450MX Moto2
AMA MX 2024
Round 7

ハンター・ローレンスが総合2位を獲得

us Spring Creek MX Park
ハンター・ローレンスが総合2位を獲得

・スプリングクリークでハンター・ローレンスが総合2位(2-2)
・250MXモト2ではチャンス・ハイマスと下田丈にアクシデント


7月14日(土)、ミネソタ州ミルビルのスプリングクリークMXパークで、AMAプロモトクロス(AMA-MX)第7戦が開催されました。うだるような蒸し暑さに見舞われましたが、ハンター・ローレンス(Team Honda HRC)が450MXで総合2位(2-2)に入賞し、開幕戦からの連続ポディウム登壇記録を更新しました。一方、250MXではTeam Honda HRCのチャンス・ハイマスと下田丈が、モト1で力強い走りを披露しましたが、続くモト2では第1コーナーで発生したアクシデントにより、マシン、身体、ポイントのすべてに痛手を受けました。

450MXモト1では、CRF450RWEを駆るH.ローレンスが今季5度目のホールショットを取り、レース前半をリードしました。その後チェイス・セクストン(KTM)に先行されたものの、堅実に走りきり2位を獲得。ディラン・フェランディス(Phoenix Racing Honda)は6位でゴールしました。続くモト2では、1周目を2番手でクリアしたH.ローレンスが、レース中盤にジャスティン・クーパー(ヤマハ)を抜いて3周トップを走りました。しかし、最終的にはセクストンにポジションを奪われ、H.ローレンスは2位に。フェランディスは再び6位でフィニッシュしました。

250MXモト1では、1周目をクリアして下田が6番手、ハイマスが7番手でした。2人はすぐにポジションを上げ、下田はレース中盤の猛追撃によって2番手まで浮上し、トップ争いを演じました。しかし、最後の2周で2人の選手に抜かれた下田は4位でフィニッシュし、続いてハイマスが5位に入りました。モト2は雷雨警報を受けてスタートが遅延。さらに大雨で滑りやすくなった第1コーナーで、多重クラッシュが発生してしまいます。このアクシデントに巻き込まれた下田は、フロントブレーキローターを曲げてしまい、ホイール交換のためにピットインを余儀なくされました。ハイマスは好スタートを切ったものの、第1コーナーで他車との接触により足を負傷し、痛みによりレースを断念しました。周回遅れとなった下田は数周走行しましたが、チームがポイント獲得不能と判断してリタイアしました。

NOTES

・レッドバッドとスプリングクリークの間の平日に、インディアナポリス郊外のアイアンマンレースウェイで、CRF450Rの2025年モデル発表会が催されました。Team Honda HRCからは、ローレンス兄弟、ハイマス、ラーズ・リンドストロム監督と数人のスタッフが出席。H.ローレンスとハイマスは、ニューモデルに試乗しました。
・発表会の後、J.ローレンスは練習コースのあるフロリダの自宅には戻らず、南カリフォルニアへ移動しました。負傷した親指のリハビリのため、そこで数週間を過ごす予定です。
・水曜日、H.ローレンス、ハイマス、リンドストロム監督は、インディアナポリスのHRC USにあるドライビングシミュレーターを体験しました。Hondaがサポートするインディカードライバーは、レースに備えてこのハイテク施設を定期的に利用しています。
・H.ローレンスのメカニックのキャメロン・キャメラは負傷中のため、本来はJ.ローレンスのメカニックを担当しているクリスチャン・ドゥシャームが、2週連続で代役を務めました。
・H.ローレンスは、450MXモト1でファステストラップタイムをマークしました。彼は、今季の450MX全戦でポディウムに登壇している唯一のライダーです。
・H.ローレンスは、450MXのタイトル争いにおいて、セクストンから13点ビハインドの総合ランキング2位をキープしています。250MXでは、今大会のモト2でのアクシデントがTeam Honda HRCにとってブレーキとなり、ハイマスが総合ランキング4位、下田は総合ランキング5位に後退しています。


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Hunter Lawrence
Hunter Lawrence 96
Team Honda HRC
 今日の仕事は大変でした。すごく疲れたし、痛みと闘わなければなりませんでした。これからも必死に練習を続けて準備するだけです 

Jo Shimoda
Jo Shimoda 30
Team Honda HRC
モト1はかなりよかったです。次々とパッシングがうまく決まったのですが、周回遅れの選手たちを処理する際に判断を間違えました。モト2は残念ながら好成績からほど遠い結果ですが、それがレースというもので、なにが起きても不思議ではありません。今回のことは過去のものとして、次の週末に臨みます

Chance Hymas
Chance Hymas 48
Team Honda HRC
ミルビルでの結果は、理想的なものではありませんでした。モト1では5位でしたが、トップライダーのペースには少し届きませんでした。モト2ではスタートで足を轢かれ、そこでレースが終わってしまいました。幸い骨折はしていなかったのですが、足が風船のように腫れています。来週は具合を見ながら、ワシューガルまでに治したいと思います


250MX Standings

Pos.

Rider

Num.

Team

Constr.

Pts

1

Haiden Deegan

38

Monster Energy Yamaha Star Racing

Yamaha

314

2

Levi Kitchen

47

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

263

3

Tom Vialle

16

Red Bull KTM Factory Racing

KTM

260

4

Chance Hymas

48

Team Honda HRC

Honda

251

5

Jo SHIMODA

30

Team Honda HRC

Honda

231

6

Ty MASTERPOOL

29

Monster Energy Pro Circuit Kawasaki

Kawasaki

214

32

Jake Cannon

359

Mobile X Firepower Honda

Honda

4


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レポート公開日
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