さらに、Hondaパワーユニット勢は4台全車がトップ7に入りました。セルジオ・ペレスが3番手、Scuderia AlphaTauri Hondaも好調さを維持してピエール・ガスリー、角田裕毅が6番手と7番手に。明日は5連勝をかけてレースに挑みます。
予選Q1では、フェルスタッペンがトップタイム、ペレスが8番手で通過を決めますが、Scuderia AlphaTauriはガスリーのアタック1回目がトラックリミット違反で取り消しとなるなど、やや苦戦します。ガスリーは2度目のアタックで9番手に入り、角田裕毅も14番手で突破。8位のペレスから角田まではわずか0.134秒差と、非常に僅差の戦いになりました。
Q2も激しい戦いとなりましたが、Red Bull Racingはフェルスタッペン、ペレスともにミディアムタイヤで突破を決めます。Scuderia AlphaTauriは両ドライバーがソフトタイヤで好走を見せ、ガスリーが4番手、角田が8番手でQ3へ進出。Hondaパワーユニット勢は2戦連続の全車トップ10入りを果たしました。
Q3では、1度目のアタックでフェルスタッペンがトップタイムをマーク。2度目はタイム更新に至りませんでしたが、このタイムに及ぶドライバーはおらず、ポールポジションを獲得。ペレスは2度目のアタックでタイムを伸ばし、フェルスタッペンの後方となる3番グリッドとなりました。
Scuderia AlphaTauriも最終アタックで好タイムをマークし、ガスリーが6番手、角田が7番手に入ります。ガスリーのタイムは4・5番手のメルセデス勢へ0.1秒未満の差に迫る好タイム。角田も自己ベストグリッドを更新する走りを見せました。