Test Day 2
EWC 2024
Round 3

テスト2日目をTeam HRC with 日本郵便が総合4番手で終える

jp Suzuka Circuit

6月20日(木)、FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会(以下、鈴鹿8耐)に向けての鈴鹿サーキット主催テストセッション2日目が、鈴鹿サーキットで行われました。

テスト2日目をTeam HRC with 日本郵便が総合4番手で終える

全40チームが参加したテストは、前日同様、A、Bのグループに分けられ、それぞれのグループごとに午前に80分間のセッション5、午後に90分間のセッション6を行いました。

セッション5はTeam HRC with 日本郵便(高橋巧、名越哲平、ヨハン・ザルコ)が5番手2分06秒671につけ、7番手にはHonda DREAM RT 桜井ホンダ (伊藤和輝、日浦大治朗)が2分07秒190を記録しました。

9番手にはSDG Team HARC-PRO. Honda(國井勇輝、浦本修充、マリオ・アジ)が2分07秒639。10番手にAstemo Honda Dream SI Racing(野左根航汰、作本輝介、パサウィット・ティティワララック)が2分07秒677でこのセッションを終えました。

セッション6はTeam HRC with 日本郵便が2分06秒385で4番手につけ、Astemo Honda Dream SI Racingが9番手となる2分07秒303にタイムアップしました。

Team HRC with 日本郵便のザルコはロングランを実施し、コースアウトする場面もありましたが、予想以上のタイムでアベレージを刻みました。名越もロングランをこなして、これまでのテストの中でも一番のアベレージタイムを記録しました。高橋はマシンの確認を中心に走行。課題としていた部分の改善に集中しました。

今後はライバルチームのタイムを参考にしながら、本番に向けて準備を重ねることになります。

高橋は2分8秒490、名越が2分6秒385、ザルコは2分6秒671がベストタイムとなりました。

総合は、4番手にTeam HRC with 日本郵便がつけ2分06秒385がチームベストとなりました。9番手に2分07秒190を記録したHonda DREAM RT 桜井ホンダ。10番手にAstemo Honda Dream SI Racingが2分07秒303で続きました。

SDG Team HARC-PRO. Honda は2分07秒639で12番手、15番手にはTOHO Racing(清成龍一、渡辺一樹、榎戸育寛)が、2分07秒774となりました。Team ATJ with docomo business(岩田悟、鈴木光来、岡谷雄太)は、2分07秒936で18番手。Honda Asia-Dream Racing with Astemo(モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ、アンディ・ファリド・イズディハール、ナカリン・アティラプワパ)は2分08秒357で29番手となり、走行を終えました。


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Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 30
Team HRC with Japan Post
テスト2日目は、自分は2~3ラップしかしていません。タイヤの本数制限もあり、今回のテストは、ザルコ選手にコースを覚えてもらい、アベレージを上げて、ペースを掴んでもらうことが目的だったので、それはできたと思います。 今日は想定していた気温よりも低く涼しすぎましたが、 確認したいと思っていたことはできたと思います。 周回数が少なかったですが、マシンについてもポジティブな印象が残りました。レースウイークでしっかりと詰めていきたいと思います

Teppei Nagoe
Teppei Nagoe 30
Team HRC with Japan Post
タイヤの本数制限があり、午前中は走行しませんでしたが、午後はまたロングランをさせてもらい、後半のタイムの落ちが少なく前進できたと思います。テストのたびにロングランをこなし、27周を走るということがたいへんなことではなくなってきています。高橋選手がマシンの確認をしてくれて、いい方向が見つかったと聞き、全体的なレベルアップができていると思います。 的確なアドバイスをもらえて、自分の成長も感じているので、その成果を本番で示せるようにしたいです

