Honda HRC ProgressiveがサンダーバレーMXで総合優勝を独占

・ジェット・ローレンスがサンダーバレーでプレミアクラス4大会連続の総合優勝
・下田丈が250クラスを制し、タイトル争いに浮上
・ハンター・ローレンスが450クラスで総合3位
Honda HRC Progressiveは今週末、サンダーバレーで開催された2026年AMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)で、またしてもその好調ぶりを見せました。今季ここまでの全ラウンドと同様に450クラスの両モトを制しただけでなく、250クラスでも総合優勝を獲得。ジェット・ローレンスが450クラス、下田丈が250クラスでそれぞれ勝利を飾りました。さらに、450クラスではハンター・ローレンスも総合表彰台を獲得しました。
ジェットはCRF450RWEを駆って両モトでホールショットを奪い、全ラップをリードする完璧なパフォーマンスを見せました。回復途上にある足首のけがの影響に対処しながらも、このオーストラリア人ライダーは今回も見事な冷静さと対応力を示しました。ハンターを含む複数のライバルからプレッシャーを受けながらも、その都度しっかり応戦し、先頭でレースをコントロールしました。ジェットは、コロラドの会場でプレミアクラス4大会連続総合優勝を達成した史上唯一のライダーとなり、選手権ランキング首位にも浮上しました。
ハンターは引き続き好調を維持しました。総合予選タイムでトップに立つと、2レースとも好スタートを切り、両モトの序盤でトップ争いに加わりました。先頭集団でプレッシャーをかけ続け、各レースで転倒を喫しながらも挽回して、4-4のモト成績で総合3位となりました(ハンターはモト1を3位でフィニッシュしましたが、意図せずコーナーをカットしたため1ポジション降格となりました)。
250クラスでは、下田が安定した3-3のモト成績で今季初の総合優勝を果たしました。モト1では13番手スタートとなり、序盤に転倒も喫しましたが、下田は冷静さを保ちながら着実に順位を上げ、終盤の追い上げで3位を確保しました。モト2のスタートはやや改善されて7番手となり、中盤あたりで表彰台圏内に浮上しました。この時点ですでに総合優勝は確実な状況でしたが、下田は終盤にライダー・ディフランチェスコを抜き、結果をより確かなものにしました。
残念ながら、チャンス・ハイマスは体調不良のまま週末を迎え、これまでサンダーバレーで収めてきた好成績を再現することはできず、20-13の結果で総合11位となりました。それでもハイマスは1日を通して戦い続け、貴重な選手権ポイントを獲得しました。チームは彼が上位争いに加われる力を持っていると信じており、今後は次戦以降に向けた回復と準備に焦点を移します。
両クラスで総合優勝を獲得したHonda HRC Progressiveは、良い流れをつかんでサンダーバレーを後にし、ペンシルベニア州マウントモーリスのハイポイント・レースウェイへ向かいます。
NOTES
・Honda HRC Progressiveのライダー4人全員が金曜日のメディア活動に参加し、各メディアの取材に応じました。また、2回にわたる15分間のプラクティスセッションにも参加しました。前戦と同様、メディアデーの気温はレース当日よりもかなり高くなりました。
・コースから南へ約25分の場所にあるPowerhouseディーラー、Peak Honda Worldは、Honda HRC Progressiveのピット内でポップアップブースを出展し、2026年型CRF450RとCRF250Rを展示しました(Hondaは2027年型CRF450Rも展示)。ディーラーのスタッフはこの機会を活用し、地元のファンや顧客と交流を深めました。
・1回目と2回目の予選セッションの間に、Honda HRC Progressiveはファンに向けたサイン会を実施し、チームのライダー4人全員が参加しました。
・サンダーバレーでは女子モトクロス選手権(WMX)シリーズの第2戦が開催され、Quad Lock Hondaのチャーリー・キャノンは2-2の成績で総合2位となりました。SLR Hondaのミカエラ・ニールセンも出場しましたが、モト1でテクニカルトラブルに見舞われ、16-3でこの日を総合9位で終えました。
・250クラスのモト1と450クラスのモト2は、他のモトとともにPeacockで配信されたほか、NBCでもテレビ放送されました。
