Race 1
BSB 2022
Round 1

Honda Racing UKにとってセンセーショナルなシーズンの幕開け

gb Silverstone National

シルバーストーン・サーキットで開幕した2022年英国スーパーバイク選手権。グレン・アーウインが優勝し、Honda Racing UKにとってセンセーショナルなスタートとなりました。

Honda Racing UKにとってセンセーショナルなシーズンの幕開け

CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るアーウインは予選でポールポジションを獲得し、そのままシーズン開幕戦を優勝で飾りました。

今年で30周年を迎えたFIREBLADEを駆るグレン・アーウインは、Rich Energy OMG Racing Yamahaのカイル・ライド(ヤマハ)、ブラッドリー・レイ(ヤマハ)を抑えて序盤から終盤までレースをリードし、レース1を優勝。英国スーパーバイク選手権で通算5度目の優勝を飾りました。

チームメートでBSBルーキーのトム・ニーブは、BSB優勝経験3回のジョシュ・ブルックス(ドゥカティ)、2013年FIMスーパーバイク世界選手権(SBK)で優勝経験を持つトム・サイクス(ドゥカティ)をはじめとするベテラン勢の集団の中で好調なスタートを切りました。24番グリッドから慎重にスタートしたニーブは一気に調子を上げて15位でフィニッシュし、1ポイント獲得しました。

高橋巧はレース1でファステストラップ(176.6mph)を記録し、16位でフィニッシュ、23番手で力強い走りを見せていた水野涼は、電気系統のトラブルで残念ながら序盤でリタイアとなりました。

Honda Racing UKチームは、現状首位で明日のレース2、レース3に臨みます。


Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
今日のレースはとてもいい結果でした! このところ続けている「儀式」を全部やったという意味で、今年初めてのレースになりました。その一つは、2月にケガをする前にモトクロスバイクにおまじないをかけたことです。それから調子がいいです。もう一つは、シーリーに教わった通り、ストレートで息を吸うことでした! このレースでは、何が起こるか予想できません。明日もいいスタートを切る必要があります。Yamahaチームはこのコースが得意なので、カイル・ライド(ヤマハ)とブラッドリー・レイ(ヤマハ)が優勝を狙ってくるかもしれません! ほかのライダーも攻勢に出ると思います。今日の成果をキープできるかどうかは、僕たちチームにかかっています

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
今日は良い日ではありませんでした。昨日は調子が良かったので開幕戦を楽しみにしていたのですが、レース1では電気系統のトラブルでリタイアとなってしまいました。残念ですが、チームと一緒に解消して、明日の2レースに備えます。それから、チームメートのグレンの開幕戦優勝は、まさに実力が評価されたと思います。一生懸命取り組んだチームの成果を彼が示してくれました。グレン、本当におめでとう! 明日もチーム一丸となって良い結果を得られるようにがんばります

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
予選ではとても感触が良く、Q2に進むことができてうれしかったです。レース1は予選のような好感触ではなかったので、明日は改善して少しでもフロント集団に近づけるように努力します

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
今日の予選は計画通りにならなかったので、現実的に考えてレースで順位を4~5上げられたら十分と思っていました。というのも、予選では19位を下回ることがなかったからです。そんなわけで、ファステストラップも上がり、BSBとWSBKのチャンピオンを抑えて15位でフィニッシュしたので興奮しました。このレースで多くを学びましたし、プレッシャーからもだいぶ解放されました。FIREBLADEへの理解も深まり、現実的な目標を立てられるようになりました。BSBや新しいクルーとの作業を楽しんでいて、この時間が長く続けばいいと思います!


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