Race
EWC 2021
Round 3

ボルドール24時間耐久レースでRAC41-CHROMEBURNERがスーパーストッククラスを2位でフィニッシュ、総合4位

fr Paul Ricard Circuit

ポール・リカール・サーキットで開催されたFIM 世界耐久選手権第3戦、ボルドール24時間耐久レース。CBR1000RR-R FIREBLADE SP を駆るHondaのプライベートチーム、RAC41-CHROMEBURNERは15番グリッドでスタートし、見事なパフォーマンスでスーパーストッククラス2位でフィニッシュ、総合では4位につけました。

ボルドール24時間耐久レースでRAC41-CHROMEBURNERがスーパーストッククラスを2位でフィニッシュ、総合4位

序盤の3時間経過後、クリス・リーシュ、グレゴリー・ファストレ、ウェイン・テッセルズがライダーを担うRAC41-CHROMEBURNERはスーパーストッククラスで2位につけ、11時間を経過した時点で首位に浮上しました。

レースの折り返しでファストレがトラブル解消のためピットインすると、数周遅れて5番手に後退しますが、堅調なラップタイムを刻んでチームは後半4分の1で2つポジションを取り戻します。終盤に再び2位につけたチームは着実に周回を重ね、RAC41-CHROMEBURNERは2位表彰台を獲得しました。

一方、前戦で優勝を飾った#5 F.C.C. TSR Honda Franceは、レース中、ハイレベルなチームワークと決断力を見せ、レース中盤に差し掛かる手前で3番手につけますが、12時間を経過した時点でメカニカルトラブルによりリタイアを余儀なくされました。

CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆る耐久のスペシャリスト、ジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、高橋裕紀のチームは好調なスタートを切り、2時間を経過した時点で2番手に浮上しました。

しかし、高橋のスティントで2回の小さなトラブルによってピットストップが長引き、4時間が経過した時点では21番手でレースに戻りました。着実なラップタイムと「ネバーギブアップ」精神が功を奏し、8時間経過した時点で6番手まで追い上げ、ここで5ポイントを獲得しました。

見事な追い上げで中盤までには3番手に浮上しますが、トラブルによってジョシュ・フックがピットインすると、クルーの懸命な努力にも関わらず、以降のレース復帰が叶いませんでした。

今回の結果に関わらず、すばらしいチームワークと89ポイントで総合3位という位置をキープしたチームは、胸を張ってボルドールのレースを終えました。

スーパーストッククラス3番手でスタートした#55 National Motosはレース開始から6時間経過の時点で2回のクラッシュに見舞われ、リタイアとなりました。

FIM 世界耐久選手権は、10月9日にチェコで開催される8 Hours of Mostが最終戦となります。


Chris Leesch
Chris Leesch 41
Chromeburner-RAC 41-Honda
Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPは完璧で、2kmのストレートでファステストという重要な記録を残し、トラブルもゼロ、すばらしいパフォーマンスでレースはとてもいい感触でした。
チーム全員にとって複雑なレースでしたが、レインタイヤでもスリックタイヤでも十分な走りを見せてくれたのはとてもラッキーで、表彰台登壇が叶いました

Wayne Tessels
Wayne Tessels 41
Chromeburner-RAC 41-Honda
チームの懸命な努力の結果、去年から投入した新しいHonda CBR1000RR-R FIREBLADE SPで今日のいい結果に結びつけることができました。チームメートを含むチーム全員の努力のおかげでトップ3入りできたのはすばらしいことで、マシンのスピードは非常によく、このサーキットで大いに競争力を実感しました

Grégory Fastré
Grégory Fastré 41
Chromeburner-RAC 41-Honda
今回のボルドール24時間耐久レースはチーム全員にとって大きな困難が伴いましたが、すべてのセッション、そしてレースでチームが懸命に努力した結果、表彰台を飾ることができてとても嬉しいです。僕はチームメートより耐久レースの経験が多いですが、連帯感のあるチームで結果にとても満足しています

Josh Hook
Josh Hook 1
F.C.C. TSR Honda France
今日のレースはとても大変でした。トラブル後のピットインが長引き、20番手くらいに後退してしまいましたが、チームが一丸となって見事な仕事を成し遂げた結果、一時はトップ3まで追い上げることができました。チームメートとチームに本当に感謝しています。決して諦めなかった結果であることを忘れてはいけません。モスト8時間には、ベストな結果を残すという気持ちで臨みます

Mike Di Meglio
Mike Di Meglio 1
F.C.C. TSR Honda France
タフなレースでしたが、諦めなかった結果、本来の力を発揮して3位まで復活しました。これが耐久レースです。優勝を目指すには、リスクが伴います。最後までともに取り組んでくれたチームのみんな、そしてチームメートに感謝しています。次回はモスト8時間でお会いしましょう

Yuki Takahashi
Yuki Takahashi 5
F.C.C. TSR Honda France
小さなクラッシュが2回というのは非常に残念でした。ポジションを大幅に落としてしまいましたが、チームの懸命な努力の結果、そして雨天でも快適なパフォーマンスが出せたおかげで持ち返すことができました。次回のモスト8時間では全力を尽くします

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