450MX Moto 1
AMA MX 2026
Round 11

Honda HRC Progressive、2026年AMAプロモトクロス選手権を王者として締めくくる

us Ironman Raceway
Honda HRC Progressive、2026年AMAプロモトクロス選手権を王者として締めくくる

・ハンター・ローレンスが、弟でありチームメイトのジェット・ローレンスをわずか2ポイント差で抑え、プレミアクラスで自身初のモトクロスタイトルを獲得。

・チャンス・ハイマスは250クラスの選手権ランキング3位と同ポイントながら、4位でシーズンを終える。

・Hondaはプレミアクラスでマニュファクチャラーズタイトルを獲得したほか、チーム・オブ・ザ・イヤー賞、マネージャー・オブ・ザ・イヤー賞、メカニック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。

2026年AMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)は土曜日、アイアンマン・レースウェイで劇的なフィナーレを迎えました。Honda HRC Progressiveのハンター・ローレンスは、シーズンを通して弟でチームメイトのジェット・ローレンスと繰り広げてきたタイトル争いを制し、自身初となる450クラスのチャンピオンに輝きました。これにより、ハンターはジェットに続いてプレミアクラスのモトクロスチャンピオンとなり、兄弟がそれぞれプレミアクラスのモトクロスタイトルを獲得する史上初の快挙を達成しました。250クラスでは、チャンス・ハイマスが力強い走りでシーズンを締めくくり、総合2位(1-2)を獲得。選手権ランキングでは3位と同ポイントながら、4位でシーズンを終えました。またHondaは、マニュファクチャラーズタイトルを獲得するとともに、プレミアクラスでチーム・オブ・ザ・イヤー賞、マネージャー・オブ・ザ・イヤー賞、メカニック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、充実のシーズンを締めくくりました。

ハンターはモト1で持ち前の好スタートを決め、すぐにトップに仕掛けられる位置につけました。しかし、トップを走行していたヘイデン・ディーガンがクラッシュし、行き場を失ったハンターも転倒。最後尾からの再スタートを強いられました。それでもハンターはひるむことなく、今季のタイトル争いを通して見せてきた粘り強さを発揮。着実に順位を上げていき、モト中盤にはジェットに追いついてパスしました。その後も追い上げを続け、8位でフィニッシュして貴重なチャンピオンシップポイントを獲得しました。一方のジェットは、トップ20圏外からのスタートとなったうえ、レース序盤に負傷中の足をさらに痛めるなど、厳しいモトとなり、最終的に11位でフィニッシュしました。

チャンピオンの行方が決まらないまま迎えた最終モトでは、ハンターとジェットがそれぞれ2番手、3番手でスタート。ジェットはいったん4番手に後退しましたが、ハンターがいくつかのミスを犯したことで再び3番手に浮上し、そのすぐ後ろの4番手にハンターが続きました。タイトル獲得が目前に迫る中、ハンターはチェッカーフラッグまでジェットの背後につけたまま、わずか2ポイント差でチャンピオンに輝きました。

250クラスのハイマスは、シーズン終盤に総合順位で好成績を重ね、2026年モトクロス・オブ・ネイションズのアメリカ代表にも選出されるなど、キャリアで最も勢いに乗った状態で最終戦を迎えました。このアイダホ州出身のライダーは、アイアンマンでも印象的な走りを披露。モト1では序盤のクラッシュを挽回し、4番手から追い上げて最終的に2位に26.2秒差をつけて優勝しました。モト2では2度のクラッシュに見舞われ、いずれも15番手圏外まで後退したものの、そのたびに猛追を見せて2位でフィニッシュし、総合2位(1-2)を獲得しました。ハイマスは選手権ランキング3位と同ポイントでシーズンを終えましたが、シーズンのタイブレーク規定によって4位となりました。それでも、5度の表彰台、3度のモト勝利、1度の総合優勝を挙げ、プロ転向後最高のシーズンを締めくくりました。

