EBay Sprint Race
BSB 2022
Round 7

チャレンジングなキャドウェルパークでアーウインが9位

gb Cadwell Park

英国の連休、バンクホリデーに開催されている英国スーパーバイク選手権の第7戦は、Honda Racing UKにとってチャレンジングなホームレースとなりました。

チャレンジングなキャドウェルパークでアーウインが9位

金曜日の夕方に行われた公式テストで、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るグレン・アーウインは最速1分26秒130というコースレコードをマークしましたが、土曜日に行われたフリープラクティスでは15番手に後退しました。

午後にスプリントレースを控え、新たな1日となった日曜日の4セッションのうち、ファイナルプラクティスでアーウインは1分25秒992という見事なタイムで再びトップとなり、土曜日のスーパーピックス12を9位でフィニッシュした高橋巧とともに、スーパーポールの出場権を獲得しました。

スーパーポールはアーウインが10位、高橋が12位でフィニッシュし、Hondaペアは14周のスプリントレースの4番グリッドに並びました。予選で1分26秒の壁を突破したBSBルーキーのトム・ニーブは18位、水野涼は23位でフィニッシュしました。

14周のスプリントレースは2周目の「マウンテン」で高橋巧が巻き込まれるクラッシュがあり、レッドフラッグとなりました。ダメージを受けた高橋のマシンを修理中にレースは12周で再開され、高橋はリタイアを余儀なくされました。鈴鹿8耐で表彰台を飾ったばかりで、週末を通して調子を上げていた髙橋にとっては大打撃となり、明日のレース2は最後尾からのスタートとなります。

再開されたレースではアーウインが9位でフィニッシュし、ザ・ショーダウンに向けて貴重なポイントを獲得しました。さらに、トム・ニーブも14位でチェッカーフラッグを受けてポイントを加え、水野涼は23位でフィニッシュしました。

バンクホリデーに当たる明日は、18周という長い2レースにチームとライダー全員で臨みます。


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Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
出場権を狙っているザ・ショーダウンに関して言えば、今日はまずまずでしたが、あまり喜ばしい結果ではありませんでした。あまりいい記録ではありませんでしたが、目標に近づくことができました。序盤で苦戦した後は、がんばって調子を取り戻せたのでいいレースだったと思います。マシンを改善するのがミッションで、そのプロセスをとても楽しめましたが、チームとして目標を達成できなかったのが1番のフラストレーションでした。同じ部分に苦戦しているので、今夜は“サイコロを転がしては頭をかく”モノポリーゲームのようです

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
今日は苦戦しました。最初は悪くなかったのですが、どのセッションでも改善できませんでした。毎年苦戦するサーキットですが、徐々に楽しめるようになってきたポイントがいくつかあるので、明日は順位を上げられるようにベストを尽くします

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
FP4までは着実にタイムが良くなって好調だったのですが、スーパーポールで少しミスがありました。今日のレースでは目の前で避けようもないクラッシュがあり、前のライダーの後輪に当たるかたちで巻き込まれ、リタイアとなりました。今年一番のリズムをつかんでいただけに残念でしたが、明日の2レースでばん回したいと思います

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
再びポイントを獲得できたのは良かったですが、順位には満足していません。マシンにも自分にももっとポテンシャルがあるのはわかっているのですが、まだスイートスポットがうまく見出せていません。とはいえ、明日に控える2レースをあきらめたわけではありません。本来の的から少し外れているだけなので、本領を発揮できるようなセッティングをきっと探り当てられると信じています


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