ハンター・ローレンス、シアトルの苦戦を最小限に抑え、ポイントリードを維持

・オーストラリア人ライダーのハンター・ローレンスは、スタートの出遅れとクラッシュを乗り越え、健闘の4位
・シリーズはアーリントンへ向かい、下田丈が250SXイースト開幕戦に参戦
シアトルで開催されたAMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第6戦は、ハンター・ローレンスにとって計画どおりの展開とはなりませんでした。しかし、このHonda HRC Progressiveライダーは大きな痛手となりかねなかった1日を最小限に食い止め、最終的に4位でフィニッシュ。この結果、シリーズがテキサス州アーリントンへ向かう中、タイトル争いで1ポイント差の首位を守っています。
450SXメインイベントでは、ローレンスはスタートでリアタイヤを空転させ、らしくない7番手で第1コーナーを通過しました。その後すぐに1台をオーバーテイクしたものの、難しいトラックでミスをおかし、3周目にポジションを一つ落としました。10周を過ぎるとリズムを取り戻し追い上げを開始。レース中盤時点には5番手につけ、残り8周で4番手に浮上しました。その後ローレンスはケン・ロクスンとの差を一気に詰め、これまでの周回で好パスを見せていたサンドセクションで表彰台圏内を狙ってアグレッシブに仕掛けました。しかしロクスンとのラインが交錯して接触し、両者ともに転倒。ローレンスは再スタートを切り、先行を許したのはジャスティン・クーパーのみでしたが、残り時間が限られる中、順位を上げることは叶わず、4位に甘んじる結果となりました。Quad Lock Hondaのジョーイ・サヴァジーも健闘し8位でフィニッシュしました。
NOTES
・シアトル大会は、シアトル・シーホークスがルーメン・フィールドでスーパーボウル優勝祝賀パーティー及びパレードを開催してから3日も経たないうちに行われました。その影響でスーパークロスのコース設営スケジュールが遅れ、金曜日のメディアイベントのうち走行関連のプログラムは中止となりました。Honda HRC Progressiveのチームマネージャーであるラーズ・リンドストロムは、Feld主催のメディアスクラム(囲み取材)に参加しました。
・South Bound HondaはHonda HRC Progressiveのピット内にポップアップブースを設置し、チームスポンサー製パーツを装着したチャンス・ハイマスのNo.29レプリカ仕様CRF110Fと、レッド・オン・レッドのSKDAグラフィックを施したCRF450Rを展示しました。チャンス・ハイマスがレース会場に来場し、ハンター・ローレンスがレッドプレートを装着して臨んでいたことから、どちらのマシンもこの週末にふさわしい展示でした。ディーラースタッフはこの機会を活用し、ファンや来場者と直接交流しました。
・アイダホ州出身のハイマスは、シリーズがアメリカ西部を訪れた機会を活かし、チームをサポートするとともにファンとの交流を行いました。ローレンスとともにサイン会に参加し、レースデー・ライブにも出演しました。また、ヒートレース後にはメイン放送向けのインタビューも受けました。
・ローレンスは450SX総合予選で5番手を獲得しました。Quad Lock Hondaのジョーイ・サヴァジー、クリスチャン・クレイグ、シェーン・マケラスはいずれも総合予選でそれぞれ13番手、14番手、15番手でした。今週末のプレミアクラスに参戦したもう1人のHondaライダーはMcGinley Clinicのザック・ウィリアムズで、総合予選27番手でした。
・250SX総合予選では、HondaライダーとしてSLR Hondaのジャスティン・ロッドベルとマティ・ジョーゲンセンがそれぞれ22番手と32番手、Next Levelのハンター・シュロッサーとコルビー・コップが19番手と23番手、Lasting Impressionsのロニー・私スが31番手でした。
・ロッドベルとシュロッサーはそれぞれのヒートレースで8位フィニッシュし、250SXメインイベントへ直接進出しました。ジョーゲンセンはLCQ(ラストチャンス予選)を4位でフィニッシュし、メインイベントへ進出しました。250SXウエストのメインイベントでは、ジョーゲンセンが16位、シュロッサーが18位、ロッドベルは完走できず22位扱いとなりました。
・Quad Lock Hondaのクリスチャン・クレイグは450SXヒートレース1でジェイソン・アンダーソンとの接触により転倒し、不運にも複数の指を骨折しました。クレイグは自身のInstagramで、今週は休養し、今週末のアーリントンでの復帰を目指すとコメントしています。
・450SXヒートレース2では、ローレンスがクーパー・ウェブと首位争いを展開し、ウェブが転倒したことでローレンスがトップに立ちました。この勝利はハンター・ローレンスにとって今季初のヒートレース優勝であり、キャリア通算2勝目となりました。Quad Lock Hondaのジョーイ・サヴァジーは4位、チームメートのシェーン・マケラスは8位でフィニッシュしました。
・ローレンスは450SXの総合ランキング首位を維持し、イーライ・トマックに1ポイント差をつけて、次戦もレッドプレートを装着して臨みます。
・Honda HRC Progressiveの次戦は今週土曜日、テキサス州アーリントンで開催されるAMAスーパークロス第7戦です。この大会はミリタリー・アプリシエーション・レースとして行われ、250SXイーストシリーズの開幕戦でもあり、下田丈が参戦を予定しています。下田はオフシーズン中に首を負傷しましたが、手術から比較的順調な回復を遂げています。Honda一同は、2025年SMX 250チャンピオンのレース復帰を歓迎しています。
