チャンス・ハイマス、フォックスボロでキャリア初のスーパークロス勝利を達成

・ アイダホ州出身のハイマスが、マディコンディションの250SXイースト・メインイベントで初優勝
・ Phoenix Racingのカレン・パークが2位に入賞し、Hondaがワン・ツーフィニッシュ
・ Quad Lock Honda Racingのシェーン・マケラスが、450SXでキャリア初の表彰台を獲得
Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスが、今週末にフォックスボロで開催されたAMAスーパークロス選手権(AMA-SX)にて、250SXメインイベントでキャリア初となる勝利を挙げました。降り続く雨により非常に難しく危険な路面となったコースをハイマスは巧みに攻略。ぬかるんだ滑りやすいコンディションの中、他選手のミスを上手く活かし、冷静に走り切りました。Phoenix Racing Hondaのカレン・パークも素晴らしい走りを披露し、同じCRFバイクで2位に入り、自己最高位の成績を記録しました。プレミアクラスでは、Quad Lock Honda Racingのシェーン・マケラスが2位でフィニッシュし、こちらもキャリア最高の結果となりました。
250SXイーストのメインイベントでは、ハイマスがアウトサイドのゲートから好スタートを決め、上位5番手につけました。厳しいコンディションの中でも冷静さを保ち、他選手よりも速いペースを維持しつつ、ミスを最小限に抑えて走行。徐々にポジションを上げていき、中盤でトップに浮上、そのままフィニッシュラインまでリードを守り切りました。ゴール時には2位のパークに30秒以上の差をつけての圧勝。パークはハイマスがトップに立った同じ周回で2位に浮上していました。Next Level Redline Oil Hammer Nutritionのサポートを受けるHondaライダー、ジャスティン・ロッドベルも泥の中で力強い走りを見せ4位に入賞。さらにSPRのランス・コブッシュの活躍もあり、トップ6のうち4台がHonda勢となりました。TiLube Hondaのトレバー・コリップは11位、Storm Lake Honda Buddy Brooks Racingのヘンリー・ミラーは13位でフィニッシュしました。
450SXメインイベントでは、マケラスが厳しいコンディションの中で持ち前のスキルと冷静さを発揮。1周目を3位で通過し、次の周回には2位へ浮上。その後ゴールまでそのポジションを守り抜きました。Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスは10位、Valley Motorsportsのサポートを受けるジェレミー・ハンドはHondaバイクを駆り、19位でフィニッシュしました。
NOTES
・ マサチューセッツ州ウェストブリッジウォーターにある人気のパワーハウスディーラー「Bettencourt’s」が、Honda HRC Progressiveのピット内にポップアップブースを設置し、Pioneer 1000-5 Trail(サイド・バイ・サイド)とCRF50Fを展示。ファンや来場者との交流を行いました。
・ Honda HRC Progressiveのチームマネージャー、ラーズ・リンドストロムが「Race Day Live」のインタビューに登場しました。
・ 天候は土曜の午後まで持ちこたえましたが、雨の予報により金曜日のプレス向け走行、土曜午前のフリープラクティスと予選1が中止となりました。その結果、ライダーたちは1回のみの予選セッションで決勝進出の出場権を争うことになりました。天候の影響でメインイベントのレース時間も短縮され、250SXは通常の15分+2周から8分+1周へ、450SXは通常の20分+2周から12分+1周へと変更されました。
・ハイマスは250SXイースト予選総合で21位でした。その他のHondaライダーでは、ジャスティン・ロッドベル(Next Level Redline Oil Hammer)が6位、ライダー・フロイド(TiLube Honda)が11位、ニコラス・ロマーノ(Phoenix Racing Honda)が12位を記録しました。ランス・コブッシュ(SPR)は13位、カリン・パーク(Phoenix Racing Honda)は27位という結果に。プライベーターのルーク・ニース(Neese Racing)は33位、トレバー・コリップ(TiLube Honda)は37位、ヘンリー・ミラー(Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing)は38位、ロニー・オレス(Lasting Impressions CG LLC)は39位でした。
・ Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスは、450SX予選総合で5位。Quad Lock Honda Racingのシェーン・マケラスとジョーイ・サヴァジーは、それぞれ7位と10位でした。Underdog Racingのカイル・ビターマンは21位、Valley Motorsportsのジェレミー・ハンドは27位、Next Level Redline Oil Hammer Nutritionのハンター・シュロッサーは31位でした。
・ ミラーは、マディコンディションとなった250SXイーストのヒート1で2位に入り、好走を見せました。ロッドベルは5位でフィニッシュ。ヒート2ではハイマスが3位と素晴らしい走りを見せ、コブッシュは5位、パークは7位、コリップは9位で最後の直接進出枠を獲得しました。
・ 450SXヒート2では、マケラスがマディコンディションの中で力強い走りを見せて優勝、フェランディスは3位でフィニッシュしました。ハンドはLCQ(ラストチャンス予選)を制し、メインイベントへの進出を決めました。
・ ハイマスは250SXイースト・メインイベントで最速ラップを記録しました。
・ Honda勢は250SXイースト・メインイベントで圧倒的な活躍を見せ、表彰台の2枠を獲得し、トップ6に4人のライダーが入賞。決勝に進出したHondaライダー6名全員がトップ15に入りました。
・ フォックスボロ大会ではSMX Nextのレースも開催され、TiLube Hondaのブロック・ウォーカーが12位、SLR Hondaのリアム・オールホフとグレイソン・タウンゼントがそれぞれ14位と18位でフィニッシュしました。
・ ハイマス、パーク、マケラスはレース後の記者会見に参加しました。
