450SX Main Event
AMA SX 2026
Round 8

ハンター・ローレンス、名高いデイトナ・スーパークロスで2位獲得

us Daytona International Speedway
ハンター・ローレンス、名高いデイトナ・スーパークロスで2位獲得

・ハンター・ローレンスが優勝争いを展開し、ポイントリーダーの座を維持
・下田丈は250SXイーストで惜しくも表彰台を逃す


AMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第8戦は伝統あるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催され、Honda HRC Progressiveのハンター・ローレンスが印象的な走りで今季5度目となる2位を獲得。450SX総合ランキング首位を維持しました。チームメートの下田丈は前戦の勢いを継続し、250SXイーストで優勝争いを展開する力強い走りを見せましたが、転倒により4位でフィニッシュしました。それでも、負傷から復帰後まだ十分な走行時間がない中でのすばらしいパフォーマンスでした。両ライダーとも、それぞれのチャンピオンシップ争いをしっかりと続けています。

ローレンスは両予選セッションでトップタイムを記録し、ヒートレースでも勝利を挙げるなど、圧倒的な形で1日をスタートしました。その勢いのままメインイベントに臨むと、CRF450RWEでホールショットを奪いましたが、序盤にケン・ロクスンに先行を許しました。その後、ロクスン、ローレンス、イーライ・トマックの3人が、わずか数秒差で争う激しい三つ巴のバトルを展開し、荒れたデイトナのコースでしのぎを削りました。レースの約3分の1を経過したところで、トマックはサンドセクション手前でローレンスをオーバーテイクし、その後すぐにロクスンもかわしてトップに立ちました。残り5周でローレンスはロクスンを抜き2番手に再びつけ、トップとの差を詰め始めました。終盤に猛追をみせたものの、ローレンスはトップから1.3秒差の2位でフィニッシュし、貴重なチャンピオンシップポイントを獲得してタイトル争いにおける存在感をさらに高めました。Quad Lock Hondaのジョーイ・サヴァジーは今季ベストタイの5位を堅実に獲得し、チームメートのシェーン・マケラスとクリスチャン・クレイグはそれぞれ8位と13位でフィニッシュしました。

250SXイーストのメインイベントでは、下田は第1コーナーを2番手で通過しました。序盤でドリュー・アダムスからのプレッシャーを抑え込み、2番手でいいリズムをつかみました。トップのセス・ハマカーに迫りながら優勝を目指してプッシュし続けましたが、終盤にサンドセクションで小さなミスをおかして転倒を喫しました。下田はすぐに再スタートを切り、ポジションダウンを2つに抑え、最終的に4位でフィニッシュしました。Phoenix Racing Hondaのカレン・パークも注目すべき走りを披露し、堅実な8位を獲得しました。

NOTES

・ハンター・ローレンスと下田丈は金曜日のメディア対応及び走行セッションに参加しました。レースデー・ライブのコメンテーターであるジャスティン・ブレイトンも参加し、CRF450RWEでコースを走行しながら、ハンター・ローレンスを含む複数のライダーを追走し、コースプレビューを行いました。

・気象キャスターのアダム・クロッツは土曜早朝、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイからFox Weather Channelで3回の生中継を行いました。中継ではHonda HRC Progressiveチームマネージャーのラーズ・リンドストロム、American Hondaレース部門アシスタントマネージャーのジェフ・ウィーナー、American Hondaエクスペリエンシャル・マーケティング・マネージャーのコリン・ミラーへのインタビューも実施されました。リンドストロムはチームのテックトラック内を案内し、バイクパーツなどを紹介しました。

・土曜日の放送では、ハンターのフロリダ州デード・シティの自宅で撮影された微笑ましい特集コーナーが紹介されました。2匹の愛犬と過ごす様子や、犬たちのアジリティの腕前(あるいはその逆)を披露する場面など、トラックを離れたハンターの素顔をファンに届けました。

・ローレンスと下田は週末を通してファンと交流し、NASCARガレージでのサイン会にも参加しました。

・下田はHonda HRC Progressiveのトラック前で、Make-A-Wishのカレブとその家族と交流し、サイン入りチームグッズを手渡しました。

・前週から大きく改善し、下田は250SXイーストの総合予選で5番手となりました。Phoenix Racing Hondaのカレン・パーク、ギャビン・タワーズ、エヴァン・フェリーはそれぞれ7番手、16番手、22番手でした。ジェレミー・ハンド(Valley Motorsports)は20番手、ジョン・ショートIV (Short Racing)は23番手、ライダー・フロイド(TiLube Honda)は28番手でした。Storm Lake Hondaのアイザイア・クラークとルーク・ニースはそれぞれ19番手と42番手でした。

・450SX総合予選では、ローレンスが両セッションで最速タイムを記録し、今季初の総合トップタイムをマークしました。Quad Lock Hondaのジョーイ・サヴァジー、シェーン・マケラス、クリスチャン・クレイグはそれぞれ3番手、12番手、15番手でした。プライベーターのHondaライダー、ザック・ウィリアムズ(McGinley Clinic)は24番手でした。