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今回は手応えと悔しさが入り混じるメインイベントでした。自分の走り自体はとても良かったと思いますが、スタート時に空転してしまいました。なぜそうなってしまったのか100%は分かりませんが、その後は集団の中を縫って前に出ていきました。レース開始から10分を過ぎた辺りでコースをつかみ、調子が完全に上がりましたし、レースが進んだ段階でも多くのリズムセクションをこなせていました。そしてケニー(ロクスン)を抜いて3番手に上がろうと仕かけた際に接触してしまいました。当然ながら彼を転倒させるつもりは全くありませんでした。あれは不運なレーシングアクシデントでした。ただ、自分のフィーリングが良かっただけに、望んでいた展開ではありませんでした。理想を言えば、あの時イン側に飛び込んでラインを確保し、その後クーパー・ウェブを追いかけたかったです。それでもレッドプレートを保持できているのはいいことですし、ポイントを持ち帰ることができました。いいスタートが決まっていれば、全く違う夜になっていたと思いますし、勝てるだけのポテンシャルはありました。
今回は手応えと悔しさが入り混じるメインイベントでした。自分の走り自体はとても良かったと思いますが、スタート時に空転してしまいました。なぜそうなってしまったのか100%は分かりませんが、その後は集団の中を縫って前に出ていきました。レース開始から10分を過ぎた辺りでコースをつかみ、調子が完全に上がりましたし、レースが進んだ段階でも多くのリズムセクションをこなせていました。そしてケニー(ロクスン)を抜いて3番手に上がろうと仕かけた際に接触してしまいました。当然ながら彼を転倒させるつもりは全くありませんでした。あれは不運なレーシングアクシデントでした。ただ、自分のフィーリングが良かっただけに、望んでいた展開ではありませんでした。理想を言えば、あの時イン側に飛び込んでラインを確保し、その後クーパー・ウェブを追いかけたかったです。それでもレッドプレートを保持できているのはいいことですし、ポイントを持ち帰ることができました。いいスタートが決まっていれば、全く違う夜になっていたと思いますし、勝てるだけのポテンシャルはありました。

今週末を迎えるに辺り、天候が味方してくれるとはあまり期待していませんでした。2月のシアトルは予測が難しいですから!幸いにも土曜日は雨が降らず、水曜日のシーホークス優勝パーティーの影響で設営時間が限られていましたが、トラッククルーは記録的な速さでコースを仕上げてくれました。金曜日に雨が降ったものの、コースはすばらしいコンディションで、レイアウトも良く、コース全体で複数のラインを選べる設計でした。柔らかい路面によってすぐにワダチが形成され、レースは非常に難しくなりましたが、それこそが優れたライダーと偉大なライダーを分ける要素です。メインイベントでハンターをサポートするためのいい戦略を立て、準備は万全だったと思いますが、スタートゲートでの空転は想定外でした。それでも、ハンターが集団をかき分けて前方までポジションを上げたことを誇りに思います。すばらしいスタートがなくても、彼がエリートライダーの1人であり、タイトル争いにふさわしい存在であることを改めて証明してくれました。
今週末を迎えるに辺り、天候が味方してくれるとはあまり期待していませんでした。2月のシアトルは予測が難しいですから!幸いにも土曜日は雨が降らず、水曜日のシーホークス優勝パーティーの影響で設営時間が限られていましたが、トラッククルーは記録的な速さでコースを仕上げてくれました。金曜日に雨が降ったものの、コースはすばらしいコンディションで、レイアウトも良く、コース全体で複数のラインを選べる設計でした。柔らかい路面によってすぐにワダチが形成され、レースは非常に難しくなりましたが、それこそが優れたライダーと偉大なライダーを分ける要素です。メインイベントでハンターをサポートするためのいい戦略を立て、準備は万全だったと思いますが、スタートゲートでの空転は想定外でした。それでも、ハンターが集団をかき分けて前方までポジションを上げたことを誇りに思います。すばらしいスタートがなくても、彼がエリートライダーの1人であり、タイトル争いにふさわしい存在であることを改めて証明してくれました。
250SX West Standings
Pos. | Rider | Num. | Team | Constr. | Pts |
|---|---|---|---|---|---|
1 | Haiden DEEGAN | 1W | Monster Energy Yamaha Star Racing | Yamaha | 143 |
2 | Max ANSTIE | 61 | Monster Energy Yamaha Star Racing | Yamaha | 108 |
3 | Michael MOSIMAN | 23 | Monster Energy Yamaha Star Racing | Yamaha | 107 |
4 | Ryder Difrancesco | 34 | Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing | Husqvarna | 107 |
5 | Levi KITCHEN | 47 | Monster Energy Pro Circuit Kawasaki | Kawasaki | 101 |
6 | Cameron MCADOO | 142 | Monster Energy Pro Circuit Kawasaki | Kawasaki | 97 |
14 | Chance HYMAS | 29 | Honda HRC Progressive | Honda | 38 |
18 | Matti JORGENSEN | 245 | SLR Honda | Honda | 26 |
20 | Justin RODBELL | 83 | SLR Honda | Honda | 23 |
21 | Hunter SCHLOSSER | 173 | Next Level(Honda) | Honda | 22 |
30 | Ty FREEHILL | 316 | MPS, Steelhorse, Cizi Clean, Pioneer electric, Western Honda Racing | Honda | 2 |
33 | Colby COPP | 645 | Next Level Redline Oil Hammer Nutrition | Honda | 0 |




