Team HRC with 日本郵便がテスト1日目を総合4番手で終える
6月19日(水)、FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会(以下、鈴鹿8耐)に向けての鈴鹿サーキット主催テストセッション1回目が、鈴鹿サーキットで行われました。
鈴鹿8耐には、FIM世界耐久選手権(EWC)契約チームをはじめ、昨年の結果でシード権を持つチームや2度のトライアウトで資格を獲得したチーム、主催者推薦チームなど計46チームがエントリーし、今回のテストセッションには40チームが参加しました。
3連覇を狙うTeam HRC with 日本郵便は、高橋巧、名越哲平、ヨハン・ザルコが初めて顔をそろえての走行となりました。また、第4ライダーとして荒川晃大もテストに参加しました。
SDG Team HARC-PRO. Hondaからは國井勇輝、浦本修充、マリオ・アジの3人が参加。Honda Asia-Dream Racing with Astemoからはモハメド・ザクワン・ビン・ザイディ、アンディ・ファリド・イズディハール、ナカリン・アティラプワパが参加しました。
まだ、正式に体制発表をしていないAstemo Honda Dream SI Racingからは、野左根航汰、作本輝介、パサウィット・ティティワララックが参加しました。TOHO Racingも清成龍一、渡辺一樹、榎戸育寛がそろい、Honda DREAM RT 桜井ホンダは、伊藤和輝、日浦大治朗が参加。Team ATJ with docomo businessも岩田悟、 鈴木光来、岡谷雄太の3人がそろいました。
Team HRC with 日本郵便はこれまで、プライベートテストを含めた3回のテストを実施。今回のセッションでは、鈴鹿8耐に初参戦となるザルコを迎え、鈴鹿8耐スペシャリストであり、エースライダーの高橋がザルコをサポート。ともにコースインし、前に出てザルコを引っ張り、時には後ろについてザルコの走りを見て、鈴鹿サーキットでの走行を伝えました。ザルコはすぐにタイムを上げ、MotoGPライダーの資質を発揮することになります。
テストに参加した40チームはA、Bのグループに分けられ、午前に45分間のセッション1、午後に45分間のセッション2と75分間のセッション3、さらに18時40分から70分間のナイトセッションが行われ、各チームは鈴鹿8耐に向けてのテスト走行を繰り返しました。
セッション1のトップはTeam HRC with 日本郵便で、2分6秒867をマーク。Team ATJ with docomo businessは2分8秒231で8番手、9番手にはHonda DREAM RT 桜井ホンダが2分8秒309でこのセッションを終えました。
セッション2ではTeam HRC with 日本郵便が2分8秒472をマークして6番手、Honda DREAM RT 桜井ホンダが2分8秒544で7番手に続きました。9番手には2分8秒633でTeam ATJ with docomo business、10番手には2分8秒809でSDG Team HARC-PRO. Honda Hondaがつけました。
続くセッション3では、Team HRC with 日本郵便が2分7秒304をマークし3番手、6番手に2分7秒661をマークしたHonda DREAM RT 桜井ホンダ、8番手に2分7秒764でSDG Team HARC-PRO. Hondaがつけました。
ナイトセッション(セッション4)は、Astemo Honda Dream SI Racingが2分6秒987で3番手、7番手にSDG Team HARC-PRO. Hondaで2分8秒723。9番手はTeam ATJ with docomo businessで2分8秒852。Team HRC with 日本郵便は2分8秒915で10番手となりました。
本日の走行でTeam HRC with 日本郵便は、高橋が2分6秒867、ザルコが2分7秒304、名越は2分7秒510がベストタイムとなり、チームの1日目の総合結果は4番手となりました。
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