CBR1000RR-R Fireblade SPで参戦するアーウィンが予選2番手のタイムをマークし、今季初めてのフロントローを獲得。Honda勢は幸先のよいスタートを切りました。レース中盤にピーター・ヒックマン(BMW)とクリスチャン・イドン(ドゥカティ)にオーバーテイクされると、アーウィンは4番手までポジションを落としましたが、終盤には背後に迫るまで追いつき、表彰台争いを繰り広げました。
残り2周でヒックマンをオーバーテイクすると、3番手にポジションアップ。アーウィンがHonda勢で今季初の表彰台を手堅いものにしたと見えました。しかし、喜びは束の間、アーウィンはハイサイドにより大きく転倒、ケガはなかったものの、ここでレースを終えることとなりました。
チームメートの水野涼と高橋巧にとっては初めてのスラクストン・サーキットでのレースとなりました。サーキットを学びながらのスラクストンでのデビューレースでしたが、高橋は20位、水野は21位と、両選手ともに予選ポジションより順位を上げてレースを終えることができました。
同じくHonda勢でスーパーストック選手権に参戦するトム・ニーブも、初日から手堅いレースを見せました。昨日のフリー走行では3番手をマークしたニーブは、今日行われた15周のレースでは予選で6番グリッドを獲得しました。いいスタートを切ったニーブは、コース上で幾度かバトルを見せながら、5位でチェッカーフラッグを受けました。
明日、8月1日はスーパーバイク選手権が2レース、スーパーストック選手権は1レースが開催され、チームは万全を期して挑みます。