NOTES

・金曜日には、チャンス・ハイマス、ハンター・ローレンス、ジェット・ローレンスがHonda HRC Progressiveを代表して、アイアンマン・レースウェイのプレスデーに参加しました。メディアとの個別インタビューや走行セッションに加え、ハンターとジェットは450クラスのチャンピオン候補として正式な記者会見にも出席。劇的なシーズン最終戦の重要性や、プレミアクラスの王座を争う兄弟対決に注目が集まりました。

・記者会見では、2026年モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)に出場するアメリカ代表チームも正式に発表され、ハイマスがMXGPクラスの代表に選出されました。大会はAMAスーパーモトクロス(AMA-SMX)最終戦の翌週、10月2日から4日までフランスのエルネーで開催されます。ハイマスはCRF450RWEを駆り、MXoNデビューを果たします。

・「SMX Friday Live Presented by Honda」はSuperMotocrossのYouTubeチャンネルで引き続き配信され、金曜日の記者会見、プレスデーの走行セッション、WMXのモト1をライブ中継し、チャンピオンシップ最終戦の熱気をファンに届けました。(WMXモト2は土曜日にPeacockでライブ配信されました。)

・アイアンマン大会では金曜日に「Scouting Moto Combine」も開催され、アマチュアモトクロス界の有望選手25人が集結し、次世代のトップライダー候補がその実力を披露する特別な場となりました。カナダ250モトクロスチャンピオンであるGDR Hondaのディラン・レンペルは、健闘して総合4位に入りました。

・アイアンマン・レースウェイから南へ約3時間の場所にあるHondaディーラー、River City Pro Motorsportsが、Honda HRC Progressiveのパドック内にポップアップブースを出展し、2027年モデルのCRF250Rと2026年モデルのCRF50Fを展示するとともに、ファンとの交流を図りました。

・予選セッションの合間には、Honda HRC Progressiveがサイン会を開催し、ファンにとって2026年AMA-MXシーズン中にHondaの参戦中のファクトリーライダー3人と交流できる最後の機会となりました。

・元チャンピオンのゲイリー・ジョーンズが、アイアンマン・ナショナル・ファイナルズのグランドマーシャルを務め、250クラスのチャンピオンにゲイリー・ジョーンズ・カップを贈呈しました。1973年にHonda初のモトクロス・ナショナルタイトルを獲得したジョーンズは、Hondaブランドの歴史を語るうえで欠かせない存在です。

・今季は初めて、3クラスすべてのタイトル争いが最終戦までもつれ込み、女子モトクロス選手権(WMX)も最後まで決着の行方が分からない展開となりました。Quad Lock Hondaのチャーリー・キャノンは、ランキングトップのラクラン・ターナーと21ポイント差のランキング2位で最終戦を迎えました。キャノンはこの日、2度のホールショットを奪い、全ラップをリードして両モトを制する圧倒的な走りを披露。総合優勝を飾り、ランキングトップとの差を6ポイントまで縮め、最終的に選手権ランキング2位でシーズンを終えました。SLR Hondaのチームメイト、メイラ・ヘリックとミカエラ・ニールセンも力強い走りでシーズンを締めくくり、この日ヘリックは総合2位(3-2)、ニールセンは総合6位(7-5)となりました。ニールセンは選手権ランキング3位でシーズンを終え、Hondaライダー2名が選手権ランキングのトップ3に入りました。

・450クラスの予選総合では、Honda HRC Progressiveのハンター・ローレンスが2番手、チームメイトのジェット・ローレンスが3番手につけ、以下、多くのHondaライダーが続きました。Quad Lock Hondaのクリスチャン・クレイグが19番手、Valley Motorsportsのジェレミー・ハンドが24番手、SLR Hondaのジャスティン・ロッドベルとマティ・ジョーゲンセンがそれぞれ26番手と37番手、Short Racingのジョン・ショートが41番手、Lasting Impressionsのロニー・オレスが46番手、110 Racingのブレット・ハイドーンが47番手、スコッティ・クラークが49番手[香佐1.1]、Bloxom Racingのアシュトン・ブロクサムが52番手、ディーン・ガルが57番手、Honda of the Ozarksのブレット・グリーンリーが65番手、Feine Tune Racingのギャビン・ティルフォードが67番手、Jones Racingのニック・ジョーンズが69番手、McGrath Powersportsのブライス・マクラウドが71番手、イライジャ・ホールが72番手でした。

