グレン・アーウィン(Honda Racing UK)がレース2を9位でフィニッシュしましたが、レース3はエンジントラブルのためリタイアとなりました。今年後半は肩のケガに悩まされたアーウィンは、優勝1回、2位2回、3位1回という結果で、総合ランキング8位でシーズンを終えました。
アーウィンのチームメートでBSBルーキーの水野涼と高橋巧にとっての今シーズンは、初めて走行するサーキットで学ぶことが多い、かつエキサイティングなものとなりました。最終戦では高橋は15位、水野は20位でフィニッシュしました。
同時開催されているスーパーストック選手権では、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るトム・ニーブ(Honda Racing UK)がシリーズ総合優勝を果たしました。
ライバルのビリー・マコーネル(OMG Racing)に22ポイントリードしていたニーブは、マコーネルがレースを勝ち取っても4ポイント獲得すれば勝利に手が届く状況でしたが、予選19番手からのスタートにはやや苦戦を強いられました。
しかし、ニーブはスタート直後から追い上げ、周回ごとに集団を抜き、7周目までには13番手に浮上。ここで首位につくマコーネルと同点になりますが、注意深く追い上げ続け、8位でチェッカーフラッグを受け、2021年のタイトル獲得を果たしました。
ザ・ショーダウン~チャンピオン決定の道程~
ザ・ショーダウンは2010年より導入されたシステムで、プロ野球のプレーオフに似た考え方です。
第8戦までの8大会24レースをメインシーズンと呼び、この大会までにランキング上位8位に入った選手は「タイトルファイター」と呼ばれ、チャンピオン獲得の参戦権が与えられます。
このシステムでは、まず、上位8名のポイントを一旦リセットし、1000ポイントに加え、さらにメインシーズンの中で表彰台に登壇した回数に応じて「ポディウムポイント」が付加されます。配点は優勝で5点、2位で3点、3位で1点となります。
例えば、優勝1回(5点)、2位2回(6点)、3位1回(1点)で合計12点となり、1012ポイントがタイトルファイターとしての獲得ポイントとなります。
このように計算されたポイントと残り3大会9レースで上位15名に与えられるポイント(25-20-16-13-11-10-9-8-7-6-5-4-3-2-1)とを合算してチャンピオンが決定します。
なお、9位以下の選手はメインシーズンのポイントをそのまま計算しランキングを争います。