・下田はヒートレースで第1コーナーを3番手で抜け、フープセクションでのスピードを活かしてセス・ハマカーをオーバーテイクし、2位でフィニッシュしました。パーク、クラーク、ショート、フェリー、タワーズはヒートレースから直接メインイベントに進出し、ハンドは250SXラストチャンス予選(LCQ)で3位となり、合計7名のCRFライダーがメインイベントに進出しました。

・ローレンスは450SXヒートレースでスタート直後2番手につけました。レースを通してマルコム・スチュワートと激しいバトルを展開し、最終的にトップでフィニッシュ。今季3度目のヒートレース優勝を果たしました。サヴァジーは見事な走りで2位、6位のクレイグもメインイベントに直接進出しました。それに先立ち、マケラスはヒートレースで今季ベストとなる5位を獲得しました。

・先週のHonda HRC Progressiveの両ライダーに影響を及ぼした赤十字フラッグ及びライトに関する物議を醸した事案を受け、AMAはデイトナを前に規則を更新し、警告灯の色を赤から黄色へ変更しました。ただし、フラッグやライト下でジャンプしたライダーへのペナルティーに関する明確な説明は公式発表には含まれていませんでした。AMAはデイトナのライダーズミーティングでこの件を説明しましたが、今後同様の状況が起きた際の対応について判断に迷うチームやライダーもいました。下田はデイトナで次のように語りました。

「先週の件はみんなを混乱させたと思います。自分やほかのライダーの安全のためにも、もっと明確にするべきだと思います。もちろん、レース直後にルールを変更するのを見るのは気持ちのいいものではありませんし、自分にとって少し不公平だったと感じています」

・安定して表彰台を獲得しているローレンスは、トマックに1ポイント差をつけて450SXチャンピオンシップ首位を維持しています。下田は250SXイーストで3位につけており、2位とは3ポイント差です。

・次戦、Honda HRC Progressiveは今週土曜日にインディアナポリスで開催されるAMAスーパークロス第9戦に臨みます。


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Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Honda HRC Progressive
 いくつか取り組んでいる課題はありますが、とてもタフなコースでしたし、いいレースができたと思います。観客の皆さんにとっても、とても見応えのある夜だったのではないでしょうか。できれば、あと5分ほどレース時間があればよかったですね。フィニッシュライン付近にあるタワーで残り時間や順位を確認できることを、これまで当たり前のように思っていましたが、改めてスタジアム開催ではそれがあることのありがたみを感じました。終盤は全力を尽くしました。コースは周回を重ねるごとに変化し、それだけでも十分難しかったです。今年は特に角ばったバンプが多く、コーナー立ち上がりにもハードな凹凸がありました。レイアウト自体は比較的シンプルでしたが、路面が荒れていったことでより特徴的なコースになったと思います。 

Jo Shimoda
Jo Shimoda 30
Honda HRC Progressive
 進歩という点では満足していますし、正しい方向に進んでいると思います。特にサスペンションを中心に多くの変更を行っています。チームのみんなが本当に一生懸命取り組んでくれていて、先週よりもさらに改善できたので、来週はもっと良くなるはずです。今日は予選も少し良くなりましたし、最近はスタートもとてもうまく決まっています。メインイベントでの転倒は自分のミスでしたが、気持ちを切り替えてさらに良くしていきたいと思います。トレーナーとともにいいプログラムで取り組めていますし、今日はフィットネス面の問題はありませんでした。 

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom -
Honda HRC Progressive
 このコースは、ほかのスーパークロストラックとは大きく異なる非常に独特な存在ですが、それがチャンスを生み出すこともあります。今週末の予選は本当にすばらしい内容でした。丈は大きく改善し、ハンターは圧倒的な走りを見せてくれ、とても清々しかったです。両クラスともスタートが非常に良く、それが表彰台争いと貴重なポイント獲得につながりました。丈はすばらしいレースをしていましたし、サンドセクションで転倒はありましたが、この会場で4位という結果には十分納得しています。450のメインイベントは非常にエキサイティングでした。このコースで最多勝を誇る伝説のイーライ・トマックとバトルし、わずか1.3秒差まで迫ったことは、ハンターが胸を張れる内容です。メインイベントのセットアップについては少し狙い通りにいかなかった部分もあったので、そこから学び、来週また戦えるよう準備します。 


250SX East Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Pierce BROWN

163

Monster Energy Star Racing Yamaha

Yamaha

45

2

Seth HAMMAKER

10

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

43

3

Jo SHIMODA

30

Honda HRC Progressive

Honda

40

4

Cole DAVIES

37

Monster Energy Star Racing Yamaha

Yamaha

39

5

Daxton BENNICK

58

Rockstar Energy Husqvarna

Husqvarna

37

6

Coty SCHOCK

22

ClubMX Yamaha

Yamaha

31

7

Cullin PARK

49

Phoenix Honda Racing

Honda

27

16

Jeremy HAND

87

Valley Motorsports

Honda

12

17

Izaih CLARK

91

Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing

Honda

10

20

John SHORT

90

Short Racing

Honda

7

23

Luke NEESE

95

Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing

Honda

5

26

Gavin TOWERS

73

Phoenix Racing Honda

Honda

2

27

Evan FERRY

751

Phoenix Racing Honda

Honda

1


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