・250クラスの予選総合では、Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスが2番手につけました。Quad Lock Hondaのブロディ・コノリーとアレックス・ラーウッドがそれぞれ18番手と37番手、Phoenix Racing Hondaのギャビン・タワーズとエイデン・キーファーが23番手と27番手、Storm Lakeのアイザイア・クラークが26番手、McGinley Clinicのカイル・ズウォルコウスキーが72番手でした。

・ハイマスはモト2でファステストラップを記録しました。

・American Honda、HRC、Honda HRC Progressiveのレースチーム一丸となった取り組み、そしてスポンサー各社の支援により、今シーズンのHondaの成功はハンターのタイトル獲得だけにとどまりませんでした。Powersports Racing & Experientialのマネージャーであるブランドン・ウィルソンがマニュファクチャラーズタイトルのトロフィーを受け取り、チームマネージャーのラーズ・リンドストロムがチーム・オブ・ザ・イヤーのトロフィーを受け取るとともに、チームマネージャー・オブ・ザ・イヤーにも選出されました。また、ハンター・ローレンスから自身の担当メカニックであるキャメロン・カメラへ、メカニック・オブ・ザ・イヤー賞が贈られました。

・2026年AMAプロモトクロス選手権シーズンを終え、チームとライダーはしばしの休養を挟んだ後、9月12日にオハイオ州コロンバスで開催されるAMA-SMXプレーオフでレースに復帰します。Honda HRC Progressiveは当初、今週SMXに向けたテストを行う予定でしたが、ジェットとハンターがそれぞれ負傷している足首と手首を休ませるため、450クラスのテストはキャンセルされました。Honda HRC Progressiveは引き続き、全ライダーがそろってSMXに参戦することを目指しています。


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Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Honda HRC Progressive
喜びや興奮以上に、正直なところ、ほっとしたという気持ちが大きいです。毎回レースの日になるとほとんど食事もできず、胃が締めつけられるようになって、気分も最悪です。土曜日は1週間の中で一番つらい日で、そのストレスがシーズンを通して身体に蓄積していきます。レース直後は、まず安堵のため息が出るような感覚でした。でも、今回のタイトルは、自分のキャリアが認められたと思える大きな勲章です。ジェットが勝つ姿は十分すぎるほど見てきたので、今回は彼に一つ勝てたのもうれしいです。あいつは本当にとんでもなく強いライダーなので、レッドプレートをつけて最終戦を迎え、このタイトルを最後まで彼と争えたことは、とても特別なことだと思います。

Jett Lawrence
Jett Lawrence 1
Honda HRC Progressive
兄弟として、HJが初めて450クラスのタイトルを獲得できたことをうれしく思いますし、自分自身も今季のアウトドアでやってきたことには満足しています。今年の初めは、このケガでどうなるか分からず、戦列を離れていた自分の状況をみんなが見守っていました。だから結果がどうであれ、正直なところ自分は満足しています。それに、このチャンピオンシップでハンターを苦しめる存在になれたこともすごくうれしいですね。簡単には獲らせたくなかったので、できる限り手を焼かせてやろうと思いました。ローレンス兄弟として、ほとんどすべてのレースに勝つことができたので、それ自体がすごくクールなことだと思います。チームや関係者全員のことを思うと、とてもうれしいです。

