100周年記念レースを迎えるボルドールで、F.C.C. TSR Honda Franceが予選4番手から表彰台を狙う
2022 FIM世界耐久ロードレース選手権の最終戦が9月17日~18日に南フランスのポール・リカール・サーキットにて開催されます。そしてこの大会をもって、ボルドール24時間耐久ロードレースは記念すべき100周年記念レースを迎えます。
F.C.C. TSR Honda Franceは現在トップからわずか23ポイント差でチャンピオンシップ2位につけています。Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るチームは、チャンピオンシップ獲得に向けて自信と確固たる決心のもと戦います。
Hondaライダーの中でも耐久レースのスペシャリストたちであるジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、そしてアラン・テシェは明日の24時間耐久レースに向けて行われた2回の予選セッションの総合4位を獲得しました。
先日開催された鈴鹿8時間耐久ロードレースにてアクシデントに遭ったジーノ・リアの代わりに、この最終戦はアラン・テシェがチームの一員として参戦しています。チームは今日もジーノの回復を祈り、皆でメッセージを届けました。テシェは2017年・18年とF.C.C. TSR Honda Franceがタイトルを獲得したときのチームの一員であり、チームとも近しくバイクのこともよく理解している選手です。
木曜日に行われた最初の予選では、フックが1’52.511でグループ2番手をマーク、続いてディ・メリオが1’52.630で同じく2番手となりました。その後テシェが1’53.159で3番手となると、#5は最初の予選で2位となりました。
その夜に行われたナイトセッションでは、チームは3番手をマークしました。
晴天に恵まれましたが、前日よりも風が強くなった金曜日は2回目の予選セッションが行われ、フックが1’52.155で4番手、ディ・メリオは1’52.953で5番手をマークし、続いてテシェも1’53.428で同じく5番手となりました。
両予選セッションのうち上位2つのベストタイムの合計の結果、CBR 1000RR-R FIREBLADEはスタートグリッド4番手を獲得しました。
NATIONAL MOTOS HONDAは1’55.135でスーパーストッククラスの予選3番手を獲得しました。セバスチャン・スエット、ヴァレンティン・スエット、そしてモーガン・ベルシェの力強いトリオは、すばらしいパフォーマンスを見せているCBR 1000RR-R FIREBLADEで表彰台を狙います。
HondaのプライベーターチームRAC41-CHROMEBURNERは1’55.554でスーパーストッククラスの5番手となりました。昨シーズンも活躍を見せたように、チームは再び表彰台獲得に向けて期待をしています。FIREBLADEのレースペースはとてもよく、暑くても寒くてもどのようなコンディションでもライダーたちは自信を持っています。
この大会では、クリス・リーシュとウェイン・テッセルズに加えて、昨年のボルドールで優勝を飾ったスーパーストック最速のライダーであるジョナサン・ハルドを新しく迎え、#41で参戦しています。
100周年記念大会を迎えるボルドール24時間レースは9月17日(土)午後3時(現地時間)スタート、18日(日)午後3時(現地時間)にフィニッシュします。