450SX Main Event
AMA SX 2025
Round 17

ウィルソン、スーパークロス最終戦ソルトレイクシティで7位フィニッシュ

us Rice-Eccles Stadium
ウィルソン、スーパークロス最終戦ソルトレイクシティで7位フィニッシュ

・ 下田とハイマス、250SXイースト・ウエスト・ショーダウンで逆境を乗り越えて奮闘
・ 450SXでは、Honda勢5名がトップ15にランクイン

2025年のAMAスーパークロス選手権(AMA-SX) シーズンは、ソルトレイクシティで幕を閉じました。250SXクラスではイースト・ウエスト・ショーダウンの最終決戦が行われ、450SXクラスではHonda HRC Progressiveのディーン・ウィルソンにとって、CRF450RWEのファクトリーライダーとして最後のゲートドロップとなりました。観客で埋め尽くされたスタジアムで、ライダーたちはドライでテクニカルなコースに挑み、シリーズ最終戦を締めくくりました。

250SXメインイベントでは、Honda HRC Progressiveのチームメイトである下田丈とチャンス・ハイマスがともに厳しいスタートを切り、序盤は中団に位置しました。下田はレースを通じて安定した走りを見せ、8位でフィニッシュしました。一方のハイマスは12位まで順位を上げたものの、ミスにより15位まで後退。しかし立て直して再び順位を上げ、最終的には11位でレースを終えました。Pheonix Racing Hondaのカレン・パークとギャビン・タワーズは、それぞれ15位と19位でゴールしました。

450SXメインイベントでは、Quad Lock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーがHondaライダー勢をけん引し5位でフィニッシュしました。Honda HRC Progressiveのディーン・ウィルソンは、代役参戦を締めくくる見事な7位を獲得。今回の5戦参戦にあたって自身が掲げていた目標を達成しました。Quad Lock Honda Racingのシェーン・マケラスは9位でゴールし、Pheonix Racing Hondaのディラン・フェランディスが10位に続きました。Valley Motorsportsのジェレミー・ハンドは15位に入り、Honda勢5名がトップ15圏内で締めくくりました。

NOTES

・ Honda HRC Progressiveの下田丈、チャンス・ハイマス、ディーン・ウィルソンは、ソルトレイクシティで行われた金曜日のメディアデーに参加。レース当日を前に、メディアインタビューやコース上での走行セッションを行いました。

・ Honda HRC Progressiveでの最終戦となったウィルソンは、オープニングセレモニーに自身のYouTubeで人気のキャラクター「グランパ・アール」の姿で登場しました。

・ ユタ州のディーラー・チェーンである「Young Powersports」は、ソルトレイクシティ戦をサポートし、Honda HRC Progressiveのピット内にポップアップブースを設置。CRF110Fを展示し、ファンや来場者と交流を行いました。また、サウスジョーダン(ユタ州)のディーラーである「Honda World」も週末のイベントに参加し、補助輪付きのCRF50FやHonda Talon Side-by-Sideを展示して来場者との交流を行いました。

・ 250SXイースト・ウェスト統合予選では、下田がHondaライダー勢トップの6番手タイムを記録。チームメイトのハイマスが14番手に続きました。Phoenix Racing Hondaのカレン・パークとギャビン・タワーズはそれぞれ17番手と23番手でした。Storm Lake Honda Buddy Brooks Racingのヘンリー・ミラーとアイザイア・クラークは24番手と35番手、TiLube Hondaのライダー・フロイドとトレバー・コリップは37番手と39番手でHonda勢を締めくくり、全員が夜のヒートレースに直接進出しました。

・ 450SX統合予選では、Quad Lock Honda Racingのシェーン・マケラスとPhoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスがそれぞれ5番手と6番手のタイムを記録。ウィルソンは9番手、Quad Lock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーは11番手でした。Valley Motorsportsのジェレミー・ハンドは15番手、Next Level Redline Oil Hammer Nutritionのハンター・シュロッサーとジャスティン・ロッドベルはそれぞれ25番手と26番手に入り、RSR/Fusion Motorsportsのザック・ウィリアムズが33番手でHonda勢最後の予選通過者となりました。

・ 250SXヒートレースでは、ハイマスがイーストのヒートで3位に入り、パークも6位で続きました。ウエストのヒートでは、下田が第2コーナーでのクラッシュに巻き込まれながらも挽回し、9位で最後の進出枠を確保しました。ラストチャンス予選(LCQ)では、タワーズが4位で通過を決めました。

・ 450SXヒートレースでは、フェランディスがヒート1で4位に入りました。ヒート2では、ウィルソンが3位と好成績を収め、マケラスが4位、サヴァジーが5位、ハンドが7位で続きました。

・ ソルトレイクシティ戦をもって、2025年AMAスーパークロス選手権シーズンは全17戦の幕を下ろしました。Honda HRC Progressiveは、今季のチャンピオンチームを祝福するとともに、次なる戦い―AMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)シリーズでの再会を心待ちにしています。束の間のオフウィークエンドを挟み、シリーズは5月24日にカリフォルニア州パラで開幕予定です。その間、チームのトランスポーターはカリフォルニア州トーランスのAmerican Honda本社へと戻る予定です。


