金曜日の夕方に行われた公式テストで、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るグレン・アーウインは最速1分26秒130というコースレコードをマークしましたが、土曜日に行われたフリープラクティスでは15番手に後退しました。
午後にスプリントレースを控え、新たな1日となった日曜日の4セッションのうち、ファイナルプラクティスでアーウインは1分25秒992という見事なタイムで再びトップとなり、土曜日のスーパーピックス12を9位でフィニッシュした高橋巧とともに、スーパーポールの出場権を獲得しました。
スーパーポールはアーウインが10位、高橋が12位でフィニッシュし、Hondaペアは14周のスプリントレースの4番グリッドに並びました。予選で1分26秒の壁を突破したBSBルーキーのトム・ニーブは18位、水野涼は23位でフィニッシュしました。
14周のスプリントレースは2周目の「マウンテン」で高橋巧が巻き込まれるクラッシュがあり、レッドフラッグとなりました。ダメージを受けた高橋のマシンを修理中にレースは12周で再開され、高橋はリタイアを余儀なくされました。鈴鹿8耐で表彰台を飾ったばかりで、週末を通して調子を上げていた髙橋にとっては大打撃となり、明日のレース2は最後尾からのスタートとなります。
再開されたレースではアーウインが9位でフィニッシュし、ザ・ショーダウンに向けて貴重なポイントを獲得しました。さらに、トム・ニーブも14位でチェッカーフラッグを受けてポイントを加え、水野涼は23位でフィニッシュしました。
バンクホリデーに当たる明日は、18周という長い2レースにチームとライダー全員で臨みます。