・ハンター・ローレンスは450クラスの総合予選で、ここ3戦で2度目となるトップタイムを記録し、ジェット・ローレンスは3番手につけました。Quad Lock Hondaのクリスチャン・クレイグは13番手、Short Racingのジョン・ショートは25番手、SLR Hondaのジャスティン・ロッドベルは28番手でした。Hoag Racingのブレイク・ホーグは32番手、Limited Decalのサポートを受けるセージ・パワーズは33番手、GFRのディーン・ガルは37番手、JCR Hondaのライアン・サラットは39番手、110 Racingのブレット・ハイドーンは40番手、Clinton RacingのKC・クリントンは48番手、Bloxom Racingのアシュトン・ブロクサムは49番手、Lasting Impressionsのロニー・オレスは52番手、Sun Powersportsのレイス・ヘルナンデスは53番手、Feine Tune Racingのギャビン・ティルフォードは57番手、Storm Lake Hondaのディーガン・ヘップは61番手でした。ガルは450クラスのラストチャンス予選で2位に入り、モト出場権を獲得しました。
・Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスと下田丈は250クラスの総合予選で健闘し、それぞれ7番手と9番手に入りました。Phoenix Racing Hondaのギャビン・タワーズは32番手、チームメートのエイデン・キーファーは35番手でした。MPS Enterpriseのサポートを受けるタイ・フリーヒルは52番手、Sun Powersportsのジョン・ダグラスは55番手、McGinley Clinicのカイル・ズウォルコウスキーは58番手でした。
・ジェットは450クラスの両モトでファステストラップを記録しました。ハンターはモト2のラップタイムで3番手でした。
・今週末の結果により、Hondaはサンダーバレーにおけるプレミアクラス総合優勝の連続記録を6大会連続に伸ばしました。2021年と2022年にケン・ロクスンが勝利し、その後の4大会ではジェット・ローレンスが連勝しています(ロクスンは2019年にもHondaで勝利しています)。また、これにより同コースにおけるHondaの450クラス総合優勝記録も8勝に伸びました。これは2番手のメーカーを3勝上回る記録で、2009年にはイバン・テデスコが勝利しています。
・250クラスでも、Hondaはサンダーバレーでの総合優勝を7勝に伸ばしました。下田は、ジャスティン・バーシア、イーライ・トマック、ジェレミー・マーティン、ジェット・ローレンス、ハンター・ローレンスに続く、同地で勝利したHondaライダーの1人となりました。
・サンダーバレーは、ジェットにとってAMA-MXのプレミアクラス通算30戦目となりました。そのうち総合優勝を逃したのはわずか4戦で、驚異的な勝率86.7%を記録しています。これは同クラスの歴代最高記録となっています。26勝のうち20勝は両モトを制しての総合優勝でした。
・下田にとって、サンダーバレーでの250クラス総合優勝はキャリア通算7勝目となりました。
・Honda HRC Progressiveは、つい4戦前の昨年ユナディラ大会でも両クラス総合優勝を飾っており、そのときも今回と同じ2人がこの快挙を成し遂げました。
・今回の勝利により、ジェットはプレミアクラスのポイントランキングでハンターを逆転し、首位に浮上しました。ハンターは現在、ジェットから8ポイント差の2位につけています。250クラスでは、下田がランキング3位に浮上し、首位までわずか6ポイント差に迫っています。
・Honda HRC Progressiveは今週土曜日のハイポイント大会に向け、ペンシルベニア州マウントモーリスへ向かいます。ジェットはCRF450RWEにレッドプレートを掲げて臨みます。この大会はWMXシリーズ第3戦の舞台でもあり、新たにSLR Hondaに加入したメイラ・ヘリックがWMXデビューを果たし、Storm Lake Hondaのカイリー・ストーリングスが今季初参戦します。チャーリー・キャノンとミカエラ・ニールセンも再び出場します。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

レッドプレートを手にできて、とてもうれしいです。もちろん持っているのはいいことですが、現時点では正直それほど意味があるわけではありません。最終戦でそれを持っていることの方が重要です。コースにはマルチが入れられていましたが、それ自体は悪いことではないと思います。ただ、レース直前に入れるのは理想的ではありません。数カ月前に入れていれば、マルチが土になじんで混ざり合い、もっと水分を保持できたと思います。走り始めの数周は、マルチとその上に残った水の影響で、前後輪ともに滑っていました。モト1ではまったくコースのリズムをつかめず、走りがちぐはぐで攻める気持ちもあまり湧いてこなかったため、モト2よりもモト1の方が疲れたくらいでした。モト1はとにかく守りの走りでした。とはいえ、今週末は足首の状態がかなりよかったです。まだ普段どおりには乗れませんが、痛みは少し和らいでいます。左右に動かすとまだかなり硬さがありますが、今週は可動域がかなり広がりました。
