サマーブレイク明け最初のセッションとなったFP1は、ウエットからドライへと切り替わる難しいコンディションとなり、序盤はインターミディエイトタイヤでの走行となりました。徐々に路面が乾き、スリックタイヤでの走行が可能となると、フェルスタッペンがトップタイムをマークします。
終盤では各車がソフトタイヤで走行し、最終的にフェルスタッペンはセッションを2番手で終えます。ピエール・ガスリーが好調な走りで3番手に続き、セルジオ・ペレスは5番手に。スパでのF1マシン初走行となった角田裕毅は、スピンを喫する場面があったものの、15番手につけました。
FP2も路面がやや濡れた状態で開始したものの、すぐに路面が乾き、多くのチームがスリックタイヤでの走行が可能になったタイミングでコースイン。ここでもフェルスタッペンが、メルセデス勢の2台を抑えてトップタイムをマークします。
残り時間わずかとなったところで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がセクター1の終わりでクラッシュを喫し、赤旗中断となります。残り10分でセッションが再開され、各車は一斉にコースインしましたが、ターン7の出口でフェルスタッペンがスピン。マシンの右後部にダメージを負い、再び赤旗が掲示されます。残り時間が短かったことから、セッションはそのまま終了となりました。
最後のクラッシュがあったものの、フェルスタッペンはFP2をトップで終了。ガスリーも5番手と好調を維持し、ペレスは10番手、角田は12番手となりました。