11位という結果は喜ぶ結果ではないかもしれませんが、レースウイーク中に見せた改善はとてもすばらしいものではなかったでしょうか。レースではフェアなバトルができ、もう少しで前のライダーに追いつくことができたと思います。クラッシュのことばかりが取り上げられますが、クラッシュはたったの1%の出来事で、残りの99%はポジティブなレースになりました。このレースウイークではマシンのセットアップに少し問題がありましたが、チームの働きのおかげで乗りやすくなり、スピードも出せるようになりました。がんばってくれたチームの皆を思うと、この結果は悔しくてなりません。レースで見せることができた進歩は、僕たちが適切に対応できるという証拠になりました。学ぶことも多かった中、最後はクラッシュで終えてしまったことは残念ですが、CBR1000RR-R FIREBLADE SPで初めてのレースとなったこのサーキットにまた戻ってくる時が楽しみです

とてもタフなレースウイークになりました。土曜日の練習走行から今日の最後のレースまで、まるで全速力で走り続けていたような疲労感です。しかしこの週末は少しずつでもパフォーマンス面でステップアップを見せることができたと思います。結果に満足をしているわけではありませんが、3レースともに完走することができたことはよかったです。フィジカル面ではまだ課題が残りますが、次戦のブランズ・ハッチでのレースを楽しみにしています

今日は昨日に引き続き困難なレースになりました。レース2ではトラブルが発生してしまい、途中でリタイアをせざるを得ませんでした。レースの序盤は少しずつ調子がよくなってきていたのですが、後半は肩が耐えることができず、ペースを最後まで保って走ることができませんでした。引き続きトレーニングをして次のレースまでに準備を整えたいと思います

レースはもちろん優勝、少なからず表彰台で終えたいのは当たり前です。しかし今週末はできる限りのことをして、両レースでポイントを獲得する目標を果たすことができました。セッションごとにタイムアップすることができ、CBR1000RR-R FIREBLADE SPの理解も深めることができました。このレースウイーク前まではポイントがなかったのにもかかわらず、ポイントランキング7位で終えることができ、安心して家に戻りリラックスできます。病気とヒザのケガからまだ完全に回復したわけではなく、100%の力で戦えているわけではありません。長いシーズンは始まったばかりで、まだまだできることはたくさんあるはずです。引き続きチームとともに長い今シーズンを戦っていきます