450SX Main Event
AMA SX 2025
Round 8

ハイマス、デイトナSX 250クラスでキャリア最高の4位フィニッシュ

us Daytona International Speedway
ハイマス、デイトナSX 250クラスでキャリア最高の4位フィニッシュ

・ アイダホ出身のライダーが着実に成長を続け、力強い走りを見せる
・ レース中盤の赤旗により時間差スタート方式が実施され、250SXイーストの戦況が変化

Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスは、伝説的なデイトナ・スーパークロスで今週末も安定した走りを見せ、CRF250RWEを駆りキャリア最高の250SXイースト4位フィニッシュを達成しました。デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された本大会では、例年通り過酷で変化し続けるトラックコンディションがレースの肝となりましたが、ハイマスはこれも見事に攻略しました。Honda HRC Progressiveのチームメイトであるジェット・ローレンスとハンター・ローレンス兄弟は怪我からの回復期間のため引き続き欠場となりましたが、Hondaのサテライトチームからは複数のライダーが出場し、各クラスで好成績を収めました。

250SXイーストのメインイベントで、ハイマスは序盤からトップ3圏内を走行。しかしレース中盤に赤旗が出され、時間差スタート方式でレースが再開されました。3位で再スタートし、終盤まで粘り強くバトルを繰り広げたハイマスでしたが、荒れていくトラックの中、最終的にはあと一歩のところで表彰台を逃しました。Phoenix Racing Hondaのカリン・パークが9位に入賞し、Quadlock Honda Racingのカーソン・マンフォードが11位でした。Storm Lake Honda Buddy Brooks Racingのヘンリー・ミラーとアイザイア・クラークがそれぞれ12位と15位、TiLube Hondaのトレバー・コリップが16位でフィニッシュしました。

450SXメインイベントでは、Quadlock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーが9位、シェーン・マケラスが11位でフィニッシュ。Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスは12位でレースを終えました。

NOTES

・ Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスは金曜日のメディアデーに参加し、インタビューを受けた後、250SXイーストのライダーたちと共にプラクティスセッションで難易度の高いトラックを走行する貴重な時間を過ごしました。

・ ジェット・ローレンスとハンター・ローレンス兄弟は手術からの回復中のため、引き続きレースを欠場しましたが、彼らはデイトナのイベントを訪れ、ファンとの交流やサイン会に参加したほか、週末を通してチームをサポートしました。ジェットはブロードキャスト用のインタビューにも出演しました。

・ 250SXイーストの予選では、Honda HRC Progressiveのチャンス・ハイマスが5位でHonda勢トップに。Quadlock Honda Racingのカーソン・マンフォードが9位、Storm Lake Honda Buddy Brooks Racingのヘンリー・ミラーが13位、Phoenix Racing Hondaのカリン・パークが15位、TiLube Hondaのライダー・フロイドが18位を記録しました。450SXの予選では、Quadlock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーがHonda勢最上位の8位。Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスが10位、Quadlock Honda Racingのシェーン・マケラスが12位、MCRのライアン・ブリースが18位を記録しました。

・ 250SXイーストのヒート2では、ハイマスが3位フィニッシュ。マンフォードが5位、パークが6位に入り、ミラーも9位で決勝進出を決めました。ラストチャンス予選(LCQ)では、TiLube Hondaのトレバー・コリップとStorm Lake Honda Buddy Brooks Racingのアイザイア・クラークがそれぞれ3位と4位でフィニッシュし、メインイベントへのスポットを獲得しました。

・ 450SXのヒート1では、マケラスがホールショットを決め、力強い走りで2位フィニッシュ。チームメイトのサヴァジーが3位、フェランディスが6位を獲得しました。

・ デイトナでは、若手ライダー育成カテゴリーのSMX Nextが開催され、メインレースにてSLR Hondaのアルヴィン・ヒランがHonda勢最高の4位フィニッシュを果たしました。Hondaサポートライダーのタイガー・ウッドが5位に続き、SLR Hondaのルーム・オールホフが7位、グレイソン・タウンゼントが12位。TiLube Hondaのブロック・ウォーカーは20位でレースを終えました。

・ Gold Wing 50周年を記念して、HondaのPRチームは、デイトナ・スーパークロスにジャーナリストたちを招待し特別イベントを開催しました。レース前の二日間に渡り、伝説的なツーリングバイク、Gold Wingの2025年モデルでアラバマ州のバーバー・モータースポーツ・パークからデイトナ・バイクウィークの開催地まで走行しました。レース当日は、Honda HRC Progressiveのピットエリアを訪れ、レースマシンを間近で見学。ジェット・ローレンスと交流した後、VIPエリアからレースを観戦しました。

・ デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのすぐ外に、Hondaが大規模な展示テントとデモエリアを設置しました。テント内にはGold Wingの歴史を記念するポップアップミュージアムが設けられ、デモエリアでは2025年モデルを含むオンロードモデルの試乗体験が可能に。試乗イベントはバイクウィーク最終日の日曜日まで開催予定です。

・ レース当日、Honda Powersportsが朝のニュース番組『Fox & Friends』で大きく取り上げられました。気象キャスターのアダム・クロッツがスピードウェイ外に設置されたHondaの展示エリアから生中継を行い、ジェット・ローレンスのCRF450Rにまたがりながら番組の予告を行うという一幕もありました。

・ 次戦、Honda HRC ProgressiveはAMA スーパークロス第9戦の開催地、インディアナポリスへ向かいます。本レースは今季初の250SXイースト・ウエスト ショーダウンとなり、ハイマスと下田丈が各地区を代表して出場します。


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Chance Hymas
Chance Hymas 10
Honda HRC Progressive
デイトナは良い方向へまた一歩前進できたレースでした。予選結果は少し良くなり、総合5位でした。トラックはかなり深い轍ができていてかなり過酷でしたが、バイクに乗っていてとても楽しかったです。ヒートレースは3位で、少しミスをしたものの悪くはありません。メインも同じで、スタートは良かったですが、全体的にもう少し改善する必要があります。表彰台まであと少しでしたが、残り2周のところでいくつかミスしてしまい、4位に落ちてしまいました。この調子でさらに仕上げて、インディアナポリスではトップ争いに加わって表彰台を狙いたいです。

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom -
Honda HRC Progressive
ここ数戦は寒いラウンドが続いていたので、フロリダの素晴らしい天気の中でレースができたのは良い気分でした。デイトナは毎年特に楽しみな試合です。歴史があるだけでなく、独自のスタイルのトラックがあるのも魅力です。チャンスの成長ぶりにはとても満足しています。表彰台に上がるのも時間の問題ではないでしょうか。次戦はインディアナポリスで250SXイースト・ウエストの両ライダーが揃うのを楽しみにしていますし、さらなる前進に期待しています。


250SX East Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Max ANSTIE

31

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

63

2

Tom VIALLE

1

Red Bull KTM Factory Racing

KTM

57

3

Chance HYMAS

10

Team Honda HRC

Honda

50

4

R.J. Hampshire

24

Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing

Husqvarna

49

5

Nate THRASHER

41

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

45

6

Seth HAMMAKER

56

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

43

8

Cullin PARK

59

Phoenix Racing Honda

Honda

39

9

Carson MUMFORD

60

Quadlock Honda Racing

Honda

37

10

Henry MILLER

55

Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing

Honda

33

15

Trevor COLIP

89

TiLUBE Honda

Honda

21

19

Lance KOBUSCH

195

SPR

Honda

8

21

Izaih CLARK

682

Storm Lake Honda Buddy Brooks Racing

Honda

8

22

Luke NEESE

125

Neese Racing

Honda

7


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