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Ken Roczen

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ケン・ロクスン

Ken Roczen

ドイツのマトシュテット生まれ。2009年にヨーロッパのモトクロスレースでデビューを果たし、そこから2年連続でドイツのマスターズ・チャンピオンシップでタイトルを獲得。2011年にはモトクロス世界選手権MX2クラスでチャンピオンとなりました。また翌12年には、モトクロス・オブ・ネイションズを優勝したドイツチームの一員となりました。

レースに専念するために渡米すると、13年AMAスーパークロスの250SX Westタイトルを奪取、同年のAMAモトクロス250MXクラスで2位に。

14年には最高峰450SXクラスに参戦し、開幕戦アナハイムで優勝。その後、アトランタのジョルジアドームでも優勝し、総合3位でシーズンを終え、AMAスーパークロスのルーキー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しました。また、AMAモトクロスでは5勝を含む10度の表彰台に登壇。シーズンを通して大活躍し、450MXクラスで王座と、ここでもルーキー・オブ・ザ・イヤー賞を獲得しました。

15年は開幕戦アナハイムで優勝を飾るも、伸び悩む一年となりました。AMAスーパークロスでさらに1勝を挙げますが、ケガにより、シーズン後半の出場を見送りました。結果は、AMAモトクロスで総合2位、モンスター・エナジー・カップでは優勝を果たしました。

16年シーズンではAMAスーパークロスで5勝を挙げて総合2位となりましたが、ロクスンは特にアウトドアでの活躍が光り、12大会24レース中、20勝を挙げて2度目の450MXタイトルを獲得しました。

17年にTeam Honda HRCへ加入し、開幕から2連勝。しかし、負傷により3戦以降を欠場せざるを得なくなってしまい、悔しいシーズンとなりました。続く18年にカムバックし、コンスタントに表彰台登壇を果たしますが、第6戦でまたもや負傷。欠場を強いられました。

19年は、AMAスーパークロスで6回の表彰台を獲得してランキング4位。20年もTeam Honda HRCから引き続き参戦して4勝を挙げ、新型コロナウイルスの影響による異例のシーズンの中、ランキング3位となりました。21年にも3連勝を含む4勝を挙げ、シーズン中盤のタイトル争いをリードしましたが、惜しくもランキング2位に終わりました。

チーム加入6年目となる2022年シーズン、念願の450SXクラスタイトルへ向けてチャレンジを続けます。

*2022年1月時点