アメリカ山岳部時間に属する当地では、テレビの生放送を東部時間に合わせるため、タイムスケジュールが2時間ほど早められました。概略としてはプラクティスが午前9時から午後3時まで、レースは5時から8時までというもので、決勝は薄暮のもとで行われました。
正午から始まった計時予選では、チェイス・セクストン(Team Honda HRC)が47秒282で6位、ケン・ロクスン(Team Honda HRC)は47秒284で7位につけました。セクストンは2本目のセッション中、連続ジャンプで前転を喫しましたが、予選ヒート1では2位通過。ヒート2に組み分けされたロクスンは、3位に入り決勝のグリッドを得ました。
20分+1周のメインレースでは、ロクスンが見事なスタートダッシュを決め、ホールショットを取りました。背後にマービン・ムスキャン(KTM)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)、クーパー・ウェブ(KTM)、マルコム・スチュワート(ヤマハ)、そしてセクストンが続き、トップグループを形成しました。
序盤から飛ばすロクスンは、3周目に47秒851というベストラップを記録。6周目にはムスキャンを3秒以上突き放し、セーフティリードを確保しました。ところが中盤に差しかかると周遅れの出現もあって、10周を過ぎる辺りからライン取りを変えたロクスンのペースが鈍りだします。これがムスキャンの接近を許し、1秒強まで詰め寄られることになりました。そして迎えた15周目、ロクスンはコーナー出口で転倒し、5番手までポジションを落としてしまいました。
終盤になると、セクストンとロクスンにディラン・フェランディス(ヤマハ)を交え、三つ巴の接戦が繰り広げられましたが、レースは25周でチェッカー。セクストンが5位、ロクスンは6位でフィニッシュしました。
Chase Sexton
23
Team Honda HRC このソルトレイクシティ1は、最初から波乱含みでした。予選のビッグクラッシュは、レースに出られなくなってもおかしくないほどひどいものでした。あの転倒で痛めたのは、かかと、左肩、右の尻でしたが、ケアを受けてなんとか出走できるレベルまで回復しました。ヒートでは後方から追い上げて、とてもいいレースができました。メインレースではあまり好スタートが切れなかったのですが、ヒートレースのようにポジションアップを試みました。乗れていたと思うのですが、なぜか残り5分となった辺りで勢いを失い、フェランディスに抜かれてしまったのです。レースに出られないこともあり得たので、5位フィニッシュは上々です。今回の成果は次のレースへの基礎となるので、あとはさらに上を目指すだけです
このソルトレイクシティ1は、最初から波乱含みでした。予選のビッグクラッシュは、レースに出られなくなってもおかしくないほどひどいものでした。あの転倒で痛めたのは、かかと、左肩、右の尻でしたが、ケアを受けてなんとか出走できるレベルまで回復しました。ヒートでは後方から追い上げて、とてもいいレースができました。メインレースではあまり好スタートが切れなかったのですが、ヒートレースのようにポジションアップを試みました。乗れていたと思うのですが、なぜか残り5分となった辺りで勢いを失い、フェランディスに抜かれてしまったのです。レースに出られないこともあり得たので、5位フィニッシュは上々です。今回の成果は次のレースへの基礎となるので、あとはさらに上を目指すだけです
Ken Roczen
94
Team Honda HRC またしても、残念でなりません。メインレースではホールショットを取って、リードを広げていたのですが、フープス手前のコーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまいました。6番手まで後退してフィニッシュしました。なんと言えばいいのかわかりません。正直、ついていなかったというか…。このところ転倒が多いのですが、全く自分らしくないことです。チームと一緒に最上段に立とうと努力しているのですが、どうもうまくいかなかったようなので、来週に期待したいと思います
またしても、残念でなりません。メインレースではホールショットを取って、リードを広げていたのですが、フープス手前のコーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまいました。6番手まで後退してフィニッシュしました。なんと言えばいいのかわかりません。正直、ついていなかったというか…。このところ転倒が多いのですが、全く自分らしくないことです。チームと一緒に最上段に立とうと努力しているのですが、どうもうまくいかなかったようなので、来週に期待したいと思います