Chance Hymas
Chance Hymas 29
Honda HRC Progressive
5戦連続の表彰台は自分のキャリアベストなので、本当にうれしいです。今日はおそらく、これまでの人生でベストと言える2つのモトを走れたと思います。ただ残念ながら、どちらのモトでも序盤の1、2周目あたりでくだらないミスをして、自分で自分を後方に沈めてしまいました。今日はジュジュ[ボーメア]の方が上でした。彼も本当に全力で走っていました。レースに向けてすごく気持ちが乗っていましたし、MXoNの発表もありました。自分は選ばれるにふさわしいライダーだと思っていますし、代表に選ばれた3人が、その役目を果たすために覚悟を持って臨むことが大事です。週末に、自分がどれだけ努力しているかを走りで見せられるのはいつでもうれしいことです。もちろん、みんな平日も全力で取り組み、できる限りのことをやっていますが、今日は自分の本来の力をしっかり示せたと思います。今日のような後方からの追い上げこそ、自分にできる走りです。ようやく身体とバイク、そしてレースに向けた取り組み全体がすべてうまくつながって、間違いなくかみ合ってきたと思います。

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom Team Manager
Honda HRC Progressive
最終レースでチームの2人のライダーがタイトルを争うだけでも特別ですが、その2人が兄弟だというのは非常に稀なことです。それがどれほど特別なことなのか、そしてチームとして、またAmerican Hondaとして、自分たちがどれほど恵まれているのかを強く感じています。勝つことは本当に難しいことですから、この結果に心から感謝していますし、将来に向けた大きなモチベーションにもなります。チャンスについては、昨年コロラドで総合優勝(1-1)したときに次ぐ、キャリア最高クラスの走りだったのではないかと思います。私たちが彼ならできると分かっていたレベルまで戻ってこられたことを本当にうれしく思いますし、モトクロス・オブ・ネイションズで450マシンを駆って参戦し、アメリカ人ライダーなら誰もが抱くであろう夢をかなえる姿を見るのも楽しみにしています。また、今回は彼にとって初めて万全の状態で臨むSMXになるので、どんな走りを見せてくれるのかも楽しみです。


250MX Overall Results

1. Julien Beaumer (KTM)
2. Chance Hymas (Hon)
3. Ryder DiFrancesco (Hus)
4. Landon Gordon (Yam)
5. Pierce Brown (Yam)
6. Drew Adams (Kaw)
7. Cole Davies (Yam)
8. Kayden Minear (Yam)
9. Nate Trasher (Yam)
10. Michael Mosiman (Yam)

17. Alex Larwood (Hon)
18. Brodie Connolly (Hon)
25. Gavin Towers (Hon)
34. Aden Keefer (Hon)
39. Izaih Clark (Hon)


250MX Championship Points (after 11 of 11 rounds)

1. Cole Davies: 407
2. Julien Beaumer: 369
3. Levi Kitchen: 364
4. Chance Hymas: 364
5. Ryder DiFrancesco: 326
6. Kayden Minear: 297
7. Carson Mumford: 244
8. Jo Shimoda: 194
9. Michael Mosiman: 151
10. Drew Adams: 181

27. Brodie Connolly: 39
31. Alex Larwood: 31
36. Gavin Towers: 26


WMX Overall Results

1. Charli Cannon (Hon)
2. Mayla Herrick (Hon)
3. Daniela Guillen (Gas)
4. Lachlan Turner (Yam)
5. Brandy Richards (KTM)
6. Mikayla Nielsen (Hon)
7. Jordan Jarvis (Yam)
8. Taylah McCutcheon (Kaw)
9. Hannah Hodges (Tri)
10. Jamie Astudillo (Gas)

11. Tayla Jones (Hon)
23. Hannah Cole (Hon)
34. Michelle Anaya (Hon)
35. Gizele Spoor (Hon)
38. Addi Clouse (Hon)


WMX Championship Points (after 6 of 6 rounds)

1. Lachlan Turner: 267
2. Charli Cannon: 261
3. Mikayla Nielsen: 190
4. Jordan Jarvis: 190
5. Taylah McCutcheon: 187
6. Lilly-Ann Pettus: 142
7. Piper Bell: 133
8. Mayla Herrick: 122
9. Ava Silvestri: 107
10. Brandy Richards: 88

16. Tayla Jones: 62
37. Jenna Jansen: 7
41. Hannah Cole: 4


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