AMA Supercross/Motocross

Team Honda HRC、2023シーズン開幕に先駆けて参戦体制を発表

アメリカン・ホンダのモトクロス参戦50周年記念となるレースシーズンを目前に控え、Team Honda HRCはライダー、マネジメント、テクニシャンを含めた2023年参戦体制を発表しました。

Team Honda HRC、2023シーズン開幕に先駆けて参戦体制を発表

アメリカン・ホンダは、南カリフォルニアのブラックモア・ランチで開催されたイベントで、2023年のAMAスーパークロス・シーズンのラインアップ(チェイス・セクストン、コルト・ニコルズ、ハンター/ジェット・ローレンス、チャンス・ハイマス)を発表しました。

450ccクラスでは、CRF450Rのワークスマシンで3年目のAMAスーパークロス・シーズンを迎えるチェイス・セクストンが、チームをリードします。2度のAMAスーパークロス250SX東地区チャンピオンを獲得したイリノイ州出身の彼は、昨シーズンのスーパークロスで8度の表彰台を獲得。AMAプロモトクロスの最終ランキングでは惜しくも2位となったほか、モトクロス・オブ・ネイションズのデビュー戦でチームUSAに参加し、勝利を収めて大きなステップアップを果たしました。すでに発表されているように、2023年のインドアシリーズでは、セクストンに加えて、2021年AMAスーパークロス250SX東地区チャンピオンのコルト・ニコルズが参戦します。ニコルズは、250ccクラスで成功した後、Hondaライダーとして最高峰クラスへステップアップします。

250クラスでは3年連続で引き続き、オーストラリアのハンターとジェット・ローレンス兄弟がCRF250Rを駆って参戦します。昨シーズンはジェットがAMAプロモトクロス250のタイトル防衛に成功しただけでなく、AMAスーパークロス250SX東地区で優勝、ハンターは西地区2位、アウトドアで3位を獲得しました。2023年、兄弟はスーパークロスの地域を交換し、ジェットが西地区、ハンターが東地区を走ることになります。一方、チャンス・ハイマスはアマチュアから転向し、ハンターとともに東地区に参戦します。

昨年チーム監督に就任したラース・リンドストロームは2023年も引き続き指揮を取り、450と250のクルーチーフであるシェーン・ドリューとグラント・ハッチソンとともにチームを率います。ブランドン・ジマーマンはセクストンのメカニック、ニコルズはジョーダン・トロクセルが担当します。ジェットとハンター・ローレンスのメカニックは、クリスチャン・ドゥシャームとキャメロン・カメラが引き続き担当し、ハイマスのメカニックはトーマス・ハリスとなります。

アメリカン・ホンダのスポーツ&エクスペリエンシャル・マネージャーであるブランドン・ウィルソンは、以下のようにコメントしています。
「2023年シーズンは、アメリカン・ホンダにとってモトクロス50年の節目となります。2022年には250クラスでインドアとアウトドアのチャンピオンシップを獲得して、いくつかの成功を収めましたが、もっと上を目指します。Hondaは過去半世紀にわたってモトクロスとスーパークロスのすばらしい戦績を築いてきましたが、次の50年に向けて、さらに戦績を増やしていくことにフォーカスしていきます」

2023年シーズンは、1月7日にカリフォルニア州アナハイムで開幕するAMAスーパークロスシリーズが17戦、5月27日にカリフォルニア州パラで開幕するAMAプロモトクロスシリーズ11戦、そして9月9日から未発表の場所で3戦行われる新しいスーパーモトクロス世界選手権という新しいフォーマットが採用されます。


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