450SX Main Event
AMA SX 2023
Round 15

ナッシュビルSXでTeam Honda HRCがダブルウィンを達成。ハンター・ローレンスが初のタイトル獲得

us Nissan Stadium
ナッシュビルSXでTeam Honda HRCがダブルウィンを達成。ハンター・ローレンスが初のタイトル獲得

・ Team Honda HRCがダブルウイン達成

・ ハンター・ローレンスが7勝目を挙げ250SXイーストチャンピオンに輝く

・ セクストンが優勝し450SXタイトル争いで2番手に浮上

・ ニコルズが450SXで自己ベストの4位入賞

Team Honda HRCは、ナッシュビルSXで今季3度目となる両クラス優勝を達成しましたが、これまでの2回よりもすばらしい勝利でした。チェイス・セクストン(Team Honda HRC)が450SX、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)が250SXイーストの決勝レースを制したのみならず、ローレンスが最終戦を待たずに初のAMAチャンピオンシップを獲得したからです。さらにコルト・ニコルズ(Team Honda HRC)は、450SXクラスで自己ベストとなる4位に入賞しました。

450SXのメインレースで、スタート5番手につけたセクストンは、1周目のコントロールラインを3番手でクリアしました。3周目を消化するまでに、フープスでジャスティン・ヒル(KTM)をパスすると、タイトル争いのライバルであるイーライ・トマック(ヤマハ)に狙いを定めました。徐々に間隔を詰めると、ちょうどレースの折り返し地点をすぎた頃に仕掛け、トップに浮上。後半はさらに荒れた路面を完ぺきに走りきったセクストンが、14.5秒差をつけて優勝しました。一方ニコルズは、好スタートからいったん後退しましたが、4位までばん回してチェッカーを受けました。

250SXイーストのメインレースでは、CRF250Rを駆るローレンスがホールショットを取りましたが、すぐジョーダン・スミス(ヤマハ)に先行を許しました。辛抱強くチャンスを待ったローレンスは、6周目にオーバーテイキングを敢行し、レースリーダーとなりました。ドライで滑りやすく、テクニカルになった路面状況で見事なライン取りを駆使して独走。ローレンスは3.9秒リードで優勝し、家族とチームで初タイトルの喜びを分かち合いました。

NOTES

ナッシュビルSXでは、通常より早いタイムスケジュールが採用されました。Team Honda HRCは早朝5時40分にホテルを出発し、7時から始まるプラクティスに備えました。金曜のメディアデーでは前日までの降雨でウエットになったコースを守るため、走行セッションがキャンセルされていました。土曜午前の計時予選では、いつものようにTeam Honda HRC勢が好タイムを記録。セクストンとローレンスがベストラップを出して、各クラスの首位を占めました。

250SX予選ヒート2に出走したローレンスは、他のHonda勢2台に先行された1コーナーでは3番手でしたが、1周目にトップに立つと前戦の勝者であるマックス・アンスティ(Fire Power Honda)に2秒差を付け、トップチェッカーを受けました。

450SX予選ヒート2では、セクストンがスタートに失敗して出遅れましたが、1周目で3番手に浮上。6周目にケン・ロクスン(スズキ)をパスしたセクストンは、2位でフィニッシュしました。

セクストンの優勝は、今シーズン4勝目、キャリア5勝目。ローレンスの優勝は、今季9レース中7勝目、キャリア12勝目でした。

この先、Team Honda HRCは西へ移動し、ラスト2戦に臨みます。デンバーでは、現在39ポイントリードしているジェット・ローレンス(Team Honda HRC)が、最終戦を残して250SXウエストチャンピオンになる可能性があります。一方セクストンは、ナッシュビルでの優勝とクーパー・ウェブ(KTM)の脱落によって、450SXランキング2位に浮上。首位トマックとの18ポイント差を縮めるため、連勝を目指してデンバーSXに臨みます。


Chase Sexton
Chase Sexton 23
Team Honda HRC
こういうコースでは、レース運びに細心の注意を払い、すべてに自信を持ってアプローチしなければなりません。特に最後の何周かになると、コースがすごく荒れて危なくなったので、集中力を保つことが大事でした。AMAプロモトクロスに備え、アウトドアでのテストが始まっていますが、それは新鮮な空気を呼吸するようなもので、荒れた路面への対応などに自信が付いたようです。残り2戦となりましたが、できればもっと勝って勢いを増し続けていきたいと思います

Colt Nichols
Colt Nichols 45
Team Honda HRC
このところの数週間と比べると、ナッシュビルは私に寛大でした。今日の始まり方はそれほど順調ではなく、クオリファイはいま一つだったのですが、チームがセッティングを変えてくれたので快適になりました。メインレースでは好スタートが決まり、さらに他のライダーのミスにも助けられました。とにかくスムーズに手堅く走り、今季のベストフィニッシュをゲットしました。我々にとって非常にいい週末だったし、ハッピーな気分で帰途につけます

Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Team Honda HRC
子どもの頃は夢にも思っていませんでした。こんなことが実現できるなんて知らなかったのです。オーストラリアではスーパークロスがここまで盛んではなく、そこでキャリアを築くような人生設計はなかなかできません。おもしろいことに、2020年にはこの同じ州(テネシー州ロレッタリンAMAプロモトクロス第1~2戦)で、真剣に引退を考えていたのです。何度も倒されては負傷してばかりだったから、もう普通の仕事をしながら弟のジェットをサポートする側に回った方がいいだろうと。かつて最も落ち込んでいた場所と初タイトルを獲った場所がこんなに近いなんて、これは間違いなくご褒美と言えるでしょう。このチャンピオンシップは特別なもので、これから同じグループでもっと量産していきたいと思います


250SX East Standings

Pos. Rider Num. Team Constr. Pts
1 Hunter Lawrence 96 Team Honda HRC Honda 224
2 Haiden Deegan 238 Monster Energy Yamaha Star Racing Honda 168
3 Max Anstie 63 Fire Power Honda Honda 166
4 Jordon Smith 58 Monster Energy Yamaha Star Racing Yamaha 141
5 Chris Blose 57 Monster Energy Pro Circuit Kawasaki Kawasaki 132
6 Jeremy Martin 6 Muc-Off FXR ClubMX Yamaha 128
9 Cullin Park 67 Phoenix Racing Honda Honda 109
10 Coty Schock 285 Phoenix Racing Honda Honda 89
11 Henry Miller 66 Ti-Lube, Storm Lake Honda, Innovation Concrete Inc, Rangeline Honda 86
12 Jace Owen 62 Phoenix Racing Honda Honda 76
14 Jeremy Hand 91 Valley Ford Truck, Dean Hushon Insulation, Wiseco, SKDA, 6D Honda 62
15 Chance Hymas 832 Team Honda HRC Honda 60
17 Michael Hicks 460 TDMX Graphics Honda 55
18 Caden Braswell 243 Phoenix Racing Honda Honda 52
20 Luke Neese 125 Red Research Group, Honda of Lynchburg Honda 44
24 A J Catanzaro 330 The Moto Academy, Honda Honda 28
26 Gage Linville 602 Fire Power Honda Honda 14
32 Lance Kobusch 95 STR, 100%, Dunlop, Canvas Honda 3
34 Jace Kessler 511 Onlyfans, Kessler Concrete, ATeam Honda Honda 2


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