A、B組に分かれ、午前は80分、午後は90分の走行がそれぞれ1回ずつ行われました。心配されていた台風の影響もなく、朝から晴れ、午後には8耐テストらしい酷暑となりました。
B組1回目はトップから僅差の2分7秒499で、2番手にF.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック/ジーノ・リア/マイク・ディ・メリオ)がつけました。4番手にはSDG Honda Racing(名越哲平/浦本修充/榎戸育寛)、5番手にTeam ATJ(岩田悟/高橋裕紀/小山知良)、6番手にHonda Dream RT 桜井ホンダ(濱原颯道/日浦大治朗/國井勇輝)。そして、Murayama.Honda Dream.RT(秋吉耕佑/出口修/今野由寛)が2分8秒台にのせて続きました。
B組3回目。トップはF.C.C. TSR Honda Franceで2分7秒981。2番手にHonda Dream RT 桜井ホンダ。6番手にSDG Honda Racing、7番手にTeam ATJ。Honda Asia-Dream Racing with SHOWA(モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ/ゲリー・サリム/ヘルミ・アズマン)は、11番手となりました。
A組4回目は3番手にTeamHRCが2分6秒949とし、7番手にAstemo Honda Dream SI Racingが2分7秒720でつけました。TOHO Racingは2分8秒634で10番手に終わりました。
急激な気温、路面温度の上昇もあり、何度かの赤旗中断、再開を繰り返しました。Honda Asia-Dream Racing with SHOWAのゲリー・サリムは接触転倒でマシンを大破しましたが、身体へのダメージはなく、スケジュールを消化しました。3人のライダーを抱えるチームは、ライダーの走行時間、テスト項目を考慮しながら2日目を消化。終盤に向けタイムをアップし、本日の走行を終えました。
Team HRCの山野一彦監督は「考えて来た鈴鹿8耐テストメニューをこなすことができ、いいデータを取ることができました。想定していた以上にライバルの結果がよく、そこに向けてアジャストして、どう戦略を考えていくのがよいか組み立てて、レースウイークに入りたいと思います。3人は長島選手中心のマシンに乗り込みロングランをこなしてくれました。3人のコンビネーションがいいので、よいレースができそうです」と、この2日間のテストで大きな手応えを得ることができました。
Tetsuta Nagashima
33
Team HRC 今回のテストでは、それぞれのマシンに合わせて走り込み、レースに向けた燃費など確認しなければならない事項をこなすことができました。ライバルチームも6秒台に入れて来ましたが、あまり気にしていません。自分たちがしっかりと準備をして、レースウイークに挑むことが大事だと思っています。これまでと変わらないトレーニングをして、暑さ対策をしてきます。
今回のテストでは、それぞれのマシンに合わせて走り込み、レースに向けた燃費など確認しなければならない事項をこなすことができました。ライバルチームも6秒台に入れて来ましたが、あまり気にしていません。自分たちがしっかりと準備をして、レースウイークに挑むことが大事だと思っています。これまでと変わらないトレーニングをして、暑さ対策をしてきます。
Takumi Takahashi
33
Team HRC 長島選手とのタイム差を埋めたいと思って走りましたが、思うようには詰められませんでした。それでも、ロングラン中に今日のベストタイムの2分6秒9が出ました。BSBで乗っているマシンとは違うので、それに慣れ、少しずつ理解してきています。走り込んで身体が慣れる感覚を大事にしようと思います。走行台数も多く、気温も高くなり、久しぶりに走る鈴鹿でしたが、いいテストができたと思います。
長島選手とのタイム差を埋めたいと思って走りましたが、思うようには詰められませんでした。それでも、ロングラン中に今日のベストタイムの2分6秒9が出ました。BSBで乗っているマシンとは違うので、それに慣れ、少しずつ理解してきています。走り込んで身体が慣れる感覚を大事にしようと思います。走行台数も多く、気温も高くなり、久しぶりに走る鈴鹿でしたが、いいテストができたと思います。
Iker Lecuona
33
Team HRC 2日間のテストをしっかりと走り込むことができました。鈴鹿8耐に合わせてライディングスタイルを合わせ、燃費の改善に努めながら、しっかりとフルラップし、ロングランをすることができました。マシンはSBKで乗っているものとタンクの容量などが変わるくらいでほとんど変わりません。燃費を考えているのでパワーは落ちますが、乗り換えへの違和感はなく乗れています。SBKでもしっかり走り、万全の状態で鈴鹿に来ます。
2日間のテストをしっかりと走り込むことができました。鈴鹿8耐に合わせてライディングスタイルを合わせ、燃費の改善に努めながら、しっかりとフルラップし、ロングランをすることができました。マシンはSBKで乗っているものとタンクの容量などが変わるくらいでほとんど変わりません。燃費を考えているのでパワーは落ちますが、乗り換えへの違和感はなく乗れています。SBKでもしっかり走り、万全の状態で鈴鹿に来ます。
Josh Hook
1
F.C.C. TSR Honda France テストについては、初日はもっといけると思っていたのですが、マシンがまだまだセットアップ途中の段階で、これから詰めていかなければ、と感じていました。しかし、その後セッションが進み改善していくに連れてペースも上がり、仕上がりの手応えを感じてきたところです。その結果、2日間をかけてマシンのセットアップは相当進みましたし、まだまだ(タイヤに厳しい)暑い鈴鹿8耐に向けて、できるところまで詰めていきたいと思っています。
テストについては、初日はもっといけると思っていたのですが、マシンがまだまだセットアップ途中の段階で、これから詰めていかなければ、と感じていました。しかし、その後セッションが進み改善していくに連れてペースも上がり、仕上がりの手応えを感じてきたところです。その結果、2日間をかけてマシンのセットアップは相当進みましたし、まだまだ(タイヤに厳しい)暑い鈴鹿8耐に向けて、できるところまで詰めていきたいと思っています。
