450SX Main Event
AMA SX 2024
Round 13

ジェット・ローレンスがフォックスボロSXで総合首位を死守

us Gillette Stadium
ジェット・ローレンスがフォックスボロSXで総合首位を死守

・ ハンター・ローレンスは7位でフィニッシュ
・ チャンス・ハイマスは250SXイーストでキャリア初のヒートウイン


レースのないウイークエンドを経て、4月13日(土)にAMAスーパークロス選手権(AMA-SX)が再開。マサチューセッツ州フォックスボロにて第13戦が行われました。Team Honda HRCのライダーたちはいい走りをみせましたが、メインレースではスタートがあまりうまく決まらず苦戦を強いられました。450SXのジェット・ローレンス(Team Honda HRC)は5位、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)は7位でフィニッシュ。250SXイーストに出場したチャンス・ハイマス(Team Honda HRC)はオープニング早々のヒートレースでキャリア初勝利を収めたものの、メインレースでは12位にとどまりました。  

ローレンス兄弟は、450SXメインレースの第1コーナーで集団にのみ込まれ、立ち上がりではH.ローレンスが10番手、J.ローレンスは14番手と出遅れました。しかしその後持ち直して、1周目をクリアした時点で、各々7番手と12番手に浮上。それからJ.ローレンスは5周目に10番手、12周目には5番手と順調にポジションアップをしました。最終的にはフィニッシュラインで4位に並んだものの、残念ながらわずか0.205秒の差で5位となりました。

250SXのメインレースでは、ハイマスが11番手で第1コーナーを立ち上がりましたが、1周目のコントロールラインでは16番手に。6周目にはトップ10まで追い上げたものの、数周後に再び後退してしまいます。惜しくも結果は12位でしたが、チーム全員が次週での巻き返しに燃えるリザルトになりました。

NOTES

・ 昼間に実施された計時予選では、J.ローレンスが450SX3番手、H.ローレンスが6番手でした。250SXでは、マックス・アンスティ(FirePower Honda Racing)が、ポールポジションを獲得しました。
・ ハイマスは250SXヒート1でホールショットを奪い、CRF250Rを駆って最後までリードしました。アイダホ出身のハイマスにとって、キャリア初のヒートウインでした。250SXヒート2では、アンスティがスタートトゥフィニッシュを飾り、Hondaによる両ヒート制覇に貢献しました。
・ 450SXヒート1では、H.ローレンスが序盤に4番手からポジションを上げ、2番手チェッカーで決勝に駒を進めました。450SXヒート2では、J.ローレンスがスタート3番手からアタックし、終盤にトップの座を仕留めました。
・ 今大会におけるJ.ローレンスのメインレース5位は450SXの総合チャンピオン争いで少々足踏みする結果になりました。総合ランキングでは、今大会の勝者クーパー・ウェブ(ヤマハ)に261ポイントで並ばれ、2人が同点首位です。
・ 次戦は来週土曜日のナッシュビルSXですが、250SXではイースト・ウエスト・ショーダウンが行われます。東西のライダーによる混走フォーマットなので、ハイマスと下田丈(Team Honda HRC)が顔を合わせます。


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Jett Lawrence
Jett Lawrence 1
Team Honda HRC
今週末は私たちの思い描いていたものからほど遠い結果になりました。マシンの感触はすばらしく、ライディングも非常によかったのですが、それをスタートにつなげられませんでした。ゲートからの飛び出しはうまく決まったものの、6メートルほど先の硬いスポットで滑ってしまいました。残念ながらこのクラスでは好スタートが決まらないとゲームオーバーです。今週末はトップに立てそうだったので残念でなりません。切り替えて次に行きましょう

Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Team Honda HRC
データ収集に関しては上出来でしたが、ベストコンディションではなかったこともあり少し残念な結果に終わった週末でした。ただ、いくつかラップを記録して多くの経験を積んだので、その点ではポジティブです。もっと好機をつかむために、スタートに関してやれる余地がまだあると考えています。次のナッシュビルではばん回したいです

Chance Hymas
Chance Hymas 48
Team Honda HRC
アップダウンの激しい夜でした。ヒートレースで初勝利をゲットしたところまでは、自分のやり方が正しいと証明できたのですが、メインレースではうまく実行できませんでした。スタートでぶつけられたのですが、あれだけ出遅れてしまうと必要な追い抜きが難しくなります。今日のポジティブな収穫を持ち帰って、ナッシュビルでの反撃につなげたいと思います。初めてヒートレースで勝てたことは、大きなモチベーションになります


250SX East Standings

Pos. Rider Num. Team Constr. Pts
1 Cameron MCADOO 63 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki Kawasaki 120
2 Tom VIALLE 16 Red Bull KTM Factory Racing KTM 116
3 Haiden DEEGAN 38 Monster Energy Star Racing Yamaha Yamaha 107
4 Pierce BROWN 39 Troy Lee Designs Red Bull Gas Gas GASGAS 105
5 Coty SCHOCK 69 Muc-Off/FXR/ClubMX Yamaha 95
6 Daxton BENNICK 59 Monster Energy Star Racing Yamaha Yamaha 86
7 Max ANSTIE 37 FirePower Honda Racing Honda 79
10 Chance HYMAS 48 Team Honda HRC Honda 70
11 Henry MILLER 65 Tilube SLH Honda Racing Honda 70
19 Trevor COLIP 174 TiLube Honda Racing, TiLube Oil, Rival SuspensionE, SSR Honda 23
21 Ryder FLOYD 296 TiLube Honda Honda 16
23 Luca MARSALISI 86 TiLube Honda Honda 14
25 Izaih CLARK 682 Lasting Impressions LLC
Honda 10
34 Tyler STEPEK 177 RRG Honda 3
36 Cullin PARK 58 Phoenix Racing Honda Honda 2

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レポート公開日
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