Johann Zarco
Johann Zarco 30
Team HRC with Japan Post
この2日間たくさん走ることでコースの勉強ができました。高橋選手がとても速いので、 彼から学び、できるだけ合わせるようにしました。とても楽しいテストができたと思います。MotoGPのレースは40分くらいですが、鈴鹿8耐では1時間も走ります。こんなに長い時間を走ったのは初めてでした。初日は初めてのことばかりで緊張もありましたが、だんだんリラックスして乗れるようになりました。 本番ではもっといい走りができるはずです。ここから、鈴鹿8耐の本番までの間でMotoGPのレースがありますが、できるだけこの感覚を忘れないようにキープして、鈴鹿に戻って来たいと思います

Yuki Kunii
Yuki Kunii 73
SDG Team HARC-PRO. Honda
この2日間、みんなしっかりと乗り込むことができたのがよかったと思います。マシンを煮詰めていく中で、 今日はチームのみんなが、ロングランができるほど「このマシンなら大丈夫」という部分を見つけたので、そこはポジティブに捉えています。午前中フィーリングが悪くなかったところで赤旗が出てしまい、攻めきれなかったのは残念でしたが、 午後のロングランでは、マシンのトラブルこそありましたが27周走行できたのは、自分のフィジカル的にも、気持ち的にもよかったと思います。3人全員のペースは悪くないのでこれをしっかりとレースで出すことができれば、いい結果が出ると思うので期待しています

Naomichi Uramoto
Naomichi Uramoto 73
SDG Team HARC-PRO. Honda
マシンは乗りやすくなり3人ともロングランをこなすことができたので、予定していた項目はクリアできたと思います。まだアベレージでは課題があるのでチームともう少しミーティングをして、レースウイークに向けて煮詰めていければと思っています。最近はスペインでレースをしているので、日本でのレースは鈴鹿8耐だけになっています。ですので、私自身も鈴鹿8耐には特別な思いがあります。気合を入れて頑張りますので、皆さまの応援よろしくお願いします

Mario Aji
Mario Aji 73
SDG Team HARC-PRO. Honda
昨日からセッティングを進めて、コンスタントなタイムを出せるようになりました。今日は午前のセッションでトラブルがあり、レースシミュレーションを終わらせられませんでしたが、マシンは速くなり、全体的にポジティブな内容でした。レースでは全力を尽くしますので、皆さんもレースを楽しみながら、応援をよろしくお願いします

Md Zaqhwan Bin Zaidi
Md Zaqhwan Bin Zaidi 88
Honda Asia-Dream Racing with Astemo
アジアロードレース選手権で右手をケガしてしまい、公開テスト1回目には参加できませんでしたが、チームメートの2人からはマシンのよい印象を聞いていました。レースに向け、たくさんの作業を行い、データを収集し、課題を解決するためのセッティングに時間を費やしました。アンディ選手、ナカリン選手ともに、昨年よりもいいタイムを出せていますし、3人のライダーが同じフィーリングを持つことができました。レースウイークまで1カ月あるので、体調を整えマシンを完ぺきに仕上げ、ライダー全員で昨年よりも速いタイムを刻みながら、トップ5に入れるようにベストを尽くします

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 88
Honda Asia-Dream Racing with Astemo
テスト全体では、マシンのフィーリングはよかったです。昨日はグリップが低く、全員にとって難しいトラックコンディションでしたが、今日は改善していました。今日はロングランを行い、いい印象を持ちました。ライダー全員がレースに向けた最終セッティングで燃費を確認し、ロングランを行ったことで、レースに向けて前進しています。耐久レースは、いいペースを維持し、ミスをしないことが大切です。高い目標ですが、トップ5を目指します

Nakarin Atiratphuvapat
Nakarin Atiratphuvapat 88
Honda Asia-Dream Racing with Astemo
アジアロードレース選手権でも1000ccのマシンに乗っていることもあり、鈴鹿8耐参戦2年目の今年は、 自信を持って乗ることができています。今回のテストではロングランを行うことができました。安定したタイムを出すアンディ選手のセッティングで走り、自分もタイムを改善できました。レースではみんなと協力してトップ5を狙います

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