Race 3
BSB 2022
Round 4

第4戦はHonda Racing UKチームにとって堅調な結果に

gb Knockhill

スコットランドのノックヒルサーキットで開催された英国スーパーバイク選手権の第4戦で、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るグレン・アーウイン、水野涼、高橋巧、トム・ニーブが3レースでそれぞれポイントを獲得し、Honda Racing UKチームにとって堅調なレースとなりました。

第4戦はHonda Racing UKチームにとって堅調な結果に

晴天に恵まれた総距離1.27マイルのコースで行われたレース2とレース3で大きく前進したアーウインは、それぞれ8位と6位でフィニッシュし、トップ10入りを果たしました。レース3序盤には表彰台を狙ってライバルたちとの混戦を繰り広げ、トミー・ブライドウェル(ドゥカティ)、ジョシュ・ブルックス(ドゥカティ)、ダニー・バカン(BMW)との順位の入れ替えの末6位でフィニッシュしたアーウインは、134ポイント獲得して総合6位、ザ・ショーダウンのチャンスを獲得しました。

金曜日のFPで激しいクラッシュを喫したトム・ニーブはなんとか持ち直し、しっかりとポイントを獲得しました。昨日の開幕戦で自信を取り戻したBSBルーキーは21番グリッドから着実に順位を上げて、レース2を13位、レース3を14位でフィニッシュしました。

水野涼と高橋巧は週末を通して大きく改善し、今日のレースではともにポイントを獲得しました。昨日のレース1で惜しくもポイント獲得を逃した水野涼は、レース2を15位でフィニッシュしますが、レース3では序盤にギアリンケージのローズジョイントの故障のため、9周目でリタイアを余儀なくされました。レース2では惜しくもポイントに届かなかったものの20番グリッドから追い上げを見せて16位でフィニッシュした髙橋巧は、レース3を15位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。

第4戦を終えたチームは短期間のブレイクに入り、7月22日から24日にかけてケント州ブランズハッチサーキットで開催される第5戦に臨みます。


Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
マン島TTのあとのBSBは新鮮で、マシンのライディングを満喫しました。今年、チームはさまざまなイベントで大きな成功を収めて、今このBSBに戻ってきていて、これからもさらに強くなると思います。いろいろと経験してきましたが、ロードレースは僕にとって重要です。昨年のノックヒルに比べて大きく前進できたのでうれしいです。持っているすべてを投じて、最終的にトミー・ブライドウェルを抑えることができました。楽しいレースになり、チームのみんなに大いに感謝しています。ハーブ(チーム・マネージャー)に「TTで学んだことをBSBに活かせ」と言われていました。ライディングは全く違いますが、TTではこれ以上ないくらい落ち着いていましたし、そのアプローチがチーム全体に明確になっていたので、楽しいレースになったのだと思います

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
レース2はいいスタートを切れず、順位をたくさん落としました。レースを通してペースを持ち直し、序盤のロスを取り戻そうとしましたが十分ではありませんでした。レース3は今回の第4戦でのベストライドだったと思います。スタートと後半のペースが課題で後退しましたが、持ち直して15位でフィニッシュしました。課題がありますが、次のレースでは改善したいです

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
レース2はいいレースになりました。ノックヒルでポイントを獲得できたのはうれしいです。レース3ではマシンのトラブルでリタイアとなり、締めくくりとしては残念でした。少しずつ着実に改善しているので、これからも精一杯取り組みます

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
今日はいいレースになりました。レース2では数人のクラッシュが結果に反映されたかたちとなりましたが、レース3では努力の結果14位でフィニッシュしました。レースに集中していいスタートを切り、21番グリッドから14位まで追い上げたのは、予選を振り返れば大きな成果です。これまでの苦戦で失った自信を一歩一歩着実に取り戻そうという目標に向かって、忠実にレースをこなしました。機運を取り戻し始めたので、またライディングを楽しめています。これから短いブレイクに入りますが、来月のブランズハッチが楽しみです



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