・チャンス・ハイマス、250SXメインイベントでのクラッシュにより早期リタイア
・カレン・パークが250SXで4位に入り、Honda勢をリード

AMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第14戦は、ニュージャージー州イーストラザフォードで開催されました。ライダーたちは曇りながらも暖かい天候の中、従来通りのフォーマットでレースに臨みました。ディーン・ウィルソンは450SXクラスで復調の兆しを見せ、Honda HRC Progressiveでの2戦目となる今大会で9位に入りました。250SXイーストでは、チャンス・ハイマスが序盤のクラッシュにより無念のリタイア。一方、Phoenix Racing Hondaのカレン・パークが力強い走りを見せて4位でフィニッシュし、Honda勢をけん引しました。

250SXイーストのメインイベントでは、ハイマスがスタートで出遅れ、さらに序盤でクラッシュしてしまい、リタイアとなりました。一方で、複数のHonda勢が印象的な走りを披露しました。パークは前方のライダーに1ポジション降格のペナルティが科されたことにより、4位という結果を収めました。Storm Lake Honda Buddy Brooks Racingのヘンリー・ミラーは今シーズン好調を維持し、8位でフィニッシュ。Neese Racingのルーク・ニースが10位、TiLube Hondaのトレバー・コリップが11位、Storm Lake Hondaのアイザイア・クラークが12位、Next Level Redline Oil Hammer Nutritionのジャスティン・ロッドベルが15位、TiLube Hondaのランス・コブッシュが16位でレースを終えました。

450SXのメインイベントでは、ウィルソンが体調の優れない中、安定した走りで9位に入り、Honda HRC Progressiveでの2戦目にして確かな進歩を見せました。前週のデビュー戦に比べてファクトリーマシンのCRF450RWEにも馴染んだ様子で、メインイベントでも落ち着いたパフォーマンスを披露しました。サテライトチーム勢では、Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスが5位に入りHonda勢最上位となりました。Quad Lock Honda Racingのシェーン・マケラスとジョーイ・サヴァジーがそれぞれ8位と11位に入り、Valley Motorsportsのジェレミー・ハンドがHonda勢ラストの21位でフィニッシュしました。

NOTES

・Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスとディーン・ウィルソンは、金曜日のメディアデーに参加。その後、他のライダーとともにプラクティス走行に臨みました。

・ニュージャージー州に2店舗を構える、新車および中古のHonda製バイク、ATV、サイド・バイ・サイドを取り扱う人気ディーラー「Motorcycle Mall」は、Honda HRC Progressiveのピット内にポップアップブースを設置。Honda NaviやCRF125Fを展示し、ファンや来場者との交流を行いました。

・イーストラザフォードでのレースは、NBCで生中継されました。

・Hondaのアフターセールス・エクスペリエンス部門から、ジェレミー・マーズラック、キャシー・エリントン、ザック・コープらがイベントに参加し、Honda専用のスイート席からレースを観戦しました。

・250SXイーストの予選では、Phoenix Racing Hondaのカレン・パークがHondaライダー最上位となる6番手タイムを記録しました。続いてハイマスが8位、Storm Lake Honda Buddy Brooks Racingのヘンリー・ミラーが9位、Neese Racingのルーク・ニースとNext Level Redline Oil Hammer Nutritionのジャスティン・ロッドベルがそれぞれ10位と11位に入りました。Storm Lake Hondaのアイザイア・クラークが14位、TiLube Hondaのライダー・フロイドとランス・コブッシュがそれぞれ15位と16位、TiLube Hondaのトレバー・コリップが21位でした。Lasting Impressions CG LLCのロニー・オレスは39番手で最後の通過枠を獲得し、ここに挙げたすべてのHondaライダーが夜のヒートレース出場を果たしました。

・450SXの予選では、Quad Lock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーとPhoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスがそれぞれ7位と9位、フェランディスのチームメイトであるシェーン・マケラスが14位となりました。ウィルソンはCRF450RWEでの2戦目にして15番手タイムを記録しました。Valley Motorsportsのジェレミー・ハンドは23位、Next Level Redline Oil Hammer Nutritionのハンター・シュロッサーは28位、RSR/Fusion Motorsportsのザック・ウィリアムズは30位に入り、いずれも40位以内で予選通過を果たしました。

・250SXイーストのヒートレースでは、ハイマスがHonda HRC ProgressiveのCRF250RWEで好スタートを切り、全周回で首位を守ってヒート1を圧勝しました。パークが5位、ニースが7位、コブッシュが8位と続き、それぞれメインイベントへの直接進出を果たしました。ヒート2では、ロッドベルとコリップがそれぞれ7位と8位で通過。ラストチャンス予選(LCQ)では、ミラーとクラークがそれぞれ1位と2位でフィニッシュし、メインイベント出場権を獲得しました。

・450SXのヒートレースでは、ヒート1でマケラスが4位に入り直接進出権を獲得。ヒート2では、サヴァジーが5位、ウィルソンとフェランディスがそれぞれ6位と7位でフィニッシュ。ハンドはLCQで3位に入り、メインイベントへの出場権を手にしました。

・ウィルソンはレース後、ウィル・クリスティーンとのインタビューに登場しました。

・次戦、AMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第15戦はピッツバーグで開催されます。このラウンドでは、250SXイーストと450SXが実施され、ウィルソンとハイマスがHonda HRC Progressiveから出場します。また、この大会ではSMX Next - AMAナショナルスーパークロス選手権ファイナルも行われる予定です。

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