450SX Main Event
AMA SX 2026
Round 3

ハンター・ローレンス、アナハイム2SXで気迫の2位フィニッシュ

us Angel Stadium
ハンター・ローレンス、アナハイム2SXで気迫の2位フィニッシュ

・ハンター・ローレンスが2戦連続で2位を獲得
・チャンス・ハイマスが250SXウエストで肩を脱臼


AMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第3戦がカリフォルニア州アナハイムのエンゼル・スタジアムで再び開催され、Honda HRC Progressiveのハンター・ローレンスが、先週に続き450SXメインイベントで優勝争いを繰り広げました。結果は惜しくも2位となりましたが、レース終盤でみせたスピードは、初優勝も時間の問題であることを示しています。総合ランキングでは、先週から首位との差を2ポイント縮め、現在は8ポイント差の2位につけています。一方、250SXウエストに参戦したチャンス・ハイマスは、ヒートレースで勝利を挙げたものの、メインイベントの第1コーナーでほかのライダーに巻き込まれて転倒し、肩を脱臼。そのままリタイアとなりました。

450SXメインイベントでは、ローレンスが第1コーナーを3番手で通過し、すぐに2番手に浮上しました。その後、チェイス・セクストンとイーライ・トマックにそれぞれかわされ、3番手、さらに4番手まで後退しましたが、得意とするレース後半の猛追でトマックとジェイソン・アンダーソンを抜いて再び2番手に浮上しました。トップを走るセクストンとの差を詰めましたが、周回遅れのライダー数台に進路を阻まれ、最終的にはトップからわずか1秒強の差でフィニッシュしました。

ハイマスの250SXメインイベントは、第1コーナーでほかのライダーの転倒に巻き込まれ、早々に幕を閉じました。転倒時に手をついたことで左肩を脱臼し、そのままレースからの離脱を余儀なくされました。

NOTES

・ハンター・ローレンスはアナハイム2の金曜メディアデーに参加し、1対1のインタビューや2本の10分間ライディングセッションを行いました。Honda HRC Progressiveのチームマネージャーであるラーズ・リンドストロムも、レースデーに先立ってFeld主催のメディアスクラム(囲み取材)に参加しました。

・Gypsy Tales制作「100 Hours with Jo Shimoda」のプレミア上映が金曜夜にラグナビーチのサウスコースト・シアターで開催されました。本作品は、2025年のSMXタイトルを獲得した下田丈が日本へ一時帰国した際に撮影されたドキュメンタリーです。Honda HRC Progressiveのチームメンバーも来場し、負傷から回復途中ながら現地に姿をみせた下田をサポートしました。

・ラリー競技のファクトリーチーム、Monster Energy Honda HRCに所属するライダー、スカイラー・ハウズが、ピットを訪れました。ハウズは今季ダカールラリーで総合4位を獲得し、自身初のステージ優勝も果たしました。

・オフロード界のレジェンドであり、Baja 1000を11回制覇したジョニー・キャンベルが、FanFestの際にチームテントを訪れました。

・カリフォルニア州カーソンにあるディーラー「SoCal Honda Powersports」が、アナハイム2にてHonda HRC Progressiveのピットにポップアップブースを設置し、CRF450R及びCRF110Fを展示。ディーラースタッフはこの機会を活用し、来場したファンや顧客と交流を図りました。

・今シーズン最後のカリフォルニア州開催となる今大会に、負傷から回復中のジェット・ローレンスがチームをサポートするために来場。ハンター・ローレンス及びチャンス・ハイマスとともにサイン会に参加しました。

・ハイマスは250SX総合予選で6位となりました。そのほかのHondaライダーとしては、SLR Hondaのジャスティン・ロッドベルとマティ・ジョーゲンセンがそれぞれ18位と30位、Next Levelのハンター・シュロッサーとコルビー・コップがそれぞれ22位と40位、Western Honda Racingのタイ・フリーヒルが32位、Lasting Impressionsのロニー・私スが35位でした(フリーヒルは10番手走行中に転倒し、右手首を骨折。公式記録はこの転倒が反映された結果となっています)。

・ローレンスは450SXクラスの予選で10位でした。そのほかのHondaライダーとしては、Quad Lock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーが5位、シェーン・マケラスが15位、クリスチャン・クレイグが16位に入りました。MCRのライアン・ブリースが30位、McGinley Clinicのザック・ウィリアムズが35位でした。

