EBay Sprint Race
BSB 2022
Round 3

ドニントンパークのレース1でグレン・アーウィンが5位

gb Donington Park National

ドニントンパークで開催された英国スーパーバイク選手権第3戦レース1で、HONDA CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るグレン・アーウィン(Honda Racing UK)が見事5位、チームメートの水野涼(Honda Racing UK)が15位でフィニッシュしました。

ドニントンパークのレース1でグレン・アーウィンが5位

1周1.98マイルのコースで行われた3回のフリー走行を経て、総合4番手でQ2に臨んだグレン・アーウィン。予選では9番手につけ、20周のスプリントレースを3番グリッドからスタートしますが、すぐに順位を上げはじめました。

10周までに3番手に追い上げたアーウィンは表彰台の可能性も見えましたが、ライバルたちとのバトルが繰り広げられ、最終的に5位でフィニッシュしました。明日のレース2は6番グリッドからスタートとなります。

19番手でスタートしたチームメートの水野涼は今シーズン初のポイントを獲得し、15位でフィニッシュしました。

24番手スタートだった高橋巧(Honda Racing UK)も、順位を8上げて16位でチェッカーフラッグを受けました。

メディカルチェックをパスしたBSBルーキーのトム・ニーブ(Honda Racing UK)にとっては複雑なウイークエンドとなり、フリー走行では20番手、Q1では9番手で走行中、クレイナーカーブでクラッシュを喫しました。幸いケガはなく、22番グリッドからのスタートとなったニーブは、ポイント獲得を目指して追い上げますが、19位でのフィニッシュとなりました。

明日(5月22日、日曜日)、チームはレース2とレース3に挑みますが、クラッシュによる脳しんとうの後遺症が残るトム・ニーブは、大事をとって参戦を断念します。


Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
予選は、すべてがうまくいかないように感じられて、フラストレーションがたまるセッションでした。グリッドでは、いいスタートを切らなければならないとわかっていました。けがをしているタラン・マッケンジー(ヤマハ)、ブレーキがすばらしいトム・サイクス(ドゥカティ)のいるフロント集団を狙いたいと思っていました。なんとかいいスタートを切れて、1周目の最後にはトム・サイクスを追い抜いて3番手まで順位を上げました。このウイークエンドは少し苦戦を強いられましたが、経験を活かせると思いました。今日のレースでは、まさにその格闘がハイライトになりました。とはいえ、North West 200での2勝の後、11ポイント獲得して5位でフィニッシュできた今日のレースの結果は嬉しいです

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
まずは、シーズン初のポイントを獲得できてほっとしました。今回は、コースに慣れようと金曜日から周回をこなしていたので、これまでの課題は一つずつ、すべて解消できました。予選ではQ2にあと一歩のところでしたが、レースに向けた準備はしっかりできていました。レース中盤までは、前方の集団にいいペースで追従できていたのですが、後半に少し問題があってペースを維持できませんでした。問題はわかっているので、トップを目指して順位を上げられるよう、明日の2レースで解消したいと思います!

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
ドニントンパークでの今回のレースは、シルバーストーンやオウルトンパークほど感触が良くなく、予選まで改善することができませんでした。今日のレースではスタート後にいいポジションにつけませんでしたが、マシンの感触は徐々に改善していたので、明日の2レースではいいポジションでフィニッシュできるよう頑張ります

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
今日は苦戦を強いられました。ドニントンパークは気に入っているのですが、開幕戦を経た結果、明日のレースには参加しないことにしました。昨日のメディカルチェックはパスしたのですが、レース1での脳しんとうの後遺症が残っているのがわかったので、自分のためにも他のライダーのためにも、大事をとることにしました。ノックヒル・サーキットで開催される次のラウンドまでブレイクです。次回に向けて100%集中します



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