450MX Moto 1
AMA MX 2026
Round 2

ローレンス兄弟がハングタウン・モトクロス・クラシックで圧巻の1-2フィニッシュ

us Prairie City SVRA
ローレンス兄弟がハングタウン・モトクロス・クラシックで圧巻の1-2フィニッシュ

・Honda HRC Progressiveのジェット・ローレンスとハンター・ローレンスが450クラスの両モトで圧倒的な強さを発揮。

・下田丈とチャンス・ハイマスは逆境を乗り越え、250クラスでトップ10入り。

Honda HRC Progressiveのジェット・ローレンスは、これまでAMAプロモトクロス450クラスで圧倒的な強さを見せてきました。そのため、先週の2026年シーズン開幕戦で総合3位に終わったことは、多くのライダーにとっては夢のような成績である一方で、彼のこれまでの優位性に陰りが見えたのではないかと感じる人もいました。しかし今週末のハングタウン・モトクロス・クラシックでは、回復途上にある足首の痛みをものともせず、予選トップ通過から両モト優勝を飾る圧巻の走りを披露しました。前週の開幕戦で同じく圧巻の走りを見せていたチームメイトで兄のハンター・ローレンスも、両モトで力強く2位を獲得し、チャンピオンシップ争いでのリードを守りました。

ジェットはモト1でホールショットを奪い、モト2でも好スタートを決めたことで、レースを先頭からコントロールしました。CRF450RWEでさらに快適さを増している様子のAMAプロモトクロス王者は、ほぼ完璧なレース運びで今季初の総合優勝を獲得しました。それでも、その大半でプレッシャーをかけ続けたのがハンターでした。持ち味である安定感とスピードを終日発揮したハンターは、モト1の大半を3番手で走行し、終盤にハイデン・ディーガンをかわすと、すぐに引き離して2位でフィニッシュしました。モト2ではハンターがホールショットを奪って1周目をリードしましたが、赤旗によりレースはリセットされました。再スタート後、ハンターは2番手につけ、フィニッシュまで弟のジェットにプレッシャーをかけ続けました。両モトを通じた力強い走りにより総合2位を獲得し、Honda HRC Progressiveに再び1-2フィニッシュをもたらしました。

250クラスでは、下田丈とチャンス・ハイマスが開幕戦から大きく前進し、改善されたスタートと表彰台争いに絡むスピードを見せ、それぞれ総合5位と8位を獲得しました。

下田はモト1の大半で2位争いを展開しながら堅実に3位でフィニッシュしました。一方のハイマスも印象的な走りで5位に入りました。残念ながらモト2では、両者ともスタート直後の第1コーナーで発生した大規模なアクシデントに巻き込まれ、後方からの追い上げを強いられました。それでも2人は粘り強く追い上げ、下田は着実に順位を上げて6位でフィニッシュし、総合5位を獲得。ハイマスは12位でフィニッシュし、総合8位を獲得しました。最終的な総合順位こそ両者が示したスピードを十分に反映したものではありませんでしたが、その走りは確かな前進を感じさせる内容となりました。

NOTES

・Honda HRC Progressiveライダーの4人全員が金曜日のメディア対応に参加し、各メディアの取材に応じるとともに、ハングタウンのコースを走行しました。当日の天候はレース日よりもかなり暑いコンディションでした。

・会場から北へ約35分の場所にあるPowerhouseディーラー、Roseville Honda Motorsportsは、Honda HRC Progressiveのピット内にポップアップブースを出展し、2026年型CRF450RとCRF50Fを展示しました(Hondaは2027年型 CRF450Rも展示)。この出展は、同ディーラーにとって、地域のファンや顧客と交流する機会にもなりました。

・1回目と2回目の予選セッションの間には、Honda HRC ProgressiveのピットでHondaのファクトリーライダー4人によるサイン会が行われました。

・AMAプロモトクロスのレポーターを務めるケイティ・オズボーンがRace Day Liveに登場し、家族とともにHonda交通教育センターを訪れ、CRF250Fに乗る様子が紹介されました。