・ハイマスは250SXウエストのヒート1でホールショットを決め、スタートからフィニッシュまでトップをキープする完璧なレース展開を見せました。途中、リーバイ・キッチンからのプレッシャーを受けましたがこれを抑え込み、キッチンが転倒したことで逃げきりました。

・ローレンスは450SXのヒート1を3番手でスタートし、ケン・ロクスンからの激しい追い上げをしのぎながら、レースの大半でこのポジションを維持しました。終盤にアーロン・プレシンガーが転倒したことで、ローレンスは順位を上げ、2位でフィニッシュしました。

・シーズン開幕からわずか3戦を終えた段階で、ハンター・ローレンスは450SXクラスでのキャリア通算表彰台回数を2回から4回へと倍増させました。

・ハンター・ローレンスは、メインイベント終了後にFeld主催の表彰台ライダー向けメディアスクラムに参加しました。

・ハイマスは250SXウエストのメインイベントでの転倒後、すぐにAlpinestars Medical Unitに向かい、脱臼した肩の整復処置を受けました。日曜日には南カリフォルニアでMRI検査を受診しました。本記事掲載時点では結果は確定していないものの、今後3戦は欠場となる見込みです。

・堅実な走りにより、現在ハンター・ローレンスは450SX総合ランキングで2位につけています。首位のイーライ・トマックとは8ポイント差となっています。一方、ハイマスはアナハイム2での不運なDNFにより、250SXウエストの総合ランキングで7位に後退しました。

・次戦、Honda HRC Progressiveは、今週土曜日にヒューストンで開催されるAMAスーパークロス選手権第4戦に出場します。


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Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Honda HRC Progressive
今日はとてもいい一日になりました。イーライ(トマック)とのバトルは楽しかったです!チェイス(セクストン)とジェイソン(アンダーソン)の後ろにつけていて、こういったレースの最初の10分間はいつも本当にペースが速くて激しいので、とにかく優勝争いに食らいつこうとしていました。最後まで走りきる体力があるとわかっていたので、自分にとってベストなチャンスを作るために、序盤はとにかく優勝争いに踏みとどまり、そこから前に出ようとしていました。できると信じていましたし、いいラインも見つかっていて、フィーリングも良かったです。終盤に向けてさらにプッシュしようとしていて、タイマーを確認すると残り6分だったので、「よし、すべて出しきろう」と決意しました。もし2台の周回遅れのライダーたちに阻まれなければ、ラスト2周の展開は違っていたかもしれません。今シーズンのスーパークロスは自分にとって最高のスタートが切れていますし、まさにこれがやりたかったことです。まだまだレースはたくさん残っています。ここまでは本当にいいレースができています。

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom -
Honda HRC Progressive
シーズンのすばらしいスタートを切った後だけに、チームとしてはうれしさと悔しさが入り混じる結果となりました。ライダーが自分では避けられない状況でケガをしてしまうのはとても残念なことですが、レースではそういうことも起こります。チャンスの肩のケガが手術を必要としないものであること、そして一日も早く復帰できることを願っています。ハンターのパフォーマンスは本当にすばらしく、みんなの予想を上回っています。彼のことをチームとしてこれ以上ないほど誇りに思っており、うれしい気持ちでいっぱいです。私たちの最大の目標は、彼がスーパークロスでの初優勝を達成できるよう、マシンと彼自身のポテンシャルを最大限に引き出せる体制を整え、毎週末、最高の結果を残せるようにすることです。


250SX West Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Haiden DEEGAN

1W

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

68

2

Michael MOSIMAN

23

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

59

3

Max ANSTIE

61

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

58

4

Ryder Difrancesco

34

Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing

Husqvarna

55

5

Maximus Vohland

19

ClubMX Yamaha

Yamaha

46

6

Cameron MCADOO

142

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

40

7

Chance HYMAS

29

Honda HRC Progressive

Honda

38

18

Matti JORGENSEN

245

SLR Honda

Honda

14

20

Justin RODBELL

83

SLR Honda

Honda

11

21

Hunter SCHLOSSER

173

Next Level

Honda

11

26

Ty FREEHILL

316

MPS, Steelhorse, Cizi Clean, Pioneer electric, Western Honda Racing

Honda

2


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