ハンター・ローレンスがバッズクリークで総合2位(1-2)フィニッシュ
・2025年型CRF450RはH.ローレンスによって4レース中2勝をマーク
・250MXではハイマスが総合4位(8-2)に入賞
8月17日(土)、AMAプロモトクロス選手権(AMA-MX)第10戦がメリーランド州メカニクスビルのバッズクリーク・モトクロス・パークで開催され、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)が前戦に続いて総合2位(1-2)を獲得しました。H.ローレンスにとっては450MXにおける初の総合優勝まであと一歩というところでしたが、その達成も時間の問題であることを証明するパフォーマンスでした。250MXでは、チャンス・ハイマス(Team Honda HRC)が総合4位(8-2)にランクイン。モト1の最終ラップでのミスがなければ、表彰台に上がっていたことでしょう。
450MXモト1では、2025年型CRF450Rに乗るH.ローレンスがホールショットを取りました。ジャスティン・クーパー(ヤマハ)との接触で一時はリーダーの座を失ったものの、すぐに2番手に浮上し、4周目にはアーロン・プレシンガー(KTM)を抜いてトップに復帰。そこから先はポジションを譲ることなく、7秒リードの独走優勝を果たしました。
モト2では、再びH.ローレンスがホールショットを奪い、レースの大半でリーダーを務めました。残り5周でチェイス・セクストン(KTM)にパスされたものの、2位でフィニッシュしたH.ローレンス(1-2)は、セクストン(2-1)と同ポイントの総合2位を獲得しました。
250MXモト1では、第1コーナーで多重クラッシュが発生しましたが、ハイマスはイン側のライン取りによって混乱を避け、6番手で立ち上がりました。1周目には4番手、6周目には3番手に浮上し、残り5周の時点で2番手まで躍進しましたが、最終ラップで不運な転倒を喫し、8位でチェッカーフラッグを受けました。
モト2では、8番手スタートから1周目2番手に浮上しました。終始リーバイ・キッチン(カワサキ)にプレッシャーをかけてモトウインを狙いましたが、最終的には2位にとどまり、総合4位(8-2)となりました。
NOTES
・前戦で鎖骨を骨折した下田丈、親指の負傷から回復中のジェット・ローレンスを欠くTeam Honda HRCは、H.ローレンスとハイマスの2人だけが今大会に出場しました。
・H.ローレンスは450MXの計時予選で2番手タイムを記録、ハイマスは250MXで7番手でした。
・American HondaとTeam Honda HRC一同より、ヤマハとMonster Energy Yamaha Star Racingの皆さまへ、バッズクリークでのヘイデン・ディーガン選手(ヤマハ)の250タイトル獲得に際し祝福の言葉を贈ります。
・ハイマスはモト2でファステストラップを記録しました。
・Team Honda HRCの次のラウンドは、24日(土)にインディアナポリス郊外のクロフォーズビルで開催されるAMA-MX最終戦です。
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250MX Standings
Pos. | Rider | Num. | Team | Constr. | Pts |
---|---|---|---|---|---|
1 | Haiden Deegan | 38 | Monster Energy Yamaha Star Racing | Yamaha | 445 |
2 | Levi Kitchen | 47 | Monster Energy Pro Circuit Kawasaki | Kawasaki | 383 |
3 | Tom Vialle | 16 | Red Bull KTM Factory Racing | KTM | 369 |
4 | Chance Hymas | 48 | Team Honda HRC | Honda | 311 |
5 | Jo SHIMODA | 30 | Team Honda HRC | Honda | 289 |
6 | Ty MASTERPOOL | 29 | Monster Energy Pro Circuit Kawasaki | Kawasaki | 283 |
31 | Parker Ross | 302 | SLR Honda | Honda | 9 |
36 | Jake Cannon | 359 | Mobile X Firepower Honda | Honda | 4 |