レッドプレートを手にできて、とてもうれしいです。もちろん持っているのはいいことですが、現時点では正直それほど意味があるわけではありません。最終戦でそれを持っていることの方が重要です。コースにはマルチが入れられていましたが、それ自体は悪いことではないと思います。ただ、レース直前に入れるのは理想的ではありません。数カ月前に入れていれば、マルチが土になじんで混ざり合い、もっと水分を保持できたと思います。走り始めの数周は、マルチとその上に残った水の影響で、前後輪ともに滑っていました。モト1ではまったくコースのリズムをつかめず、走りがちぐはぐで攻める気持ちもあまり湧いてこなかったため、モト2よりもモト1の方が疲れたくらいでした。モト1はとにかく守りの走りでした。とはいえ、今週末は足首の状態がかなりよかったです。まだ普段どおりには乗れませんが、痛みは少し和らいでいます。左右に動かすとまだかなり硬さがありますが、今週は可動域がかなり広がりました。

今日はあまりいい日ではありませんでした。フロントとリアのトラクションを上手く感じ取れず、マシンとの一体感の部分で少し苦戦し、その影響で今日は何度も転倒してしまいました。自分の走りとペースは、勝てるだけのものだったと思います。スタートはよかったですが、ホールショットは奪えず、特にジェットと戦ううえでは、そこが大きな違いになると思います。ジェットを抜くために違うラインを取ろうと試しましたが、このコースでは結局、第1コーナーからモトの最後まで、ほぼ同じラインを走ることになりました。違うラインを取ろうとすると、そのたびにタイムロスしてしまいます。モト1でヘイデン(ディーガン)に抜かれたのもまさにそれが原因で、ジェットの外側を回ろうとして違うラインを試したところ、タイムロスし、彼にイン側に入られました。ペナルティについては、これまで意図的にコースアウトしたり、マーカーを踏み越えようとしたことはないので、少し残念です。今日は4-4という結果でしたが、本来は3-4でした。ただ、最大の問題は自分の転倒でした。
今日はあまりいい日ではありませんでした。フロントとリアのトラクションを上手く感じ取れず、マシンとの一体感の部分で少し苦戦し、その影響で今日は何度も転倒してしまいました。自分の走りとペースは、勝てるだけのものだったと思います。スタートはよかったですが、ホールショットは奪えず、特にジェットと戦ううえでは、そこが大きな違いになると思います。ジェットを抜くために違うラインを取ろうと試しましたが、このコースでは結局、第1コーナーからモトの最後まで、ほぼ同じラインを走ることになりました。違うラインを取ろうとすると、そのたびにタイムロスしてしまいます。モト1でヘイデン(ディーガン)に抜かれたのもまさにそれが原因で、ジェットの外側を回ろうとして違うラインを試したところ、タイムロスし、彼にイン側に入られました。ペナルティについては、これまで意図的にコースアウトしたり、マーカーを踏み越えようとしたことはないので、少し残念です。今日は4-4という結果でしたが、本来は3-4でした。ただ、最大の問題は自分の転倒でした。

通常、勝利はスタートを決めて、最初の数周で逃げるところから生まれるものです。モト1の1周目のポジションは悪くありませんでした。ただ、小さなダブルの直前で転倒してしまい、15番手あたりまで後退して、そこから追い上げなければなりませんでした。それでも全体としてはいい1日でした。最後までペースを維持し、周りが落ちてきたところで仕掛けられるのが自分の強みの1つだと思います。最初の2戦と比べると、今日はペースもライディングも良くなっていました。サスペンションに変更を加え、もう一段階プッシュできるポイントを見つけることができました。全体的に、今日の自分の走りはかなりよかったと思いますし、そのおかげで追い上げて勝つことができました。
通常、勝利はスタートを決めて、最初の数周で逃げるところから生まれるものです。モト1の1周目のポジションは悪くありませんでした。ただ、小さなダブルの直前で転倒してしまい、15番手あたりまで後退して、そこから追い上げなければなりませんでした。それでも全体としてはいい1日でした。最後までペースを維持し、周りが落ちてきたところで仕掛けられるのが自分の強みの1つだと思います。最初の2戦と比べると、今日はペースもライディングも良くなっていました。サスペンションに変更を加え、もう一段階プッシュできるポイントを見つけることができました。全体的に、今日の自分の走りはかなりよかったと思いますし、そのおかげで追い上げて勝つことができました。

サンダーバレーでの第3戦は、自分にとって満足のいくものではありませんでした。体調がよくない状態で臨みましたし、週末を通してスタートが重要な展開となりましたが、自分にとっては理想的ではありませんでした。毎週末少しでも良くなり、本来いるべき位置に戻れるよう、ベストを尽くしているところです。
サンダーバレーでの第3戦は、自分にとって満足のいくものではありませんでした。体調がよくない状態で臨みましたし、週末を通してスタートが重要な展開となりましたが、自分にとっては理想的ではありませんでした。毎週末少しでも良くなり、本来いるべき位置に戻れるよう、ベストを尽くしているところです。

