ハンター・ローレンスが初のAMAプロモトクロス450クラス王座を獲得

・ローレンス兄弟による、シーズン中史上最多6度のポイントリーダー交代。
・Honda HRC Progressive、選手権ランキングで2年連続の1-2位独占。
・Honda、AMAプロモトクロスのマニュファクチャラーズタイトルも獲得。
インディアナ州クロフォーズビル(2026年8月29日) ― Honda HRC Progressiveのハンター・ローレンスが土曜日、アイアンマン・レースウェイで自身初となるAMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)450クラスのナショナルチャンピオンに輝き、兄弟でありチームメイトでもあるジェット・ローレンスとのシーズンを通した激戦に決着をつけました。27歳のハンターにとって、これまで幾度となく迫りながらも手が届かなかった、プレミアクラスのタイトル獲得という長年の目標。それをついに実現した、感慨深い瞬間となりました。
2026年AMAスーパークロス選手権(AMA-SX)を僅差のランキング2位で終えたハンターは、これまで以上の強い決意を持ってアウトドアシリーズに臨み、カリフォルニア州パラで行われた開幕戦では1-1という完璧な成績を記録しました。この勝利がシーズン全体の勢いを決定づけ、このオーストラリア人ライダーは、全11戦で計6度の総合優勝を挙げました。
ハンターにとって最大のライバルとなったのは、弟でありチームメイトでもある、前年度王者のジェット・ローレンスでした。CRF450RWEを駆る2人は全22モト中20モトで勝利し、その間、選手権のポイントリーダーが6度入れ替わりました。兄弟はわずか1ポイント差で最終戦を迎え、劇的なフィナーレの舞台が整いました。
モト1ではハンターが好スタートを切ったものの、1周目に転倒したヘイデン・ディーガンに巻き込まれ、集団後方まで順位を落としました。一方、ジェットはレース序盤に足首のケガを再び悪化させ、普段のペースで走ることができませんでした。ハンターは最終的にジェットを抜き、8位まで追い上げましたが、ジェットは苦戦して11位でフィニッシュしました。モト2ではレースの大半にわたり兄弟が3番手を争い、最終的にジェットが3位を確保して総合6位となりました。ハンターは4位でフィニッシュして総合4位、そして選手権タイトル獲得を確定しました。
「何から話せばいいのか分からないですね」とハンターは表彰台の上で笑いながら語りました。「モト1の1周目は、『ああ、またか』と思いました。モト2では、とにかくジェットのすぐ後ろでフィニッシュすればいいと分かっていました。やるべきことの大半はモト1でできていましたから。ジェットはあの足の状態で本当によく頑張りました。モト1の1周目の第1コーナーでまた足首を痛めて、すぐに痛みが出ていたんです。今日はローレンス兄弟らしくない1日でしたが、それでもやり遂げることができました。ずっと支えてくれたチームのみんな、弟と家族に感謝しています。僕たちを応援してくれているすべての人、ここで声援を送ってくれている皆さん、僕たちのために祈ってもいいか、祝福してもいいかと声をかけてくれる皆さんに感謝します。アメリカ、ありがとう。僕たちはアメリカンドリームを生きています。ここでしか、これは成し遂げられなかったと思います。」
今回のタイトル獲得により、Honda HRC ProgressiveはAMA-MX 450ライダーズ選手権ランキングで2年連続の1-2位独占を達成しました。また、Hondaにとってはプレミアクラスで通算16度目となるAMA-MXのライダーズタイトル獲得となり、自らが持つ記録を更新しました。これまでに同タイトルを獲得したHondaライダーには、ゲイリー・ジョーンズ、ドニー・ハンセン、デビッド・ベイリー、リック・ジョンソン、ジェフ・スタントン、ジャン・ミシェル・バイル、ジェレミー・マクグラス、リッキー・カーマイケル、ジェット・ローレンスがいます。
「選手権で2位になるというのは、僕にとって初めての感覚です」と、同タイトルを2度獲得しているジェットは語りました。「全力を注ぎましたが、今日はとにかく調子の悪い日でした。プラクティスでもモト1でも何度も足をひねってしまって、本当に残念でした。モト2では全力を尽くしましたが、もう限界でした。今年のハンターの走りは本当にすごかったです。彼が主役で、僕は彼に追いつこうと最善を尽くしましたが、どうしても叶いませんでした。今朝、彼のコーヒーに下剤でも入れておけばよかったかもしれません!いいシーズンでしたし、自分がこれまで乗り越えてきたことを考えれば、そこまで落ち込むこともありません。今もとても幸せです。ハンター、おめでとう!」
Honda HRC Progressiveは250クラスでも好成績を収め、チャンス・ハイマスと下田丈がシーズン中にそれぞれ総合優勝を果たしました。ハイマスは最終的にシリーズ4位。下田は選手権をリードしていましたが、第6戦で負傷し、シーズンを早期に終えることになりました。Hondaはさらに、メーカーごとの各クラスにおける各モトの最上位ライダーが獲得したポイントに基づいて争われるAMA-MXマニュファクチャラーズタイトルも獲得しました。
「なんて素晴らしいMXシーズンでしょう!ここ数年で数多くのタイトルを獲得してきましたが、今回は特に意義深いものです」と、American HondaでPowersports & Experiential Marketingのマネージャーを務めるブランドン・ウィルソン氏は語りました。「今年もハンターの成長を見守ってきましたが、それは本当に驚くべきものでした。彼にふさわしい成功を手にする姿を見ることができて、これほど嬉しいことはありません。彼を誇りに思うという言葉だけでは、とても言い表せません。チームがMX選手権で2年連続の1-2を達成したことは、私たちがいかに素晴らしいメンバーに恵まれているかを物語っており、そのひとりひとりに祝福を送りたいと思います。アメリカ国内はもちろん、海外も含めたチーム全員の努力が称賛に値します。彼らのたゆまぬ努力と献身がなければ、この成果は何一つ実現しなかったでしょう。HondaとHRCの全員を代表して感謝します。この調子で突き進みましょう!」
チームは、9月12日にオハイオ州コロンバスで開幕するAMAスーパーモトクロス世界選手権(AMA-SMX)に、万全の体制で臨むことを目指しています。Honda HRC Progressiveはこのシリーズが始まってからの3年間、全ラウンドで450クラスを制しており、ジェットと下田はそれぞれ450SMX、250SMXのディフェンディングチャンピオンです。
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American Hondaについて
Hondaは1959年に米国で二輪車の販売を開始し、現在では米国内でHondaのオートバイ、スクーター、ATV(全地形対応車)、サイド・バイ・サイドの幅広いラインアップを展開しています。革新的な技術は常にHondaを象徴するものであり、65年以上にわたり卓越したエンジン設計とシャシー設計で業界の標準を築いてきました。Hondaはバッテリー電動パワースポーツ製品についても計画を発表しています。Honda Powersports製品は45年にわたり米国で生産されており、現在ではすべてのHondaサイド・バイ・サイドおよびATVが、サウスカロライナ州ティモンズビルおよびノースカロライナ州スウェプソンビルにあるHondaの製造工場で、国内製および海外製の部品を用いてアメリカ国内生産されています。詳細は、 https://powersports.honda.com をご覧ください。
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