Race 3
BSB 2022
Round 9

オウルトンパークでグレン・アーウインが2位表彰台を獲得

gb Oulton Park

英国スーパーバイク選手権第9戦で、CBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆るグレン・アーウインがレース3で2位を獲得し、Hondaチームはオウルトンパークを後にします。

オウルトンパークでグレン・アーウインが2位表彰台を獲得

ザ・ショーダウンを力強くスタートしたアーウインは、土曜日のeBayスプリントレースと本日のレース2でいずれも4位と進歩を見せました。レース2では1分33秒台のペースで周回し、数周は2番手につきましたが、結果は4位でした。

レース3をポールポジションでスタートしたアーウインですが、オープニングラップでトミー・ブライドウェル(ドゥカティ)が動きを見せ、2番手に後退します。当初の18周から15周に短縮となったレースで、アーウインは後を追う集団から2位を守り切り、FIREBLADEでオウルトンパークでのベストフィニッシュを決めました。

今週のリザルト(4-4-2)によって、ザ・ショーダウンで優勢なポジションをキープしたアーウインは、ドニントンパークで次週開催される第10戦を総合4位で迎えます。ポイントは総合3位のリー・ジャクソン(カワサキ)と3点差の1062ポイントです。

チームメートにとっては明暗が分かれる週末となり、スーパーバイクルーキーのトム・ニーブは昨日のレースを14位でフィニッシュし、ポイントを獲得しましたが、今日の2レースではクラッシュを喫しました。幸いにもけがはありませんでした。高橋巧はレース2を14位でフィニッシュして2ポイント獲得しますが、レース3ではポイントまであとわずかの16位でチェッカーフラッグを受けました。水野涼はレース2を15位でフィニッシュしてポイントを獲得しますが、レース3は20位という結果になりました。

チームは9月30日から10月2日にかけてドニントンパークで開催される第10戦に挑みます。


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

Glenn Irwin
Glenn Irwin 2
Honda Racing UK
今週はこれまでの努力が実ったわけですから、チームを大いに称えなければなりません。ロードレースやこのBSBで証明された通り、さまざまなコースにおいてすばらしいマシンですが、まだ苦手とするコースがあるのも確かです。今日はぜひとも優勝したかったので、ファイナルラップでトミー・ブライドウェル(ドゥカティ)に挑みました。彼のペースが落ちているのが分かったので、ドルイド・コーナーをできるだけうまく切り抜けなければなりませんでした。そこは感触がよかったのですが、最後のコーナーにかけて少し差が開いてしまいました。とはいえ、2位を獲得できたので、優勝と同じような気持ちです!表彰台に近づけたスネッタートンに続き、2つの4位入賞と2位獲得という結果ですばらしいレースになりました。ザ・ショーダウンに向けた粘り強さはキープし、次のドニントンパークに向かいます。さらにいい結果を出せると思います。

Ryo Mizuno
Ryo Mizuno 88
Honda Racing UK
レース2ではペースを改善できてポイントも獲得できましたが、レース3ではスタート時点からリアタイヤにトラブルがあり、ペースを落とさなければなりませんでした。残念な結果でしたが、自己ベストを1秒以上縮め、このオウルトンパークでポイントを獲得できたので自信につながりました。間もなく始まる次回のドニントンパークに向けて準備を整えます。

Takumi Takahashi
Takumi Takahashi 13
Honda Racing UK
オウルトンパークはあまり得意なコースではありませんが、初日はいい感触でスタートできました。しかし、FP3でのクラッシュ後は少しリズムを崩し、理想的な週末ではありませんでした。3つのレースを終えて、改めて改善点がたくさんわかったので、次週のドニントンパークに備えます。

Tom Neave
Tom Neave 68
Honda Racing UK
本当に明暗が分かれる週末になりました。FIREBLADEで今シーズン最高といえる感触があり、自己ベストラップを記録したので、着実に進歩できる自信がありましたが、3回のリスタートや避けられないクラッシュも重なったレース2では、あっという間に調子が下がってしまいました!レース2でフィニッシュできなかったため、レース3では最後尾からのスタートとなりました。なんとか結果を出そうと必死になっていて、前方集団に追いついていいラップタイムを出そうと少しハードに攻めすぎたため、フロントタイヤが切れ込んでしまいました。ウォームアップでは14番手で、すべてが順調に整っていただけに、本当に残念な1日になりました。とはいえ、あと5日で僕が得意とするドニントンパークです。いいレースになるよう祈っています。


レポート公開日
戻る