450SX Main Event
AMA SX 2024
Round 5

デトロイトSXでジェット・ローレンスが今季2勝目 ランキング2位に浮上

us Ford Field
デトロイトSXでジェット・ローレンスが今季2勝目 ランキング2位に浮上

・ハンター・ローレンスは手堅く8位フィニッシュ
・チャンス・ハイマスは250SXイーストで表彰台争いを演じた末10位にとどまる


開幕戦アナハイム1における印象的な勝利をほうふつとさせるパフォーマンスで、ジェット・ローレンス(Team Honda HRC)がAMAスーパークロス選手権(AMA-SX)第5戦デトロイトを制しました。2024年シーズンは第4戦までカリフォルニア州内を転戦してきましたが、今大会は初めて州外に移動し、屋内スタジアムでのイベントとなりました。J.ローレンスはメインレースの全ラップをリードし、今季2勝目をマーク。この活躍は悪天候の影響を受けた2戦、トリプルクラウンに翻ろうされた1戦を含む、異例の3大会を経たあとの復活でした。20歳のオーストラリア人は、タイトル争いで首位からわずか1ポイント差のランキング2位に浮上しています。

450SXメインレースのストーリーは単純でした。CRF450RWEを駆るJ.ローレンスは、ホールショットを奪ったあと、後続を引き離して独走。何度か危ない場面もありましたが、それ以外はほぼ完ぺきなパフォーマンスを披露しました。最終的にJ.ローレンスは、2位に4.740秒差をつけて優勝。一方、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)は安定したペースを保って、ほとんどの周回で7~8番手を走行し、ディラン・フェランディス(Phoenix Racing Honda)に次ぐ8位でチェッカーを受けました。

デトロイトSXは250SXイーストシリーズの開幕戦で、チャンス・ハイマス(Team Honda HRC)にとっては24年の初レースになりました。アイダホ州出身のハイマスは、レース前の平日に練習で転倒し、昨年負傷したヒザを再び痛めてしまいました。それでも彼はデトロイトSXに出場し、ヒートレースでは力強い走りをみせましたが、ケガを悪化させてしまい治療を受けました。その後、ハイマスはCRF250Rを駆りメインレースに出走。見事なホールショットを取ると、序盤は2番手に定着し、レース全体でのファステストラップを記録しました。21周(15分+1周)中の13周目、マックス・アンスティ(Fire Power Honda)に抜かれ、数周後には4番手に後退。残念ながら終盤のクラッシュにより、フィニッシュでは10位にとどまりました。アンスティは2位入賞。ヘンリー・ミラー(TiLube Honda)は7位でした。

NOTES

デトロイトはフォード・フィールドのパーキングエリアが狭いため、ファンフェスト(パドック見学)が実施されない珍しいラウンドです。チームスタッフは寒さから逃れるため、トレーラー内や屋内のピットエリアで整備作業をしました。

・デトロイトではプログラムが前倒しされ、最初のレースは15時にスタート。また、予選ヒートは450SX→250SX、メインレースは250SX→450SXという順の変則的タイムスケジュールが適用されました。

・コンパクトなコースレイアウトなので、ラップタイムが短く、周回数が多くなりました。午前中に行われた計時予選では、J.ローレンスが最初のセッションで43.190秒を記録し、450SXの総合でポールポジションを獲得。H.ローレンスは8番手タイムでした。ハイマスは250SXイーストで6番手、アンスティは見事2番手となるベストタイムを刻みました。

・450SXヒート1では、H.ローレンスがCRF450RWEで好スタートを切り、最終的にはフェランディスに3ポジション差をつけて4番手でフィニッシュしました。その後ヒート2では、J.ローレンスがホールショットを取り、ジェイソン・アンダーソン(カワサキ)に先行を許したあと、3周目からフィニッシュまでリーダーとなり、キャリア初のプレミアクラスのヒート勝利を収めました。

・250SXヒート1では、ハイマスが序盤からリードを奪いました。しかし、足を軽く着いた際にヒザのケガを悪化させ、ペースを落として4番手にとどまりました。

・J.ローレンスの勝利により、Hondaはデトロイト(ポンティアックを含む)における最高峰クラスで21勝目を記録しました。次点はヤマハの20勝。J.ローレンスは、デイビー・ミルサップス、イーライ・トマック、チェイス・セクストンなど、フォード・フィールドのプレミアクラスで優勝したレッドライダーのリストに仲間入りを果たしました。

・J.ローレンスは、450SXポイントランキングで4位から2位に浮上し、リーダーのチェイス・セクストン(KTM)にわずか1点差と迫っています。H.ローレンスは一つ順位を上げて10位につけています。

・次戦の250SXはウエスト地区に戻り、アリゾナ州グレンデールでのラウンドには下田丈(Team Honda HRC)が出場します。その翌週には、レースのない週末が控えています。


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Jett Lawrence
Jett Lawrence 18
Team Honda HRC
この2~3週間、ライディングに関して荒れた状態が続いていたので、表彰台のセンターに戻ってくることができて本当にいい気分です。ここに来るまでは勝ちたい気持ちが強すぎて、メンタル的なミスをしたり、状況判断を誤ったりしていました。今回のレースではうまくリセットできて、スタートを決めてハイペースで逃げるという自分のスタイルを取り戻せました

Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Team Honda HRC
いい週末だったし、また一歩前進できました。 我々はポジティブなことを、現時点で可能な限り取り入れようとしています。8位は望んでいる成績ではありませんが、努力して毎週改善を積み重ねていくつもりです。今夜はチームにとって、ジェットの勝利がすばらしい成果になりました

Chance Hymas
Chance Hymas 48
Team Honda HRC
今日は上出来でした。ポジティブな収穫をたくさん持ち帰ることができたし、一方で取り組むべきネガティブな課題もいくつかありました。久しぶりにゲートに並び、ライバルたちとレースができたので最高です。次戦のアーリントン(250SXイースト第2戦)に向けて積み上げるべきものが、私にはしっかりと見えています


250SX East Standings

Pos. Rider Num. Team Constr. Pts
1 Austin Forkner 64 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki Kawasaki 25
2 Max Anstie 37 FirePower Honda Racing Honda 22
3 Daxton Bennick 59 Monster Energy Star Racing Yamaha Yamaha 20
4 Coty Schock 69 Muc-Off/FXR/ClubMX Yamaha 18
5 Pierce Brown 39 Troy Lee Designs Red Bull Gas Gas GASGAS 17
6 Jalek Swoll 33 Triumph Factory Racing Triumph 16
7 Henry Miller 65 TiLube Honda Honda 15
10 Chance Hymas 48 Team Honda HRC Honda 12
11 Trevor Colip 174 TiLube Honda Racing, TiLube Oil, Rival SuspensionE, SSR Honda 11
12 Luca Marsalisi 86 Ti Lube Honda Honda 10
20 Cullin Park 58 Phoenix Racing Honda Honda 2


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