・ マディコンディションとなったフォックスボロ大会はポイントランキングにも大きな影響を与えました。ハイマスは自身の素晴らしい走りに加えてライバルたちの苦戦も重なり、250SXイーストのタイトル争いで33ポイント差から一気に8ポイント差にまで詰め寄りました。残りはあと4戦です。
・ 現在、250SXイーストのポイントランキングでは、3名のHondaライダーがトップ10に入っており、ハイマスが4位、パークが5位、ミラーが10位につけています。
・ 次戦は第13戦、フィラデルフィアへと舞台を移し、ハイマスと下田丈が今シーズン2回目の250SXイースト・ウエスト・ショーダウンに出場予定です。450SXクラスでは、ディーン・ウィルソンがHonda HRC Progressiveから代役ライダーとして今季初出場を果たします。
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フォックスボロでの夜は、本当に最高でした。人生初のスーパークロス優勝を果たすことができて、信じられないほど嬉しいです!コースは完全に泥だらけで、本当に大変な状況でしたが、なんとか転倒せずに走り切ることができました。チームが今日のためにしっかりと準備してくれたおかげです。今はとても興奮していますし、次の週末がすでに楽しみです。
フォックスボロでの夜は、本当に最高でした。人生初のスーパークロス優勝を果たすことができて、信じられないほど嬉しいです!コースは完全に泥だらけで、本当に大変な状況でしたが、なんとか転倒せずに走り切ることができました。チームが今日のためにしっかりと準備してくれたおかげです。今はとても興奮していますし、次の週末がすでに楽しみです。

今夜のようなマディコンディションでは、チーム全員にとって非常に厳しい状況となります。そんな中でみんなの士気を高める一番の方法は、やはり良い結果を出すことです。そして、チャンスがスーパークロスのメインイベントでキャリア初の勝利を挙げてくれたのは、これ以上ない最高の結果でした!今回のレースに向けて、チームとしてしっかり取り組むことができたと思います。バイクのセットアップについて戦略を一緒に考え、的確な調整を加え、チャンスのメンタル面の準備も含めてしっかりサポートし、彼が成功するために必要なものをすべて提供できました。彼の走りにはみんなが誇りを持っていますし、スーパークロス初優勝を一緒に祝えることが本当に嬉しいです。
また、トラックドライバーのマイク・スプレイカーとトム・ポージに特別な感謝を伝えたいです。彼らはバーミングハムからシアトル、そしてフォックスボロまでのこの数週間、過酷な移動を耐え抜いてくれました。そのうえ到着先では雨と泥に見舞われ、トレーラーや中の機材が傷み、汚れてしまいました。さらに追い打ちをかけるように、翌日の設営日にトレーラーが指定場所に駐車できなくなり、急遽すべての荷物をまとめることを余儀なくされました。彼らにとって決して楽な状況ではなかったはずですが、ハードな仕事をしてくれたことに心から感謝しています。
今夜のようなマディコンディションでは、チーム全員にとって非常に厳しい状況となります。そんな中でみんなの士気を高める一番の方法は、やはり良い結果を出すことです。そして、チャンスがスーパークロスのメインイベントでキャリア初の勝利を挙げてくれたのは、これ以上ない最高の結果でした!今回のレースに向けて、チームとしてしっかり取り組むことができたと思います。バイクのセットアップについて戦略を一緒に考え、的確な調整を加え、チャンスのメンタル面の準備も含めてしっかりサポートし、彼が成功するために必要なものをすべて提供できました。彼の走りにはみんなが誇りを持っていますし、スーパークロス初優勝を一緒に祝えることが本当に嬉しいです。
また、トラックドライバーのマイク・スプレイカーとトム・ポージに特別な感謝を伝えたいです。彼らはバーミングハムからシアトル、そしてフォックスボロまでのこの数週間、過酷な移動を耐え抜いてくれました。そのうえ到着先では雨と泥に見舞われ、トレーラーや中の機材が傷み、汚れてしまいました。さらに追い打ちをかけるように、翌日の設営日にトレーラーが指定場所に駐車できなくなり、急遽すべての荷物をまとめることを余儀なくされました。彼らにとって決して楽な状況ではなかったはずですが、ハードな仕事をしてくれたことに心から感謝しています。
250SX East Standings
Pos. | Rider | Num. | Team | Constr. | Pts |
---|---|---|---|---|---|
1 | Seth HAMMAKER | 56 | Monster Energy Pro Circuit Kawasaki | Kawasaki | 99 |
2 | Tom VIALLE | 1 | Red Bull KTM Factory Racing | KTM | 99 |
3 | R.J. Hampshire | 24 | Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing | Husqvarna | 97 |
4 | Chance HYMAS | 10 | Honda HRC Progressive | Honda | 91 |
5 | Cullin PARK | 59 | Phoenix Racing Honda | Honda | 84 |
6 | Nate THRASHER | 41 | Monster Energy Yamaha Star Racing | Yamaha | 81 |
10 | Henry MILLER | 55 | Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing | Honda | 52 |
11 | Carson MUMFORD | 60 | Quadlock Honda Racing | Honda | 51 |
17 | Trevor COLIP | 89 | TiLUBE Honda | Honda | 32 |
18 | Lance KOBUSCH | 195 | SPR | Honda | 31 |
20 | Justin Rodbell | 148 | Next Level Redline Oil Hammer Nutrition | Honda | 18 |
23 | Luke NEESE | 125 | Neese Racing | Honda | 13 |
29 | Izaih CLARK | 682 | Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing | Honda | 8 |
35 | Nicholas Romano | 39 | Phoenix Racing Honda | Honda | 3 |









