Race
EWC 2024
Round 2

TATI TEAM BERINGER RACINGとNational Motos Honda FMAがダブル表彰台を獲得

be Circuit de Spa-Francorchamps

6月8日(土)、FIM世界耐久選手権(EWC)の第2戦、スパ8時間耐久レースの決勝がスパ・フランコルシャンで行われました。Hondaチームは、この決勝で2チームの表彰台獲得と4チームのトップ8入りを果たし、ベルギーを後にします。

TATI TEAM BERINGER RACINGとNational Motos Honda FMAがダブル表彰台を獲得

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るTATI TEAM BERINGER RACINGはスパ8時間で3位に入賞し、初の表彰台を獲得しました。

予選の結果8番グリッドからのスタートとなったTATI TEAM BERINGER RACINGは、レース中盤にミスのない高速スティントと安定したラップタイムで3番手に浮上し、そのポジションをキープしてチェッカーフラッグを受けました。この結果により、TATI TEAM BERINGER RACINGは現在総合ランキング3位につけ、54ポイントを保有しています。

Honda VILTAÏS Racingは順位を取り戻して4位でフィニッシュしました。

フロリアン・アルト(Honda VILTAÏS Racing)が5番グリッドからスタートし、強豪たちの後をしっかりとつけたチームは、速いラップとピットストップで後続ライバルとの差を広げました。

その後、長引いたピットストップによって18番手からのレース復帰となるシーンがあったものの、そこから順位を上げてレース中盤にはトップ10まで持ち直しました。そして、堅実に巻き返した結果、チームは4位で入賞を果たしました。

先週のケガによりマイク・ディ・メリオが不参加となったF.C.C. TSR Honda Franceでしたが、堂々たるカムバックを果たしました。

2番グリッドを獲得していたアラン・テシェ(F.C.C. TSR Honda France)はあまりいいスタートを切れませんでしたが、高速なペースが功を奏して、11周目には2番手まで持ち直しました。2番手をキープしていたチームメートのジョシュ・フックは、スティントでミスがありクラッシュ。ピットストップせずに持ち直しましたが、6番手までポジションを落としました。

その後は安定したペースでスティントをこなしましたが、チームがピットインを決定し、約7分費やすことになりました。25番手でレースに復帰すると、テシェが再びハイペースで追い上げを図る展開となりました。チームは優れた決断力とあきらめない精神をみせつけ、両選手の並外れたパフォーマンスとすばらしいチームワークにより、F.C.C. TSR Honda Franceは5位でフィニッシュしました。

チームは7月19日(金)から21日(日)にかけて開催される、第3戦の鈴鹿8時間耐久ロードレースに臨みます。

スーパーストックカテゴリーでは、Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆り、安定したパフォーマンスを発揮したNational Motos Honda FMAが見事な2位表彰台を獲得しました。

4番手からスタートしたセバスチャン・スーシェ(National Motos Honda FMA)は、レース中盤ですでに2番手に浮上していました。表彰台の獲得と多くのポイント獲得、そしてリードの維持を一番の目標としていたチームは、ハードにプッシュしない堅実な方針で臨みました。

ライダー全員の目覚ましいチームワークとマシンの完ぺきな信頼性が相まって、チームはスーパーストックカテゴリーで2位を獲得し、総合ランキングでの差を広げました。


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Josh Hook
Josh Hook 5
F.C.C. TSR Honda France
到着した時点でとても体調が悪く、100%ではなかったので、とてもフラストレーションのたまる週末でしたが、チームのマシン調整がすばらしく、とても競争力がありました。今日の自分自身のパフォーマンスにはがっかりですが、テシェ選手のすばらしいライディングと仕事ぶりをたたえたいです。ここぞというタイミングでペースを上げてくれました。残念ながら私のミスが響いてしまったものの、そうでなければもっといい結果だったと思います。体調を戻して、鈴鹿に臨みます

Alan Techer
Alan Techer 5
F.C.C. TSR Honda France
クラッシュがあったにもかかわらず、私たちはいい仕事をしました。優勝を狙えるペースもありましたし、チーム、マシン、そしてタイヤのポテンシャルをみせることができました。すばらしいマシンを提供してくれたチームのみんなに感謝したいです。ライディングを本当に楽しむことができました。獲得したポイントは期待通りとはいきませんでしたが、2週間後に控えている鈴鹿が楽しみです 


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