Gino Rea
5
F.C.C. TSR Honda France テストの初日で初めてHonda+ブリヂストンのパッケージで鈴鹿を走ったわけですが、自分の中で思っていたほどのタイムまで上げることができなかったので、少し残念でした。2日目に入ってマシンのセットアップもかなり進んでタイムも上がってきました。ウイークにもテストがあるし、まだまだ進化させていきたいですね。
テストの初日で初めてHonda+ブリヂストンのパッケージで鈴鹿を走ったわけですが、自分の中で思っていたほどのタイムまで上げることができなかったので、少し残念でした。2日目に入ってマシンのセットアップもかなり進んでタイムも上がってきました。ウイークにもテストがあるし、まだまだ進化させていきたいですね。
Mike Di Meglio
1
F.C.C. TSR Honda France 今回のテストは2日目に入ってとてもよくなってきています。7月5日の最初のセッションでは、もっとプッシュしていけるだろうと思っていたのですが、そうではなくて正直少し戸惑うところもありました。しかし、その後さまざまな改善をし続けた結果、走るたびにマシンもよくなっています。ここからさらにトップとの差を詰められるように、しっかり詰めていきたいと思います。
今回のテストは2日目に入ってとてもよくなってきています。7月5日の最初のセッションでは、もっとプッシュしていけるだろうと思っていたのですが、そうではなくて正直少し戸惑うところもありました。しかし、その後さまざまな改善をし続けた結果、走るたびにマシンもよくなっています。ここからさらにトップとの差を詰められるように、しっかり詰めていきたいと思います。
Teppei Nagoe
73
SDG Honda Racing SDG Honda Racingは今回のテストから正規のメンバーが発表されてからの最初の3人でのテストになります。今回から8耐に向けて燃費を視野に入れながらタイムを見るのが目的だったので、その点はテストの2日間を通じてよかったと思います。マシンのセットアップも3人の方向性が同じなので、さらにベースのタイムを上げていくことが重要ですね。
SDG Honda Racingは今回のテストから正規のメンバーが発表されてからの最初の3人でのテストになります。今回から8耐に向けて燃費を視野に入れながらタイムを見るのが目的だったので、その点はテストの2日間を通じてよかったと思います。マシンのセットアップも3人の方向性が同じなので、さらにベースのタイムを上げていくことが重要ですね。
Naomichi Uramoto
73
SDG Honda Racing 考えていたよりもタイムが上がらなかったな、という感想です。耐久に向けてのアジャストがまだまだで、やることがあるなと思っています。レースウイークにもテストがあるので、そこを使って前進したいと思います。3人のペースが変わらずに走れているので、いい成績を残せる手応えを感じることができました。
考えていたよりもタイムが上がらなかったな、という感想です。耐久に向けてのアジャストがまだまだで、やることがあるなと思っています。レースウイークにもテストがあるので、そこを使って前進したいと思います。3人のペースが変わらずに走れているので、いい成績を残せる手応えを感じることができました。
Ikuhiro Enokido
73
SDG Honda Racing 今回初めての8耐参戦になります、8耐のマシンは普段乗っているJSB1000のマシンより、さらに高いレベルを目指しているマシンなので、短時間に乗りこなすのは難しいのですが、今回のテストでかなり走り込めたことで、かなりギャップを埋めることができたと思っています。
今回初めての8耐参戦になります、8耐のマシンは普段乗っているJSB1000のマシンより、さらに高いレベルを目指しているマシンなので、短時間に乗りこなすのは難しいのですが、今回のテストでかなり走り込めたことで、かなりギャップを埋めることができたと思っています。
Md Zaqhwan Bin Zaidi
88
Honda Asia-Dream Racing with SHOWA 前回のテストに参加できなかったこともあり、また、新型のCBR1000RR-Rを速く走らせるためには、この2日間でいろいろと学ばなければなりませんでした。今回のテストでマシンのフィーリングはかなりよくなってきていますが、さらに競争力を高めるためには、もっとマシンを仕上げて行く必要があります。
前回のテストに参加できなかったこともあり、また、新型のCBR1000RR-Rを速く走らせるためには、この2日間でいろいろと学ばなければなりませんでした。今回のテストでマシンのフィーリングはかなりよくなってきていますが、さらに競争力を高めるためには、もっとマシンを仕上げて行く必要があります。
Gerry Salim
88
Honda Asia-Dream Racing with SHOWA 今回は初めての8耐です。昨日は走っていて非常にいいフィーリングだったので、今日も積極的にプッシュしようとしましたが、残念ながら3周目にクラッシュしてしまいました。幸いケガなどはありませんでしたが、本番に向けた課題が明確になったので、前向きに捉えたいと思っています。
今回は初めての8耐です。昨日は走っていて非常にいいフィーリングだったので、今日も積極的にプッシュしようとしましたが、残念ながら3周目にクラッシュしてしまいました。幸いケガなどはありませんでしたが、本番に向けた課題が明確になったので、前向きに捉えたいと思っています。
Helmi Azman
88
Honda Asia-Dream Racing with SHOWA これまでアジアロードレース選手権(ARRC)のAP250で鈴鹿を走ったことはありますが、1000ccのマシンで走るのは初めてになります。今シーズンは600ccでARRCに参戦していますが、1000と600では全くマシンが違いますので、それにアジャストする努力が必要になります。
これまでアジアロードレース選手権(ARRC)のAP250で鈴鹿を走ったことはありますが、1000ccのマシンで走るのは初めてになります。今シーズンは600ccでARRCに参戦していますが、1000と600では全くマシンが違いますので、それにアジャストする努力が必要になります。