと立て、最後までやりきれると思っていました。グリップは悪くなかったのですが、ニュータイヤは思ったよりもアドバンテージがあったので、結果的に戦略はうまくいきませんでした。雨が降り始めたとき、僕はピットインした方がいいと思い、チームがその意見を尊重してくれたことに感謝しています。終盤のインターミディエイトタイヤでは十分なグリップがなく、タイヤの温度をキープするのに苦戦しました。少し珍しい症状だったので、原因を調べなければなりません。予選では本来の速さをみせることができずに残念でしたが、今日の決勝はそれよりもパフォーマンスを発揮することができたのでよかったです



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