マックス・フェルスタッペンがベルギーGPのスプリントを制す

今日のスプリントは一筋縄ではいかないレースでした。(レースが始まって)すぐにピットインするのはリスクがあったので、もう1周ステイアウトして安全な策を取りました。その後インターミディエイトタイヤに変えると、よいペースで走ることができました。今日の天候は難しく、僕のポジションでは問題ありませんでしたが、後方は苦戦していたと思います。視界の改善は必要ですが、今日のレースコントロールは時間をかけて状況の判断を行っていましたし、賢明だったと思います。ウエットでもドライでも僕たちのマシンは速そうなので、明日のレースがとても楽しみです

リタイアを余儀なくされポイントが獲得できず、とても残念です。コンディションは難しく、ルイス(ハミルトン/メルセデス)がグリップを失くして僕のマシンに接触してしまいました。サイドポットとフロアに大きなダメージを負ってしまい、リタイアせざるを得ませんでした。チャンスもあったし戦略もよかったので、とても残念な結果になりました。レースペースはよかったので、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)を抜くことも可能だったと思います。今日はレースコントロールがうまく運営してくれました。この週末は手応えもよく、今日はポールポジション争いができるペースもありました。今日はポイントを獲得できませんでしたが、明日を楽しみにしています

スプリント予選は昨日と同じようなコンディションでした。昨日の走行後にコーナーをもっと改善できると感じていましたが、実際今日は少しよくなった気がします。このような短いセッションでのスプリント予選は初めてだったので、あとはタイミングの問題だと思います。僕たちが最初にコース上に出たことで、後方のマシンがより改善された路面で走れていたので、そこが少しタイムに響いたかもしれません。全体としては進歩が感じられるので、その点については満足しています。
スプリント序盤はペースをキープできていたのですが、路面が乾いてくるにつれ、残り3周の時点でタイヤが厳しくなり、速度が落ちてしまいました。9番手を走行中、フェラーリ勢とランド(ノリス/マクラーレン)が前方に見えていて、セクター2で離されてしまいましたが、ストレートでがんばって彼らを見失わないようにしました。ペレスがコースオフするのが見えましたが、チェッカーを受けるまでにジョージ・ラッセル(メルセデス)とエステバン・オコン(アルピーヌ)に抜かれてしまい、ポジションを落としてしまいました。レース後はどのマシンもタイヤの摩耗が激しいようでしたが、ほかよりも落ち幅が大きかった理由を調べなければなりません。あとどれだけタイヤがもつのか分からない中走っていたので、チェッカーを受けられて安心しました。ポイントを獲得できてよかったです

今朝のスプリント予選ではミスをしてしまい、うまくまとめることができませんでした。16番手スタートはとても残念でしたが、自分の責任です。前を行くダニエル(リカルド)を優先したほうがよかったし、ポイント獲得のチャンスがあったのでチームの戦略は正しかったと思います。レースはリアのグリップが弱く妙な感じがしたので、今夜チームと調べなくてはなりませんが、なにもないことを願います。セーフティカー先導後のリスタートでは、リアのロックがひどくてコントロールが効かず、危うくほかのマシンに接触するところでした。このコンディションで16番手からのスタートだったので、今日は明日に向けてマシンの状態を整えることに焦点を当てていました。今日はクラッシュもなかったのでよかったです。残念ながらポイントを取り逃がしましたが、明日は11番手からスタートできるので、トップ10でフィニッシュしたいです