スパ8時間決勝に向けてF.C.C. TSR Honda Franceは2番グリッドを獲得
6月7日(金)から8日(土)にかけて、FIM世界耐久選手権(EWC)の第2戦、スパ8時間耐久レースが全周6.985kmのスパ・フランコルシャンサーキットで行われました。今年はフォーマットが24時間から8時間に変更されました。
晴天に恵まれた金曜日はドライコンディションの下、Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るF.C.C. TSR Honda Franceが、翌日8日(土)の決勝に向けて2番目に速いタイムをマークしました。
本大会、F.C.C. TSR Honda Franceからはジョシュ・フックとアラン・テシェのみが参戦しました。マイク・ディ・メリオは、先週末にノガロで開催されたフランススーパーバイク選手権で負傷したため、参加を見送りました。このような状況にもかかわらず、Hondaの耐久スペシャリストであるフックとテシェは、決勝での表彰台獲得を目指して自信をみせています。両者は水曜日のテストも好調で、十分なラップ数をこなしてHonda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを調整しました。
午前中に行われたフリー走行では、F.C.C. TSR Honda Franceは2分19秒243のタイムで2番手となりました。
予選Q1ではフックが2分19秒176をマークし、首位とはコンマ2秒の僅差。青腕章グループでは2番手になりました。テシェも赤腕章グループで2分19秒482を出し、セッション中2番手タイムをマークしました。
Q1でフックのパフォーマンスがすばらしかったことを鑑み、午後に行われた予選Q2ではチームの決定でテシェのみが参加し、赤腕章グループ内でのベストラップタイム2分19秒379でQ1のタイムを更新しました。
予選の結果と、チームとライダーのすばらしい仕事ぶりが相まって、F.C.C. TSR Honda Franceはラップタイム2分19秒278で決勝に向けて2番グリッドを獲得し、総合ランキングで4ポイント取得しました。
スーパーストックカテゴリーでは、Honda3チームがトップ4を勝ち取りました。
Wójcik Racing Team 777は同カテゴリーで2分22秒548をマークし2番手、続くHonda No Limitsも僅差の2分22秒949をマークしました。現在首位につけているNational Motos Honda FMAは2分23秒000をマークして4番手です。
スパ8時間の決勝レースは現地時間で6月8日(土)の13時にスタートし、21時にフィニッシュとなります。
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