Race 3
BSB 2022
Round 11

グレン・アーウィンが勝利で今シーズンを締めくくる

gb Brands Hatch GP

2022年英国スーパーバイク選手権の最終戦をブランズハッチで迎えたHonda勢はCBR1000RR-R FIREBLADE SPで参戦するグレン・アーウィン(Honda Racing UK)の優勝で今シーズンの最後を飾りました。アーウィンは今季のランキング2位を獲得することになりました。

グレン・アーウィンが勝利で今シーズンを締めくくる

アーウィンは土曜日に行われたスプリントレース(レース1)にてポールトゥウインを果たし、最終戦のレースウイークをすばらしい形でスタートしました。同時にファステストラップも獲得、日曜日の2レースでのポールポジションを獲得しています。

日曜日に行われた最終レース(レース3)では、ダニー・バカン(BMW)、ピーター・ヒックマン(BMW)そしてグレン・アーウィンの弟のアンドリュー・アーウィン(BMW)とのバトルで4番手までポジションを落としたものの、見事な追い上げを見せました。12周目でヒックマンをオーバーテイクし3番手に浮上し、表彰台圏内にポジションを取り戻すと17周目にはトップに立ちました。その後バカンとアンドリューからの追撃を抑え、アーウィンは自身今季5度目の優勝を果たしました。

アーウィンは今シーズン5度の優勝、1度の2位、そして4度の3位を獲得。今季の英国スーパーバイク選手権にてランキング2位となり、自己最良の結果で今シーズンを終えました。Honda Racing UKとアーウィンにとって強さを見せることができた力強いシーズンとなりました。

一方、併催のスーパーストック選手権にCBR1000RR-R FIREBLADE SPで今季2年目の参戦となるMilenco by Padgetts Motorcycles チームにとっても、デイビー・トッドと共にタイトル獲得を果たした力強いシーズンとなりました。

今季トッドは4度の優勝、4度の2位、3度の3位獲得を果たし、最終戦を待たずして第10戦ドニントンパークでチャンピオンを決めました。


Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
すばらしいシーズンになりました。今シーズンは開幕戦のシルバーストーンの優勝でいいスタートを切ることができましたが、それから低迷してしまったようでした。チームメートの巧(高橋)は当時、僕にはしっくりきていなかったリアサスペンションの開発に努め、ノックヒルでのレースではラップタイムの向上を見せました。機能に確信が持てたところで変更を施してみると、すぐにパフォーマンスへの改善が見られました。FIREBLADEの開発はいい方向へ進み、僕自身は悩まされていた肩の手術を受けることになりました。そしてチームと相性のいいサーキットでのレースを経て、マシンの大きな改善と僕の身体的な回復を見せることができました。昨日の優勝から続いて今日の2レースも優勝を果たしたかったのですが、レース2では3位獲得のために精一杯戦いました。最後のレース3での感触はよく、すぐにタイヤを温存する方向に変更しましたが、バトルもありその後はリードを築くために戦う一戦となりました。今シーズン大いに活躍してくれたチームへ、この優勝を捧げたいと思います。(最終戦での)2度の優勝とランキング2位という結果をチームに持ち帰ることができ、すばらしいシーズンになりました 

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
このチームと共に2年目の参戦ができたことを、とても光栄に思っています。今日の2レースは残念ながらポイントを獲得することができませんでした。Honda Racing UKと#88を支えてくれたチームの皆に感謝をしています 

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
レース3は完璧なレースではなかったものの、3レース全てでポイントを獲得することができ、いい最終戦になりました。今シーズン満足のいくレースはあまりなかったのですが、鈴鹿8耐後から調子を取り戻すことができました。最終戦は結果には満足していませんが、楽しんでレースをすることができました。応援し支えてくださった皆さま、ありがとうございました 

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
今シーズンは簡単にはいかないと分かってはいたものの思った以上に厳しく、望んでいたシーズンにはなりませんでした。個人的に悩まされていたこともあり、チャンスをものにできないこともありました。その反面に学ぶことが多くいい経験になり、困難な時も諦めずに信じてくれたチームに感謝してもしきれません。望んだ結果で終えることはできませんでしたが、シーズンを通してポテンシャルを垣間見ることができたレースもありました。オフシーズンに自分自身を改めて見つめ直し、2023年シーズンには更に強くなって戻ってくることを誓います 


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