マックス・フェルスタッペンが今季15勝目を挙げシーズンを締めくくる

ここでまた勝てたのはすごいことですし、シーズン15勝を達成したことも信じられないくらいです。ワンストップで行ったことが私にとってはよく、いいレースになりました。今日はタイヤマネジメントがすべてでした。チームとして、チェコ(ペレス)をシャルル(ルクレール/フェラーリ)の前に出すために作戦を立てて、できる限りのことをしましたが、うまくいきませんでした。全体として、今年はチームで多くのことを成し遂げました。それを誇りに思いますし、来年に向けた大きなモチベーションにもなります。
私たちは、信じられないようなシーズンを過ごしてきました。ここアブダビと、ファクトリーにいるチームの皆に感謝したいです。このスポーツには献身的な努力が必要ですが、Oracle Red Bull Racingの全員がそれを持っていることは明らかです。これから休みに入るのをとても楽しみにしています。皆さんが冬の間、家族や友人といい時間を過ごせるように願っています。

今日は全力を出し切ったので、満足しています。結局わずかに足りませんでしたが、これがスポーツというもので、勝つこともあれば負けることもあります。ランキング2位にわずか1秒足りなかったのは痛いし、もっとうまくできたかもしれませんが、このスポーツで重要なことはあきらめないこと。今シーズンはコースの内外でそうしてきたので、満足して家に帰ることができます。
今シーズン最も重要だったのは、常に全力を尽くしたこと、そしてそれを最終戦までやり遂げたことです。チームにとってすばらしい1年で、いい形でシーズンを終えられました。2023年をまた力強い1年にするべく、私たちはまた取り組んでいきます。

今日のレースについて、あまり語るべきことはありません。いつもと違うことを試してみましたが、うまくいきませんでした。Scuderia AlphaTauriでの最後のレースでしたが、この結果は残念ながら、今までの成果を反映したものではありません。F1での初レース、初表彰台、初優勝など、これまでチームと共に経験してきたことすべてを思い出します。今ドライバーとしてここにいられるのは彼らのおかげですし、これらの成果を挙げられたことにとても感謝しています。一緒に仕事をしたすべての人に、心からお礼を言いたいです。皆、すばらしい仕事をしてくれました。3度のすばらしい表彰台を経験しました。今こそ、この忘れられない思い出を一緒に祝いたいと思います。

今日はベストを尽くしたので、その点については満足しています。でも残念ながら、終盤でタイヤがだめになってしまい、ペースをキープしてポイント圏内に入ることができませんでした。チームにとっては厳しい1年でしたが、ポジティブな面もあり、特にピエール(ガスリー)からは多くのことを学びました。この2年間、彼と一緒に仕事ができたことをうれしく思いますし、私とチームのために彼がしてくれたことすべてに感謝の気持ちを伝えたいと思います。