・ハングタウンは2026年WMXシリーズ開幕戦でもあり、Quad Lock Hondaのチャーリー・キャノンとSLR Hondaのミカエラ・ニールセンの2人のHondaライダーが参戦しました。今季のWMXは金曜日と土曜日にそれぞれ1モトずつ開催され、土曜日のモトはPeacockの中継枠内で放送されます。キャノンは3-2で総合2位、ニールセンは2-3で総合3位となりました。

・モト2開始前には、Peacockでニールセンの特集が放送され、これまでのキャリアや両親へのインタビューが紹介されました。

・Peacockでは、ジェット・ローレンスの負傷からの復帰を取り上げた特集も放送されました。

・450クラス総合予選では、2週連続でローレンス兄弟がトップタイムを記録しました。ただし、今回はハンターではなくジェットが最速でした。兄のハンターは第2セッション終盤に素晴らしいアタックラップをまとめかけていましたが、最後に転倒を喫し4番手となりました。Quad Lock Hondaのクリスチャン・クレイグとカイル・ウェブスターがそれぞれ10番手と19番手、SLR Hondaのジャスティン・ロッドベルが23番手、Limited Decalのサポートを受けるセージ・パワーズが39番手、Hoag Racingのブレイク・ホーグが41番手、JCR Hondaのライアン・サラットが43番手、Clinton RacingのKC・クリントンが55番手、Feine Tune Racingのギャビン・ティルフォードが58番手、Factory Moto Kidsのタロン・ゴーマンが61番手、Morse Racingのロッコ・モースが68番手、Factory Moto Kidsのジェフリー・ゴーマンが69番手、Strode Racingのカイザー・ストロードが71番手、Badell Racingのジャック・バデルが72番手、Jordan Isola Racingのサポートを受けるジョーダン・イソラが75番手でした。サラットは450クラスのラストチャンス予選(LCQ)で3位となり、モト進出を決めました。

・Honda HRC Progressiveの下田丈とチャンス・ハイマスは250クラス総合予選でそれぞれ3番手と6番手につけました。Phoenix Racing Hondaのルーキー、エイデン・キーファーは24番手を記録し、チームメイトのギャビン・タワーズを2つ上回りました。SLR Hondaのアルビン・ヒランは42番手、MPS Enterpriseのサポートを受けるタイ・フリーヒルは54番手、Honda Switzerland AGMX Racingのティム・ジャウニンは57番手でした。ヒランは250クラスのLCQを制し、モト進出を決めました。

・ジェットは450クラスの両モトで最速ラップタイムを記録しました。特にモト2のベストラップは圧倒的で、 他のどのライダーよりも1.3秒以上速いタイムでした。ハンターは両モトで2番手のラップタイムを記録しました。

・今週末の優勝により、Hondaはハングタウンにおけるプレミアクラス総合優勝記録を21勝に伸ばしました。これは2位のメーカーを9勝上回る記録です。これまで優勝を果たしたHondaライダーにはビリー・グロッシ、マーティ・スミス、ボブ・ハンナ、アラン・キング、リック・ジョンソン(3回)、ジェフ・スタントン、ジョン・ダウド、ジェレミー・マクグラス、ケビン・ウィンダム、セバスチャン・トーテリ、リッキー・カーマイケル(3回)、チャド・リード、イーライ・トマック、ケン・ロクスン、そしてジェット・ローレンス(3回)が名を連ねています。

・Honda HRC Progressiveは今週土曜日、コロラド州レイクウッドで開催されるサンダーバレー・ナショナル・モトクロスへ向かいます。ハンター・ローレンスは引き続きCRF450RWEにレッドプレートを装着して臨みます。また、この大会ではWMX選手権第2戦も開催され、Quad Lock Hondaのチャーリー・キャノンとSLR Hondaのミカエラ・ニールセンも再び参戦します。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/


