BSB Race 1
BSB 2021
Round 7

Honda Racing UKが2カテゴリーでポールポジションを獲得

gb Snetterton 300

英国スーパーバイク選手権(BSB)第7戦がスネッタートンで開幕し、Honda CBR1000RR-R Fireblade SPを駆るHonda Racing UKのグレン・アーウィンとトム・ニーブが、スーパーバイク選手権とスーパーストック選手権の両カテゴリーでポールポジションを獲得しました。

Honda Racing UKが2カテゴリーでポールポジションを獲得

スーパーバイク選手権では、グレン・アーウィンが1分46秒354のラップタイムでポールポジションを獲得。午後に開催された12周のレース1では、好調なスタートを切って5周目まで首位を維持したものの、残念ながら転倒によりリタイアとなりました。幸いケガはなかったため、明日の2レースには出場する予定です。

チームメートの高橋巧はQ1を4番手で通過し、Q2では15番手に。レース序盤で順位を落としたものの、そこから挽回し、今シーズン自己ベストとなる14位でフィニッシュしました。同じくチームメートの水野涼は、21番手スタートから追い上げ、16位でチェッカーフラッグを受けています。

スーパーストック選手権では、金曜日に行われたフリー走行で首位に立ったトム・ニーブが、ラップタイム1分49秒078でポールポジションを獲得。非公式ながらノーフォーク・サーキットでのラップレコードを塗り替える鮮烈な走りを見せました。

明日は、スーパーバイク選手権とスーパーストック選手権ともに2レースが行われ、チームはさらなる上位進出を目指します。


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Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
今日はポールポジションを獲得できてよかったです。最近はマシンのフィーリングがよくなってきていて、新品タイヤで出ていくときには、周りのマシンを上回ることはできなくても同じくらいの速さは出せる自信がありました。後半戦で向上していかなくてはならないことは分かっていたので、今日はハードタイヤで異なる試みをしてみたところ、感触がよくなってペースをコントロールしている感覚がありました。レースでは、5周目にブレーキを少し深くかけすぎるという子供のようなミスをしてしまいました。明日まだ2レースが残っているのを楽しみにしていますし、12番グリッドからになりますが、これまでも下位グリッドからHondaのマシンでいいライディングができているので、たくさん順位を上げて集団の上位でフィニッシュできればと思っています 

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
レースに向けて改善を図るべくセットアップに変更を加えましたが、正しい方向性にいきませんでした。スタートが悪く、前の集団を追いかける厳しいレースになりました。明朝のウォームアップを使って、残り2レースはもっと上位でフィニッシュできるようにトライしていきます 

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
FP3まではいいリズムを見つけるのが難しかったのですが、予選では少しつかむことができました。レースでもリズムに乗ってスタート後からペースを上げていこうとしましたが、100%でプッシュできませんでした。今夜変更を加えて、明日はスタートから激しくプッシュしていきます 

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
セッションの前に、ハーヴ(チームマネージャーのハヴィアー・ベルトラン)がガレージへ来て、グレンがポールポジションを獲得した教えてくれたので、プレッシャーはありませんでしたが、Hondaにとっては両カテゴリーでポールを取りにいかなければと思い、それが達成できました。グレンが先に結果を出したことで、僕の大きなモチベーションになりました。連続でポールポジションを獲得して調子はいいので、これを続けていきたいと思います。このコースは大好きですし、昨年勝利を挙げています。僕らはFirebladeを上手く機能させられていて、スーパーストッククラスのラップレコードを記録するなど過去最速です。明日のレースに向けてもしっかりと準備ができています!


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