・450MXではハンター・ローレンスが総合4位(3-6)

・シーズンの総合ランキングではH.ローレンスが450MXで2位、ハイマスが250MXで4位に

8月24日(土)、インディアナ州クロフォーズビルのアイアンマン・レースウェイでAMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)第11戦が行われ、長くて熱かった2024年アウトドアシリーズが閉幕しました。Team Honda HRCは昨年獲得した2つのタイトルを防衛できませんでしたが、シーズンを通して力強く戦いました。この最終戦では、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)が450MXで大会総合4位(3-6)に入り、同クラスの総合ランキング2位でシーズンを終了。この成績は、最高峰クラス初年度としてはすばらしいものでしょう。250MXでは、チャンス・ハイマス(Team Honda HRC)が大会総合2位(6-2)の表彰台に上がり、シーズンの総合ランキング4位に躍進しました。戦列を離れているジェット・ローレンス(Team Honda HRC)と下田丈(Team Honda HRC)は、2週間後に迫った3戦のプレーオフ、AMAスーパーモトクロス(AMA-SMX)で復帰予定です。

450MXモト1では、H.ローレンスが2番手スタートから1周目のうちにトップに出ました。その後、アーロン・プレシンガー(KTM)とチェイス・セクストン(KTM)にオーバーテイクされ3位でフィニッシュ。モト2では、スタート直後3番手から一時はトップに出ましたが、その後にポジションを落として6位でゴールし、大会総合4位になりました。

250MXモト1では、ホールショットラインを4番手で通過したハイマスがクイックな動きをみせて、1周目で早くも2番手に浮上。レースの折り返し点あたりまでトム・ヴィアレ(KTM)を追走しましたが、その後数人に抜かれて6位フィニッシュにとどまりました。モト2でもハイマスは第1コーナーを4番手でクリアした後、ヴィアレに次ぐ2番手につけました。4周目にヘイデン・ディーガン(ヤマハ)に先行を許したものの、ハイマスは残り6周のところでヴィアレを攻略して2位でゴール。大会総合2位を獲得しました。

NOTES

・H.ローレンスとハイマスは、先月に行われたCRF450Rの2025年モデル発表会でこのコースを走る機会を得ていました。
・今大会には、Team Honda HRCのスポンサーを長年務めてきたスロットルジョッキーの共同オーナー、マット・デイビスが出席しました。スロットルジョッキーの拠点は、アイアンマン・レースウェイの北東70マイルほどのインディアナ州ココモにあります。
・Team Honda HRCは、2024年の450MXタイトルを獲得したKTMとセクストン選手に心からのお祝いを申し上げます。
・2024年のAMA-MXが終了した今、Team Honda HRCはスーパーモトクロスシリーズの準備に取りかかっています。この3戦のプレーオフシリーズは、ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイで9月7日(土)に始まります。

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