Race 1
BSB 2022
Round 4

スコットランド・ノックヒルのレース1でグレン・アーウインが7位入賞

gb Knockhill

総距離1.27マイルのノックヒル・サーキットで開催された、英国スーパーバイク選手権第4戦の第1レース。強風と寒さの中、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るHonda Racing UKのグレン・アーウインが7位入賞を果たしました。

スコットランド・ノックヒルのレース1でグレン・アーウインが7位入賞

昨日のフリープラクティスで2番手タイムを記録したアーウインは、本日開催されたQ2セッションへの出場権を得て、午後に行われた22周のeBay スプリントレースで7位を獲得しました。レースを通して中間集団をキープしていましたが、途中、トミー・ブライドウェル(ドゥカティ)とストーム・ステイシー(カワサキ)が7位争いに加わりました。18周目でブライドウェルが仕掛け、アーウインは8番手に後退しますが、最終ラップで抜き返し、ブライドウェルと0.121秒差の7位でフィニッシュしました。

これまでのレースでの苦戦を強いられ、昨日のFP2ではクラッシュを喫したトム・ニーブですが、今日は自信を取り戻して充実したレースとなりました。予選では21位だったニーブですが、堅調なスタートから素早く機運をつかみ、後半には追い上げを見せ、18周目でダニー・ケント(スズキ)、ルーク・モッシー(TAG Racing Honda)、続けてチームメートの水野涼を抜き、惜しくもポイントは逃したものの17位でフィニッシュ。水野は18位でフィニッシュしました。

25番グリッドから徐々に追い上げを見せた高橋巧はトップ20位入りを逃し、21位でチェッカーフラッグを受けました。

日曜日、Honda Racing UKチームはさらに長い30周で行われるレース2とレース3に臨みます。


Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
7位というのはここノックヒルではベストフィニッシュですし、振り返ればとてもいい週末でした。予選では少し調子が悪く、セッションのはじめはそのことを少し引きずっていました。徐々に調子が戻り、フロントローを狙えるペースはつかんでいたのですが、同時に2つは叶いませんでした。他でもない、僕自身の責任です。
前向きな気持ちに切り替えてレースに臨み、とてもいい感触でしたが、エッジグリップが少し足りませんでした。エッジグリップはそのままドライブグリップにも影響して、一度ホイールスピンが始まると止まらなくなります。長期的には改善しなければならない課題だと分かっていますが、私たちならできると確信しています。どのレースでも表彰台を狙うものですが、それはとてもタフなことです。ただ、前進し続けていれば、またチャンスは戻ってくると信じています

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
週末を通じて継続的に改善を図れて、レース1ではグリッドのポジションから5つ順位を上げることができました。明日に向けていくつかの調整は済んでいるので、明日の2レースではポイント獲得を狙ってがんばります

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
FP1とFP2ではマシンのチェックに集中し、ノックヒルでの走り方を体で覚えました。今日のFP3では少し調子がよかったのですが、今朝の予選では同じ感触が得られず、いいラップタイムを出せませんでした。レース1ではこの週末でベストなリズムをつかんでいたのですが、スタートがうまくいきませんでした。マシンの感触はよくなっているので、両レースでポジションを上げたいです

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
前回の2レースでは苦戦し、オウルトンパークでのクラッシュ以降あまり調子がよくなかったので、自分自身に大きなプレッシャーをかけすぎました。タイムを取り戻そうとしたのですが、いいアプローチではなく、クラッシュしてかえって自信を失いました。気持ちを切り替えなければなりませんでした。昨日はクラッシュでさんざんでしたが、FP3からは初心に返り、17位という数字はすばらしい結果とはいえませんが、僕自身はレースを楽しめましたし、前進できたので、自信を取り戻すことができそうです。もうすでに、明日のレースが待ちきれません



投稿日