450SX Main Event
AMA SX 2024
Round 17

Team Honda HRCが450SXで2連覇を達成

us Rice-Eccles Stadium
Team Honda HRCが450SXで2連覇を達成

・ ジェット・ローレンスが450SXルーキーシーズンを制し、AMAタイトルを7季連続で獲得
・ ハンター・ローレンスは450SXデビューイヤーを総合ランキング9位で終える
・ 250SX東西交流戦では下田が4位、ハイマス7位


5月11日(土)、AMAスーパークロス選手権(AMA-SX)の最終第17戦がソルトレイクシティのライス・エクルズ・スタジアムで行われ、ジェット・ローレンス(Team Honda HRC)が450SXタイトルを獲得し、HondaのAMA最高峰クラス4連覇が(2023年450SX/450MX/450SMXに続いて)達成されました。J.ローレンスはメインレースで7位にとどまりましたが、この堅実なリザルトは彼自身のAMAタイトル7連覇(21年250MX、22年250SXイースト/250MX、23年250SXウエスト/450MX/450SMX、24年450SX)を実現するために十分なものでした。

ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)は終日好調なライディングを披露していましたが、450SXメインレースの序盤で転倒を喫し、15位に終わりました。250SXの最終戦は東西交流戦(イースト・ウエスト・ショーダウン)として行われ、下田丈(Team Honda HRC)が4位、チャンス・ハイマス(Team Honda HRC)は7位でフィニッシュしました。

J.ローレンスは、ライバルのクーパー・ウェブ(ヤマハ)がこの最終戦で勝ったとしても、17位以上でフィニッシュすれば自身のタイトルが確定することを把握していました。メインレースの第1コーナーをクリアした時点で、J.ローレンスはウェブに続く7番手。H.ローレンスは3番手の好位置につけていましたが、勢いに乗って2番手に迫った時に他車からのアタックを受けてコース外に押し出されてしまいました。H.ローレンスは最後尾から再スタートを切り、15位でチェッカー。一方のJ.ローレンスは一時4番手まで浮上しましたが、危険なバトルをさける堅実な走行に切り替え、7位でフィニッシュしました。

250SXイースト・ウエスト・ショーダウンでは、下田が3番手と好スタートを切りましたが、ハイマスは19番手と出遅れました。下田は序盤のミスにより5番手まで下がりましたが、4周目から15周目まで4番手をキープした後、ジョードン・スミス(ヤマハ)を抜いて3番手に躍進。しかし最終ラップで逆転を許し、表彰台まであと一歩の4位でレースを終えました。一方、ハイマスは不運なスタートを乗り越え、集団の中を着実に這い上がり、最終的に7位フィニッシュと健闘しました。

NOTES

・ J.ローレンスは今季9勝目をマークできなかったものの、450SXメインレースでファステストラップタイムを記録しました。
・ 転戦を続けるAMAの「ダートバイク・サーカス」は、5月25日(土)にカリフォルニア州パラで開幕するAMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)シリーズに続きます。


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Jett Lawrence
Jett Lawrence 1
Team Honda HRC
チャンピオン獲得にとても興奮していますが、同時にスーパークロスシーズンを無事に終えられたことをありがたく思います。メインレース中はずっと「しくじるなよ」ということしか頭にありませんでした。とにかく、そこそこのスタートを切って、快適なペースで自分自身のレースを全うしたかったのです。長いシーズンだったような気もしますが、実際はあっという間でした。週明けにはもっと実感が湧いてくるでしょう。自分はもちろん、なによりチームのために優勝できてうれしいです

Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Team Honda HRC
ハードワークを続けてきたみんなへの究極のお礼であり、チームにとってもジェットにとっても素晴らしい夜でした。自身のライディングは終日良好でしたが、メインレースで接触があってからはただの練習になってしまいました。今はすべてをリセットして、AMA-MXの開幕に備えるだけです

Jo Shimoda
Jo Shimoda 30
Team Honda HRC
今年最後のスーパークロスを表彰台で締めくくりたかったのですが、いくつかミスをしてポジションを下げてしまいました。それでも、シリーズ最終戦を立派にまとめることができた感触があります。振り返ると、新しいチームとともに多くを学べたシーズンでした。ここで切り替えて、アウトドアシーズンの準備に戻ります

Chance Hymas
Chance Hymas 48
Team Honda HRC
スーパークロス最終戦はよかったです。計時予選では今年ベストの3番手でした。その後も順調でしたが、ヒートとメインレースでスタートに失敗し、序盤にいくつかミスをしてしまいました。それでも全体的に見れば、私にとって今年のベストレースでした。ここから先のアウトドアシーズンに自信を持って臨み、活路を見いだしたいと思います


250SX East Standings

Pos. Rider Num. Team Constr. Pts
1 Tom Vialle 16 Red Bull KTM Factory Racing KTM 172
2 Haiden Deegan 38 Monster Energy Yamaha Star Racing Yamaha 168
3 Coty Schock 69 Muc-Off/FXR/ClubMX Yamaha 132
4 Pierce Brown 39 Troy Lee Designs Red Bull Gas Gas GasGas 131
5 Max Anstie 37 FirePower Honda Racing Honda 125
6 Cameron Mcadoo 63 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki Kawasaki 120
8 Chance Hymas 48 FirePower Honda Racing Honda 116
11 Henry Miller 65 Tilube SLH Honda Racing Honda 83
19 Trevor COLIP 174 TiLube Honda Racing, TiLube Oil, Rival SuspensionE, SSR Honda 23
21 Ryder Floyd 296 Tilube SLH Honda Racing Honda 23
24 Luca MARSALISI 86 TiLube Honda Honda 14
27 Izaih CLARK 682 Lasting Impressions LLC
Honda 10
36 Tyler STEPEK 177 RRG Honda 3
37 Cullin PARK 58 Phoenix Racing Honda Honda 2

250SX West Standings

Pos. Rider Num. Team Constr. Pts
1 Rj HAMPSHIRE 24 Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing Husqvarna 208
2 Levi KITCHEN 47 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki Kawasaki 203
3 Jordon SMITH 31 Monster Energy Star Racing Yamaha Yamaha 185
4 Jo Shimoda 30 Team Honda HRC Honda 181
5 Nate Thrasher 57 Monster Energy Yamaha Star Racing Yamaha 123
6 Garrett MARCHBANKS 26 Muc-Off/FXR/ClubMX Yamaha 121
11 Carson MUMFORD 41 Smartop MotoConcepts Honda Honda 88
15 Mitchell OLDENBURG 55 Smartop MotoConcepts Honda Honda 67
27 Lance KOBUSCH 135 SPR racing Honda 9


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