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Dean Wilson
Dean Wilson 15
Honda HRC Progressive
全体的に良い一日でした。実は今週のはじめに背中を痛めてしまって、自分の体がどうなるのか分からない状態でした。でも“Doc G”(フィジオセラピストのH・レイ・グーバニック)と毎日治療を続けたおかげで、何とかここまで来られました。彼には本当に感謝しています。正直、彼の助けがなければレースは難しかったと思います。現地に来てからは、まだかなり痛みはあったものの、バイクの上では悪くない感触でした。ヒートレースはとても良くて、3位に入れたのは嬉しかったです。メインイベントでは7位で、ずっと何人かのライダーと競り合っていました。標高と少し風の影響もあって終盤は厳しかったですが、全体的にはとても満足しています。Hondaとともに過ごした5戦は信じられないほど素晴らしくて、一生の思い出です!終わってしまうのは少し寂しいですが、この機会をいただけたことに心から感謝しています。実現に尽力してくれたすべてのHonda関係者にありがとうと伝えたいです。Quad Lock Hondaのヤリーヴ(コンスキー)とマーティン(ダバロス)、American Hondaのラーズ(リンドストロム)とブランドン(ウィルソン)、そして全ての上層部の皆さんに感謝します。本当に楽しい時間でした。


Jo Shimoda
Jo Shimoda 30
Honda HRC Progressive
今日は本当にいろいろなことがありました。ヒートレースでは他のライダーに接触されてしまって、正直なところ、今夜は無事に走り切ることを最優先に考えていました。それは達成できたと思います。先週と比べて、自分の走りは少し良くなっていたと感じましたし、バイクの仕上がりも向上していました。もちろん、もう少し上の順位で終えたかったですが、今は気持ちをリセットして、2週間後に始まるアウトドアに集中したいと思います。

Chance Hymas
Chance Hymas 10
Honda HRC Progressive
正直に言うと、今夜はかなり残念な結果でした。メインイベントでの自分の走りや判断力には満足していません。それまでは順調だったんです。ヒートレースも良かったし、予選も自分にとって前進を感じられる内容でした。ただ、スーパークロスのメインではレース中の判断力がもっと必要だと痛感しました。スピードも走りも十分可能性があると思っていますが、もっと冷静に考えて走る必要があります。今はアウトドアに向けて気持ちを切り替えていますし、開幕が待ちきれません。

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom -
Honda HRC Progressive
正直に言うと、今シーズンのスーパークロスは厳しいものでした。だからこそ、2週間後に始まるアウトドアシーズンをチーム全員が心待ちにしています。もちろん、ハンターやジェットが不在だったのは大きな痛手でしたが、それでもチームが前向きな姿勢を保ちつつ、多くの成果を上げてくれたことを誇りに思います。250クラスでの競争力をどう高めていくかが、来シーズンに向けた私の大きな課題です。そして、ディーンがこの5戦でチームに加わってくれたことは本当に楽しかったです。彼には心から感謝しています!


250SX East Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Tom VIALLE

1

Red Bull KTM Factory Racing

KTM

180

2

Seth HAMMAKER

56

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

177

3

R.J. Hampshire

24

Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing

Husqvarna

173

4

Nate THRASHER

41

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

137

5

Cullin PARK

59

Phoenix Racing Honda

Honda

131

6

Chance HYMAS

10

Honda HRC Progressive

Honda

130

8

Henry MILLER

55

Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing

Honda

85

13

Carson MUMFORD

60

Quadlock Honda Racing

Honda

51

14

Trevor COLIP

89

TiLUBE Honda

Honda

51

16

Lance KOBUSCH

195

SPR

Honda

43

19

Justin Rodbell

148

Next Level Redline Oil Hammer Nutrition

Honda

34

21

Izaih CLARK

682

Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing

Honda

29

22

Luke NEESE

125

Neese Racing

Honda

25

40

Nicholas Romano

39

Phoenix Racing Honda

Honda

3


250SX West Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Haiden DEEGAN

38

Monster Energy Star Racing Yamaha

Yamaha

221

2

Julien BEAUMER

23

Red Bull KTM Factory Racing

KTM

189

3

Cole DAVIES

100

Monster Energy Star Racing Yamaha

Yamaha

171

4

Jo SHIMODA

30

Honda HRC Progressive

Honda

163

5

Garrett MARCHBANKS

36

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

145

6

Coty SCHOCK

37

Muc-Off/FXR/ClubMX Yamaha

Yamaha

144

13

Parker ROSS

302

SLR Honda

Honda

57

15

Gavin TOWERS

115

Phoenix Racing Honda

Honda

46

32

Noah VINEY

943

MCR Smartop Honda

Honda

4

36

Billy Laninovich

132

Billy Laninovich

Honda

1

41

Brandon Ray

388

Brandon Ray

Honda

0


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