Test Day 2
EWC 2026
Round 3

レイが2分4秒773をマーク。Honda HRCは2日目も順調にテストメニューを消化

jp Suzuka Circuit

7月5日(日)に決勝レースが行われる「2026 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第47回大会」(以下、鈴鹿8耐)に向けての事前テストが、三重県・鈴鹿サーキットで5月12日(火)、13日(水)の2日間にわたって開催されました。

レイが2分4秒773をマーク。Honda HRCは2日目も順調にテストメニューを消化

テスト2日目は快晴で気温も上昇しました。走行はA、B組に分けられ、午前に80分、午後に90分のセッションがそれぞれ行われました。

開始早々、Honda HRCのジョナサン・レイが2分4秒台を連続してマーク。2分4秒773がベストタイムになり、このタイムを上回るライダーは現れませんでした。3番手にはF.C.C. TSR Honda Franceが入り、2分4秒969までタイムを向上。7番手には2分6秒048でTEAM SAKURAI HONDA、8番手に2分6秒059でTeam ATJ with NTT docomo Business、2分6秒087を記録したAstemo Pro Honda SI Racingが9番手で、Honda勢は5台がトップ10入りしました。Honda Asia-Dream Racing with Astemoは2分8秒768で33番手となりました。

今回のテストで最後の走行となるセッション6は、午後になりさらに気温が上昇する中で行われました。テストセッションの中で最も走行時間が長いため、各チームはロングランを想定したテストを実施。転倒による赤旗中断が何度かありましたが、Honda HRCがトップタイムとなる2分5秒066を記録してテストを締めくくりました。

8番手には2分6秒314でF.C.C. TSR Honda France、11番手に2分6秒581でTeam ATJ with NTT docomo Business、16番手には2分6秒998でAstemo Pro Honda SI Racingが入りました。SDG Team HARC-PRO. Hondaは、國井勇輝がスーパーバイク世界選手権への代役参戦のため不参加となり、名越哲平が一人で走行。マシンの確認作業を進めながら2分7秒368を記録しました。Honda Asia-Dream Racing with Astemoは2分8秒064で25番手となりました。

2日間を通じて高橋が2分5秒066、レイは 2分4秒773 というベストタイムを記録したHonda HRC。2日間のテストを終え、松原輝明監督は「順調にテストを進めることができたと思います。高橋選手、レイ選手が高いレベルでタイムを上げていき、安定したラップタイムを刻んでくれました。まだセッティングを詰める余地はあるので、本戦までにしっかり煮詰めて、ライダーたちにいい状態のマシンを渡せるようにしたい」と語りました。

世界トップレベルのライダーとチームが集結する今年の鈴鹿8耐へ向けて、各チームともマシンのセットアップやロングラン、ピットでの給油、ライダー交代、タイヤ交換などの作業を確認し、実戦を見据えた準備を着実に進めました。

鈴鹿8耐に向けたテストは本戦のレースウイークにも予定されています。そこにはさらに多くの世界耐久選手権(EWC)レギュラー参戦チームも加わり、本戦に向けた最終調整が行われます。


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Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 30
Honda HRC
レイ選手は何度もスーパーバイク世界選手権でチャンピオンになり、鈴鹿8耐でも活躍しているライダーなので、もちろん以前から知っていました。彼と組んで鈴鹿8耐を走れるとは思っていませんでしたが、今年Hondaとテストライダー契約をしたと聞いた時に、鈴鹿8耐を一緒に戦えるのではないかと思いました。実績のあるライダーなので、打ち解けるまでに時間がかかるのかと構えていた部分もありましたが、初日からとてもフレンドリーで、緊張も解けました。ヨハン・ザルコ選手もそうですが、乗り始めてすぐにタイムを上げてくるので、レベルの高いライダーはマシンやコースに慣れるまでに時間がかからないのだと思います。優秀過ぎて私がプレッシャーを感じています。
今回も順調にテストをこなすことができています。ザルコ選手とは3度目の鈴鹿8耐になりますし、ライダーに関しての不安はありません。今年も勝ちにいきます。

Jonathan Rea
Jonathan Rea 30
Honda HRC
ケガもあって現役を退いていましたが、傷の回復が進み、体調も上向いています。Hondaと契約をした時に鈴鹿8耐参戦という条件があり、それも含めて魅力的だと思っていました。だから、この参戦に特別な決断は必要ありませんでした。
高橋選手は鈴鹿8耐で何度も勝っているライダーですし、私は別チームでしたが、一緒に表彰台に上がったこともあります。
今回は高橋選手がセットアップしたマシンに乗り、テストを進めました。2分4秒台のタイムは、自分でもここまで出せるとは思っていなかったので少し驚きました。順調に進められていると思います。優勝してHondaに貢献したいです。ただ、勝つためには多少の運も必要なので、その運が味方してくれればと思っています。

Alan Techer
Alan Techer 5
F.C.C. TSR Honda France
今回のテストではマシンのセットアップが進んで、いいラップタイムを出すことができました。鈴鹿8耐決勝まで2カ月を切って、6月初めにはスパでのレースもあるので厳しい日程ですが、チームには競争力があり、マシンの仕上がりもよく、レースペースも期待できるのでレースが待ちきれません。また鈴鹿でお会いしましょう。

John McPhee
John McPhee 5
F.C.C. TSR Honda France
2日間のテストはとても実りのあるものでした。マシンの感触はよく、ラップタイム、ロングランともに満足できるものでした。スパのレースが控えていますが、我々には競争力があると思うのでとても楽しみです。初めての鈴鹿8耐を皆さんと楽しみたいと思います。

Teppei Nagoe
Teppei Nagoe 73
SDG Team HARC-PRO. Honda
先週のテストに続いて、2日間テストに参加しました。今年は全日本でST1000クラスを走っていますが、昨年のケガから復帰したばかりなので、体調を確認しながらの走行です。初日は國井選手とテストをこなし、2日目は一人での参加でしたが、初日の問題を解決しながら新しいパーツを試すことができ、いい方向に進んだと思います。あとは3人がそろってマシンの最終的なセットアップを詰めていければ、いいレースができると思います。

Nakarin Atiratphuvapat
Nakarin Atiratphuvapat 88
Honda Asia-Dream Racing with Astemo
1日目と異なるセッティングを試して、ラップタイムはほぼ変わらなかったのですが、最終的には1日目のセッティングの方が自分にはしっくりきました。その方向でマシンをさらに改善して、チームメートをリードしながら走るように努めます。今日のベストラップは2分8秒0で、まずまずの結果だったと思っています。

Khairul Idham Pawi
Khairul Idham Pawi 88
Honda Asia-Dream Racing with Astemo
今日のテストは前向きなもので、ラップタイムを改善することができました。少しずつですが、マシンのフィーリングやチームの雰囲気はよくなっています。それでも、まだまだ改善が必要です。レースウイークで課題を解決できるように挑んでいきます。2日間のテストに関わってくれたチーム全員に感謝しています。

Md. Adenanta Putra
Md. Adenanta Putra 88
Honda Asia-Dream Racing with Astemo
残念ながら午前のセッションで、ほかのライダーと接触してクラッシュしてしまい、手を痛めてしまいました。それでも午後のセッションでは、レースに向けて一周一周が重要なので、再びマシンに乗りました。
ナカリンが前を走ってくれたことで、コースやライン取りへの理解を深めることができました。マシンのフィーリングとラップタイムの両方を改善できたと思います。
レースウイークに向けては、改善の余地がある部分をしっかり整理し、本番に臨みたいと思います。

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