Jett Lawrence
Jett Lawrence 1
Honda HRC Progressive
今週はスタート練習をたくさん行いましたが、足首を温存するために走行量は抑えました。正直なところ、このコースはパラよりも足首への負担が少なく、足を休められる場面がたくさんありました。足首の痛みも間違いなく先週ほどではありません。もちろんハンターは自分の兄なので、彼のことはよく分かっています。レースを通して常に近い位置でプレッシャーをかけてくる相手です。最初の15分はリズムをつかみながらできるだけ体力を使わないように走り、その後、中盤で差を広げるために1周だけ非常に速いラップを刻みました。良い1日でしたし、以前のように1-1を飾れたこともうれしいです。シーズンの残りに向けて自信になりました。

Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Honda HRC Progressive
今日はいつもとは違うレース運びが求められました。通常のコースなら長い時間前のライダーの後ろにつきながら、異なるラインを試しても大きく離されることはありませんが、今日は仕掛けるタイミングを見極める必要がありました。モト1では、半周から1周ほど息を入れてから、もう一度少しプッシュして仕掛ける、ということを何度も繰り返しました。モト2でもジェットに対して同じことを試しましたが、自分が少し息を入れたタイミングで彼が最速ラップを刻み、その差を再び詰めることができませんでした。前のライダーを攻略しようと別のラインを試すと、とにかくタイムを失ってしまう感覚があったので、あの赤旗には本当に流れを狂わされたと思います。

Jo Shimoda
Jo Shimoda 30
Honda HRC Progressive
全体的にはポジティブな1日でした。バイクは自分に合ってきていると思いますが、スタートについてはまだ少し取り組む必要があります。前方でレースができれば、ああした混乱を避けて、もっと良い結果につなげられると思います。走りは良かったですし、コンディションもかなりいいので、来週末が楽しみです。

Chance Hymas
Chance Hymas 29
Honda HRC Progressive
ハングタウンでの第2戦は悪くありませんでした。モト2で多重クラッシュに巻き込まれてしまったのが残念です。あれはよくありませんでしたが、今週末を迎えるにあたってバイクには改善が見られましたし、来週末に仕切り直したいと思います。

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom Team Manager
Honda HRC Progressive
先週末は少し例外的な状況でした。というのも、ジェットは通常スタートが非常に得意なライダーだからです。今週はそこに取り組み、火曜日には開始からわずか15分ほどで素晴らしいスタートを決められるようになっていました。今日はジェットとハンターの争いが本当に素晴らしかったです。特にモト2ではハンターが全力で攻めていて、見応えがありました。2人とも非常に競争心が強いので、この選手権争いは激戦になるでしょう。2022年のアウトドア250クラスで、2人が何度も競り合いながら素晴らしいレースを繰り広げていたことを思い出しました。
250クラスは本当に難しいカテゴリーです。全員の差が非常に小さいので、良いスタートが不可欠です。丈はモト2で後方から追い上げましたが、私たちの目標は昨年夏の終盤のように安定して好スタートを決めることです。丈はモト2で素晴らしいスタートを切りかけていましたが、セス・ハマカーのマシンが寄ってきて、進路を阻まれる形になりました。もしあの時点で2番手につけていたなら、あのモトを勝っていたと思いますし、まったく違う話になっていたでしょう。チャンスについては、自分のリズムをつかみ、レース勘とフィジカルを取り戻すことが必要です。コロラドは彼が最も得意としているコースなので、そこで大きく前進し、さらに積み上げていきたいと思っています。


250MX Overall Results

1. Levi Kitchen (Kaw)

2. Julien Beaumer (KTM)

3. Seth Hammaker (Kaw)

4. Cole Davies (Yam)

5. Jo Shimoda (Hon)

6. Nicholas Romano (Kaw)

7. Max Vohland (Yam)

8. Chance Hymas (Hon)

9. Carson Mumford (KTM)

10. Kayden Minear (Yam)


32. Aden Keefer (Hon)
37. Alvin Hillan (Hon)
39. Gavin Towers (Hon)

250MX Championship Points (after 2 of 11 rounds)

1. Seth Hammaker: 85

2. Levi Kitchen: 78

3. Julien Beaumer: 71

4. Cole Davies: 70

5. Jo Shimoda: 69

6. Nicholas Romano: 61

7. Chance Hymas: 56

8. Max Vohland: 49

9. Carson Mumford: 48

10. Ryder DiFrancesco: 47


31. Gavin Towers: 1


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る