250クラスでライバルに対してアドバンテージを得るのは本当に難しいです。スタートをもっと改善する必要がありますが、そこに近づいてきています。このクラスは変動が非常に激しいことが分かっているので、毎週末しっかり上位争いに加わることを目指しています。今日の丈はまさにそれを見せてくれました。モト1ではかなり後方から追い上げて3位に入りました。モト2ではまずまずのスタートを決め、順位を上げて総合優勝に十分なポイントを獲得することができました。チャンスは体調不良の状態で今週末を迎えたため、いずれにしても厳しい戦いになることは分かっていました。ここは彼がこれまで最も得意としてきた大会だっただけに残念です。モト1ではスタートが悪く、あまり順位を上げることができませんでした。モト2では本当に歯を食いしばって走り、13位を獲得しました。まだ改善すべき点は多いと思いますし、我々は引き続きマシンの面でやるべきことを進めていきます。
メディアデーでは、ジェットは足首を温存しようとしていたため、スタートの確認に集中していました。ここでは1速スタートになるので他とは違いますが、我々の450マシンにはとてもよく合っていると思います。正直、ジェットのモト1はベストではなかったと思います。普段ほどの走りではありませんでしたが、彼はレースをマネジメントするのが本当にうまいです。モト2はまったく違う内容で、すばらしいラインを選ぶことができていました。ハンターについては、今日の走りの良さは結果からは伝わらないでしょう。予選では最速でしたし、特にモト1では非常にキレのある走りでジェットに迫っていて、今日は彼の日だと思っていたほどです。来週どうなるか見てみましょう。ハイポイントでもさらなるバトルを期待しています!
250クラスでライバルに対してアドバンテージを得るのは本当に難しいです。スタートをもっと改善する必要がありますが、そこに近づいてきています。このクラスは変動が非常に激しいことが分かっているので、毎週末しっかり上位争いに加わることを目指しています。今日の丈はまさにそれを見せてくれました。モト1ではかなり後方から追い上げて3位に入りました。モト2ではまずまずのスタートを決め、順位を上げて総合優勝に十分なポイントを獲得することができました。チャンスは体調不良の状態で今週末を迎えたため、いずれにしても厳しい戦いになることは分かっていました。ここは彼がこれまで最も得意としてきた大会だっただけに残念です。モト1ではスタートが悪く、あまり順位を上げることができませんでした。モト2では本当に歯を食いしばって走り、13位を獲得しました。まだ改善すべき点は多いと思いますし、我々は引き続きマシンの面でやるべきことを進めていきます。
メディアデーでは、ジェットは足首を温存しようとしていたため、スタートの確認に集中していました。ここでは1速スタートになるので他とは違いますが、我々の450マシンにはとてもよく合っていると思います。正直、ジェットのモト1はベストではなかったと思います。普段ほどの走りではありませんでしたが、彼はレースをマネジメントするのが本当にうまいです。モト2はまったく違う内容で、すばらしいラインを選ぶことができていました。ハンターについては、今日の走りの良さは結果からは伝わらないでしょう。予選では最速でしたし、特にモト1では非常にキレのある走りでジェットに迫っていて、今日は彼の日だと思っていたほどです。来週どうなるか見てみましょう。ハイポイントでもさらなるバトルを期待しています!
250MX Overall Results
1. Jo Shimoda (Hon)
2. Levi Kitchen (Kaw)
3. Nicholas Romano (Kaw)
4. Sacha Coenen (KTM)
5. Ryder DiFrancesco (Hus)
6. Julien Beaumer (KTM)
7. Seth Hammaker (Kaw)
8. Kayden Minear (Yam)
9. Michael Mosiman (Yam)
10. Cole Davies (Yam)
—
18. Chance Hymas (Hon)
34. Aden Keefer (Hon)
36. Gavin Towers (Hon)
250MX Championship Points (after 3 of 11 rounds)
1. Levi Kitchen: 117
2. Seth Hammaker: 117
3. Jo Shimoda: 111
4. Julien Beaumer: 104
5. Nicholas Romano: 96
6. Cole Davies: 93
7. Ryder DiFrancesco: 80
8. Kayden Minear: 69
9. Chance Hymas: 67
10. Carson Mumford: 58
—
33. Gavin Towers: 1

































