450SX OVERALL
AMA SX 2025
Round 7

下田丈、アーリントンでのトリプルクラウンで総合4位に

us AT&T Stadium
下田丈、アーリントンでのトリプルクラウンで総合4位に

・日本人ライダーの下田丈が250SXウエストで5-5-3の安定した成績を記録

・下田は怪我からの回復途上ながら、堅実な走りを披露

今週末、Honda HRC Progressiveはテキサス州アーリントンで開催されたAMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第7戦で、250SX ウエストに再び臨みました。今大会では今季2回目となるトリプルクラウンイベントが行われ、各クラスで3レースの激戦が繰り広げられました。指の怪我に依然として悩まされながらも、下田丈はこの晩を通じて安定した走りを見せました。最終レースでは3位入賞という好成績を収め、総合4位で大会を終えました。

CRF250RWEを駆る下田は、250SXウエストのレース1で好スタートを決めてホールショットを獲得し、レース序盤を牽引しました。レースの折り返し地点周辺のサンドセクションでミスを犯し7位まで後退するも、その後挽回し、5位でフィニッシュしました。続くレース2では安定した走りを披露し、ポジションを上げて再び5位でフィニッシュ。最終レースでは、この晩で最高のパフォーマンスを発揮し、トラックの状態が悪化する中で3位を勝ち取り、トリプルクラウンで総合4位を獲得しました。また、SLR Hondaのパーカー・ロスは総合14位、Phoenix Racing Hondaのギャビン・タワーズは総合17位で大会を終えました。

450SXクラスでは、Honda HRC Progressiveファクトリーライダーのジェット・ローレンスとハンター・ローレンス兄弟が欠場する中、有力なサテライトチーム勢がHondaの名を背負って奮闘しました。Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスは9-6-11の成績で総合8位を獲得し、Honda勢トップをマーク。Quadlock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーは総合10位(最高成績はレース2での8位入賞)、チームメイトのシェーン・マケラスは総合13位に入りました。

NOTES

・テキサス州グレープバインにある人気ディーラーDFW Honda Powerhouseは、Honda HRC Progressiveのピットエリアにポップアップブースを設置。CRF450R、CRF250R、CRF110Fを展示し、ファンや来場者と交流しました。

・ジェット・ローレンスとハンター・ローレンスは手術から回復中のため引き続き欠場となりましたが、ハンターはアーリントン大会に姿を見せ、チームメイトへのサポートやファンとの交流を行い、サイン会にも参加。また、放送用のインタビューにも応じました。Honda HRC Progressiveは代役ライダーの起用を検討中ですが、現時点では未定となっています。

・250SXウエストでは、Honda HRC Progressiveの下田丈が総合5位で予選を通過し、メインイベントへの直接進出を決めました。ラストチャンス予選では、SLR Hondaのパーカー・ロスとPhoenix Racing Hondaのギャビン・タワーズがそれぞれ3位と4位を記録し、メインイベントへの出場権を得ました。450SXクラスでは、Phoenix Racing Hondaのディラン・フェランディスが 8位、Quadlock Honda Racingのジョーイ・サヴァジーが9位、シェーン・マケラスが17位でそれぞれ予選を通過しました

・アーリントン大会はミリタリー・アプリシエーション・レースとして開催され、チームはThrottle Jockey製の特注グラフィックをバイクに施しました。このデザインは、第二次世界大戦に従軍した米陸軍の戦車指揮官で、グラフィックスポンサーThrottle Jockeyのロバート&マット・デイヴィス兄弟の祖父でもあるヴァージル・ルロイ・アーウィンへの敬意を表したものです。アーウィンは第638戦車駆逐大隊の一員として M18ヘルキャットを操縦していました。Honda HRC Progressiveは、従軍男性・女性たちへ敬意を払う姿勢の一環として、パープル・ハート章を受章した彼の勇敢さと献身を讃えました。

・次戦、Honda HRC Progressiveはデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるAMAスーパークロス第8戦に出場します。この大会は、デイトナ・バイクウィークのオープニングを飾ります。また、次戦では250SXイーストが再開され、チャンス・ハイマスが再び参戦する予定です。


Jo Shimoda
Jo Shimoda 30
Honda HRC Progressive
総合的に見て、指の回復が順調なのは嬉しいです。毎週末、パフォーマンスが向上しています。体調やスピードには特に不安はなく、まずは指をしっかり治すことが最優先だと思っています。ウエストクラスはまた1週間の休みに入るので、その間に回復が進むはずです。インディアナポリスでの大会が楽しみです。 

Lars Lindstrom
Lars Lindstrom -
Honda HRC Progressive
ここ2週間は、チームから出場するライダーが1人しかいないという、いつもとは異なる状況でしたが、それによってチームとして集中し直し、改善できる点に取り組む良い機会になりました。 


250SX West Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Haiden DEEGAN

38

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

109

2

Julien BEAUMER

23

Red Bull KTM Factory Racing

KTM

103

3

Cole DAVIES

100

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

87

4

Jo SHIMODA

30

Honda HRC Progressive

Honda

86

5

Jordon SMITH

19

Triumph Racing Factory Team

Triumph

85

6

Coty SCHOCK

37

Muc-Off/FXR/ClubMX Yamaha

Yamaha

85

12

Parker ROSS

302

SLR Honda

Honda

43

19

Gavin TOWERS

115

Phoenix Racing Honda

Honda

19

30

Noah VINEY

943

MCR Smartop Honda

Honda

4

34

Billy Laninovich

132

Billy Laninovich

Honda

1


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