TATI TEAM BERINGER RACINGとNational Motos Honda FMAがダブル表彰台を獲得
6月8日(土)、FIM世界耐久選手権(EWC)の第2戦、スパ8時間耐久レースの決勝がスパ・フランコルシャンで行われました。Hondaチームは、この決勝で2チームの表彰台獲得と4チームのトップ8入りを果たし、ベルギーを後にします。
Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るTATI TEAM BERINGER RACINGはスパ8時間で3位に入賞し、初の表彰台を獲得しました。
予選の結果8番グリッドからのスタートとなったTATI TEAM BERINGER RACINGは、レース中盤にミスのない高速スティントと安定したラップタイムで3番手に浮上し、そのポジションをキープしてチェッカーフラッグを受けました。この結果により、TATI TEAM BERINGER RACINGは現在総合ランキング3位につけ、54ポイントを保有しています。
Honda VILTAÏS Racingは順位を取り戻して4位でフィニッシュしました。
フロリアン・アルト(Honda VILTAÏS Racing)が5番グリッドからスタートし、強豪たちの後をしっかりとつけたチームは、速いラップとピットストップで後続ライバルとの差を広げました。
その後、長引いたピットストップによって18番手からのレース復帰となるシーンがあったものの、そこから順位を上げてレース中盤にはトップ10まで持ち直しました。そして、堅実に巻き返した結果、チームは4位で入賞を果たしました。
先週のケガによりマイク・ディ・メリオが不参加となったF.C.C. TSR Honda Franceでしたが、堂々たるカムバックを果たしました。
2番グリッドを獲得していたアラン・テシェ(F.C.C. TSR Honda France)はあまりいいスタートを切れませんでしたが、高速なペースが功を奏して、11周目には2番手まで持ち直しました。2番手をキープしていたチームメートのジョシュ・フックは、スティントでミスがありクラッシュ。ピットストップせずに持ち直しましたが、6番手までポジションを落としました。
その後は安定したペースでスティントをこなしましたが、チームがピットインを決定し、約7分費やすことになりました。25番手でレースに復帰すると、テシェが再びハイペースで追い上げを図る展開となりました。チームは優れた決断力とあきらめない精神をみせつけ、両選手の並外れたパフォーマンスとすばらしいチームワークにより、F.C.C. TSR Honda Franceは5位でフィニッシュしました。
チームは7月19日(金)から21日(日)にかけて開催される、第3戦の鈴鹿8時間耐久ロードレースに臨みます。
スーパーストックカテゴリーでは、Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆り、安定したパフォーマンスを発揮したNational Motos Honda FMAが見事な2位表彰台を獲得しました。
4番手からスタートしたセバスチャン・スーシェ(National Motos Honda FMA)は、レース中盤ですでに2番手に浮上していました。表彰台の獲得と多くのポイント獲得、そしてリードの維持を一番の目標としていたチームは、ハードにプッシュしない堅実な方針で臨みました。
ライダー全員の目覚ましいチームワークとマシンの完ぺきな信頼性が相まって、チームはスーパーストックカテゴリーで2位を獲得し、総合ランキングでの差を広げました。
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