Team HRC、日本で開催される初のE-Xplorerでデビュー
二輪モータースポーツでの持続可能な社会の実現に向けた先進的なシリーズ、FIM E-Xplorer World Cupの2024年シーズンが2月17日(土)に開幕します。
今シーズンは日本で開幕し、その後ノルウェー、フランス、スイス、インドでレースが開催。世界中から選りすぐりのライダーとチームが電動オフロードバイクレース用に設計されたコースで競います。
今シーズン特に注目されているのがTeam HRCで、スペインのトーシャ・シャレイナとイタリアのフランチェスカ・ノチェラのフレッシュなコンビが、電動オフロードバイクレースの世界にデビュー。2人が駆るのは、電動バイクの可能性を広げるためにHRCが設計した新しいマシン、CR ELECTRIC PROTOです。
開幕を前に、Team HRCは電動オフロードバイクのレースに適応し、細部のチューニングをするため、積極的にテストを重ねてきました。また、シャレイナとノチェラも、CR ELECTRIC PROTOのフィーリングに慣れ、国際大会に臨むために、日々スキルを磨いてきました。
金曜日には、初開催となるコースに慣れるためのフリー走行が大阪の万博記念公園で行われます。1970年の世界万博のために整備されたこの260haの広大な公園は現在、自然に囲まれた美しい庭園がある文化公園となっていて、万博の名残りである太陽の塔や日本庭園、日本民芸館などがあります。
大会は8分+1周による3レース制で、まず男性、次に女性が走行し、両者が3レース走り終えるまで繰り返します。スタートでは、フロントローに7人のライダーが横並びし、セカンドローには8人目以降のライダーが続きます。戦略が重要となる、おもしろいレースフォーマットです。
個々の才能、最先端の技術、電動レースのスリルが融合したFIM E-Xplorer World Cupは、従来のレースファンだけでなく、最新の電動モビリティに関心を持つ人々にとっても、得難い体験になるでしょう。Team HRCの挑戦と先進的なシリーズの今後の展開に注目です。
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